2018年1月

2018年01月27日 (土)

0時に近づいてしまった・・・

 

1月28日(日)の「せかいま」で取り上げるのは、エルサレムを巡る問題です。

去年、アメリカのトランプ大統領が、エルサレムをイスラエルの首都と認定し、

大使館もそこに移すと発表しましたね。さらに今週、ペンス副大統領がイスラエルを

訪れて、移転の期限を「来年度末までに」と明確にしました。

これに対して、パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長は反発しています。

この問題、そもそもどうしてアメリカは大使館の移転にそんなにこだわるのか?

パレスチナ側がそれに反発する歴史的な背景は?など、いざ考えてみると分からない事も多くて、本当に複雑ですよね・・・。

そこで、今回は基礎の基礎から丁寧にお伝えしますよ!

 

さて、ペンス副大統領のイスラエル訪問とは別に、今週気になったニュースをもう1つ。

先月(12月)、ノーベル平和賞についてお伝えしたときに「終末時計」というものが登場したのを覚えてますか?

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世界的な科学者などの団体が、核戦争などで人類が滅亡するまでの時間を時計の針で

象徴的に示したものです。針が午前0時になると「地球の滅亡」を意味します。

滅亡に近づけば針は進むし、逆に遠ざかれば針も戻ります。

放送でお伝えした先月(12月)10日の段階では、零時まで「残り2分半」でした。

今週、この針が30秒進められ、零時まで「残り2分」になったと発表されたのです。北朝鮮の脅威や、トランプ大統領の北朝鮮への対応などが、その理由だそうです。終末時計がこれまで最も零時に近づいたのは、東西冷戦真っ只中の1953年、その時も今と同じ「残り2分」でした。“冷戦時代と同じ”と聞くと、その深刻さがますます伝わってくるような気がします。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2018年1月28日のゲストは、初登場!古坂大魔王さんです。

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:18:44 | カテゴリ:芳川隆一のよしよし!やったるぜ! | 固定リンク


2018年01月27日 (土)

週刊Mr.シップ 第百五回 「エルサレム」

 

先週はトランプ大統領就任1年をやったけど、

今週は何をやるんだ?

え?エルサレム?トランプ大統領が「エルサレムに大使館移転だー」って言ってるやつ?

 

せかいまでも何回かやったなー。

週刊Mr.シップ 第五十七回 「聖地」

2017年1月29日放送 Mr.シップのアニメ

※クリックするとマンガとアニメのページが表示されます

 

 

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あの辺は、宗教とか民族とか、アメリカとかイギリスとか、ガザ地区とか自治区とか…何が何だか…いろんな問題が絡みすぎてて1回じゃ理解できないよな。永久保存版だぞ。

 

オレはちょっくらオフロ行ってくるヨーソロー。

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:12:00 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


2018年01月25日 (木)

トランプ大統領就任1年

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2018年1月21日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、坂下千里子さん、(パネルのトランプ大統領)、Mr.シップ、ゲストの武井壮さん、国際部高木優デスクです。

 

放送前、ある本に興味津々な武井さん。

千里子さんも、翻訳版の発売が待ちきれない様子。

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武井さんが持っているこの本、5日にアメリカで発売された、トランプ大統領の暴露本なんです。

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「FIRE AND FURY」(炎と怒り)

 

暴露本から見えてくるトランプ政権のカギを、高木デスクが解説しました。

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アメリカ第一主義で突き進んできたトランプ大統領。

1月20日で就任1年となりました。

11月には大統領への最初の審判となる、議会の中間選挙があります。

この中間選挙は2020年の選挙で再選されるかどうかを占う重要な選挙です。

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大敗すれば残る2年、何も政策を実行できない「レームダック(死に体)」になります。

そんな大事な選挙を前に出版されたのが、トランプ政権の内幕を描いたとされる暴露本「炎と怒り」です。

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トランプ大統領は事実無根として全面否定していますが、著者はホワイトハウスのなかで実際に関係者に聞いた話をもとに書いているとのことです。

 

この本から読み解くトランプ政権最初のカギが「資質」と「政治姿勢」です。

書かれている内容がこちら。

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側近の補佐官などからも「バカ」「マヌケ」などと言われているそうです。

 

2つ目のカギは「政権内の混乱」です。

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バノン前首席戦略官は、イバンカ氏に対して「イバンカは終わりだ!」と言ったりとか。

 

そして「ロシア疑惑」に関するもの。

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こんな暴露本が出ること自体が異常事態でもありますが、暴露本に追い打ちをかけるように問題になったのが、「shithole」というトランプ大統領の発言です。

これは、“肥溜め”とか“屋外の便所”のような「極めて不潔な場所」を意味する下品な言葉。

公の場や政治の場で使われる言葉ではありません。

トランプ大統領は、「なぜわれわれは(アフリカやハイチのような)“不潔極まりない国々”から移民を受け入れているのか」と発言したと言われています。

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実はトランプ大統領、「TPS」の打ち切りを去年11月に発表していました。

「TPS」とは、8年前に大地震に見舞われたハイチの人などを対象にした、アメリカでの一時保護資格のことです。

トランプ大統領は選挙中に「ハイチの味方になる」と発言していたため、アメリカに住んでいるハイチの人々は裏切られたと失望しています。

このことから、当選の原動力になった白人労働者層をつなぎとめるため、「差別的と言われても約束を破ったと言われても構わない」という姿勢が見えてきます。

 

さらに、「資質」と「政治姿勢」に関していうと、外交では取引(ディール)を重視し、アメリカの利益のためなら国際社会にどう見られようと構わないという面が見えてきます。

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中国と東南アジア諸国が領有権を争う「南シナ海」の問題では中国を批判せず、北朝鮮の問題で中国の協力を得ることを優先しました。

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東南アジアの国々はアメリカより中国との関係を重視するようになったため、アメリカの影響力は低下しました。

 

他にもトランプ大統領は利益を得るために、地域のバランスを崩すようなことを世界のあちこちでやってきました。

エルサレムをイスラエルの首都に認定したり、イラン核合意を認めないと宣言したり。

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アメリカの歴代政権が積み上げてきた信頼、指導力は結果、ガタ落ちしました。

 

次の注目点は、「政権内の混乱」で人事が進んでいないことです。

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 [トランプ大統領就任1年、アメリカ政府の人事は大変なことになっているんだヨーソロー。]

 

幹部の任用が遅れていることで、外交交渉でも権限が与えられている人が少なく、交渉相手側も困っています。

深刻なのは、優秀な官僚の士気が下がっていること、またホワイトハウスと各省庁との連携がいまひとつうまくいっていません。

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とはいえ、大統領の支持率は40%前後を維持。

なぜなら、経済が好調で、税制改革の高評価や経済指標の良さから、企業経営者などから高く評価されているんです。

また、株価はこの1年間、高値水準を維持しています。

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アメリカ人は資産を株で持っている人が多いため、今の状態が良いという人が大勢います。

好調な経済が続けば中間選挙も心配ないかもしれません。

 

そんな中、今年「ロシア疑惑」の捜査で大きな進展があるかもしれません。

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ロシア疑惑などで追いつめられれば、国民の関心を外にそらすために、北朝鮮問題でスタンドプレーに出て、半島情勢の緊張が高まる可能性があり、またICBMと核弾頭の開発を完了してしまえば圧力強化をあきらめて、交渉に乗り出す可能性もあります。

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トランプ大統領自身、ビジネスの世界で培ったテクニックとして、手の内を明かさないことが自分の武器だと公言しています。

突然プレースタイルが変わることはあり得ないので、次の大統領選挙までの3年間も国内外に色んなニュースと混乱を巻き起こすことになりそうです。

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※リハーサル時の写真も掲載しています。

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2018年1月28日のゲストは、初登場!古坂大魔王さんです。

 

 

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:16:47 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


2018年01月21日 (日)

あれから1年

 

 

今日(1月21日)の「せかいま」で取り上げるのは、この人!

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昨日で就任から1年となった、アメリカのトランプ大統領です。

2016年秋の大統領選挙のとき、私はラジオで開票速報を伝えていました。

開票が進むにつれてトランプ候補(当時)の優勢ぶりが明らかになり、

ついに当選を果たした瞬間をお伝えしました。

その時、「世界はどうなっちゃうの~~?」と感じたことを今でも鮮明に覚えています。

 

その後、案の定、何かと世界を騒がせてきたことは皆さんも御存知の通り。

最近も、アフリカの国々やハイチを指して言ったと思われる、アメリカではほとんど放送禁止用語レベルの単語を、議員との移民政策の会議中に発言したことで、大統領としての「資質」を問われる事態となっています。それでも、アメリカ国民からの支持率はおおむね40%前後をキープ。これって、決して高くは無いですが、安定しているんだそうですよ。

 

一見、その評価が“ちぐはぐ”にも映るトランプ大統領。

最初の1年をアメリカ国民はどう受け止めたの?そして、トランプ大統領の登場で、

世界はどう変わったのか??

きょうの「せかいま」でお伝えします!!   

 

 

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投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:12:32 | カテゴリ:芳川隆一のよしよし!やったるぜ! | 固定リンク


2018年01月19日 (金)

週刊Mr.シップ 第百四回 「あれから1年」

 

 

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1年前、トランプ大統領が誕生したとき、せかいまのキャスターはゆうきだったな。 

 

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投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:17:00 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


2018年01月18日 (木)

バルト3国訪問 狙いは

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2018年1月14日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、国際部安間英夫デスク、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストのダイアモンド☆ユカイさん、岩田明子解説委員です。

 

ことし最初に、ヨーロッパの「バルト3国」を訪問した安倍首相。

その狙いを、岩田解説委員、安間デスクが解説しました。

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バルト3国は貿易投資国として潜在能力があると見ていて、楽天や三菱商事、丸紅などの日本企業も今回の訪問に同行しました。

 

バルト3国の覚え方は4コママンガで、シップが説明しています。

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(※クリックすると前半が読めます)

 

先生の話を受け売りしただけのようですが(^-^;

 

今回の訪問、特にエストニア訪問に狙いがあります。

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こちら、安倍首相のエストニアの電子居住カードです。

2015年にエストニア政府から交付されました。

 

実はエストニアは、「IT先進国」。

インターネットでビデオ通話ができる「スカイプ」を生み出した国でもあります。

電子居住カードで外国投資を積極的に呼び込んでおり、最も電子政府化が進んでいる国と言えま

す。

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他には、2005年の地方選挙で世界初の本格的なインターネット投票を実施し、閣議もペーパーレスで行っています。

また、住民票や銀行口座開設、年金の受け取りなど、市役所に行かなくても在宅で様々な手続きが出来るようになっています。

そして、こうした電子政府を支える高いサイバーセキュリティー技術も持っているため、日本もそのノウハウを学びたいと考えています。

 

さらに、日本にとってバルト3国は外交上とても重要な国なんです。

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そのひとつが、EU。

自由と民主主義を掲げ、EUの一員として強い意識を持つバルト3国。

日本は、EUとの「EPA=経済連携協定」の成立に向けた協力を得たい、そして自由貿易の推進と定着で連携したいとの考えです。

 

また、対中国としても重要な国です。

「一帯一路」構想に含まれているため、中国との結びつきが強いです。

ただ、中国の軍事行動に対しては、“現状を変えようとする行為だ”と警戒感を示しています。

日本としては、中国と経済分野で協力しながら、中国を国際秩序や国際基準の通商ルールに関与させていきたい、その働きかけのためにバルト3国と連携したい考えです。

 

さらに、今回の訪問はもう一つの重要な国を意識したものでもあるんです。

 

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[バルト3国は、これまで何度もロシアに占領されてきたんだヨーソロー。]

 

ここでロシア担当、安間デスク登場です。

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「バルト3国はロシアの小銭」と発言したことのあるロシアのプーチン大統領。

歴史の現実として、大国が勢力圏を分け合うとき小銭のように取引の材料にされてきた、と言いたかったようです。

実際に、第2次世界大戦前にソビエトと、ナチス・ドイツとの密約でソビエトの勢力圏に入ることが決められていました。

 

バルト3国はソビエトから独立した後も、自分たちだけでは国を守れないと考えて入ったのがソビエトを仮想敵国としていた軍事同盟「NATO」でした。

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かつて支配されたロシアではなく、アメリカとヨーロッパの傘のもとに入って独立を守ろうというのがバルト3国の考えです。

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現実的な脅威を感じたのが、2014年にロシアがウクライナのクリミアを併合したことです。

バルト3国がソビエトへ編入された過去と重なり、21世紀でも武力を背景に領土が変わるのかと、大きな衝撃を受けました。

 

これにより、リトアニアは警戒感を強めて徴兵制を復活させ、各国もNATOの支援を受け国防体制を強化しています。

 

プーチン大統領が今回の安倍首相訪問をどう見ているかというと、自分と活発に会談を重ねてきた安倍首相がバルト3国で何を語り、何を決めるのかということを注視しているのだと思います。

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安倍首相はエストニアとの首脳会談で、「日本は法の支配に基づく国際秩序を重視」「力による現状変更は断じて認めない」と述べましたが、日ロ関係において「日本は自立した外交姿勢だ」とロシアに対して見せる隠れた狙いもあります。

プーチン大統領が気にしているのは、北方領土での安全保障問題、ミサイル防衛問題です。

それに対して、日本はアメリカの同盟国ではあるけども、独自性と自立性を持った外交を行うと示す狙いがあります。

 

プーチン大統領としては日本と関係を強化することで、経済を中心にどのようなメリットがあるのか、北方領土問題で日本側に妥協の用意があるのかどうか、日本がアメリカの言いなりにならないかどうか見極めていくと思われます。

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※リハーサル時の写真も掲載しています。

 

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出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2018年1月21日のゲストは、武井壮さんです。

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:16:53 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


2018年01月13日 (土)

今年も「せかいま」をよろしくお願いします

みなさん!少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

「せかいま」、14日(日)から新年の放送が始まりますよ~~!

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

新年最初は、ヨーロッパのバルト3国を取り上げます。

バルト3国・・・どこだろう?と思ったあなた~!

確かに、普段あまり意識したことがない国々かもしれません。決して大国ではありませんが、実は日本とも深いかかわりがあるんですよ!「せかいま」を見れば、バルト3国のイメージが変わるかも!?

 

 

さて、先月、「せかいま」ではノーベル平和賞についてお伝えしましたね。核兵器を国際法で禁止する「核兵器禁止条約」の国連での採択に貢献したとして平和賞を受賞したICAN=核兵器廃絶国際キャンペーン。そこで日本人唯一の国際運営委員を務める川崎哲(あきら)さんに、先日、お会いする機会がありました。

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番組の準備のとき、条約の採択までの流れなどを調べるために、私は川崎さんの著書を大変参考にさせて頂きました。今回はNHKのアナウンサー向けの勉強会のためにお越しくださり、ノルウェーのオスロで開かれた授賞式の様子など、最新の動きについてたくさんの写真を交えながらお話をしてくださいました。

 

「せかいま」での放送、そして授賞式から1ヶ月。核兵器禁止条約で、世界の核軍縮はこれからどうすすむのか。「せかいま」でも、今後もお伝えしていきたいと思っています。

 

 

 

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NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2018年1月14日のゲストは、初登場!ダイアモンド☆ユカイさんです。

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:12:59 | カテゴリ:芳川隆一のよしよし!やったるぜ! | 固定リンク


2018年01月12日 (金)

週刊Mr.シップ 第百三回 「バルト三国」

 

みんな、「バルト三国」って知ってるか?

ロシアの西側にある、小さな国3つを指すんだけど、2018年早々、安倍首相が訪問してるんだってよ。

 

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オシャレな雑貨が売ってたりして、女子に人気のバルト三国に行くって…

安倍さん、セレクトショップでも始めるのか?

 

 

 

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:17:33 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


2018年01月11日 (木)

不思議の国 インド

 

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2017年12月24日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストの平泉成さん、国際部飯沼智デスクです。

 

2017年最後の授業で取り上げたのは“過去と未来が共存する 不思議の国インド”

飯沼智デスクが解説しました。

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人口は中国についで世界第2位、13億人を超える大国です。

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日本の人口ピラミッド(左)と比べると、インド(右)はきれいな三角形です。

労働力となる生産年齢人口が向こう30年ほど増え続け内需も拡大していく見通しのインド。

 

経済成長の先頭に立っているのが、首相ナレンドラ・モディ氏。

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少年時代に駅で紅茶を売って父親を助けていた自身の体験を引き合いに出し、常に貧しい人々の目線に立って政策を打ち出しています。

 

それが、「メイク・イン・インディア」と「クリーン・インディア」です。

 

「メイク・イン・インディア」とは…

人口の6割ほどが若者のインドでは、大量の労働力を吸収できる雇用の場を生み出していくことが必要になるため、あらゆる製造業を国内でまかない雇用を生み出そうとしています。

「クリーン・インディア」とは…

清潔なインドを目指そうという計画です。

インドの衛生面の悪さは命や健康を損なうほどで、毎年多くの子どもが下痢などで命を落としています。

公衆トイレの設置から衛生教育までモディ首相が先頭に立って美化運動に乗り出しています。

 

ここでインド、ニューデリー支局に駐在中の太支局長に現地の様子を聞きました。

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・新しい企業が進出し、若者も起業している。

・海外から工場を誘致するなど投資も伸びている。

・農村部ではトイレは不浄なものという概念があり家の中、村の中に作ることを嫌がる。

・政府は有名な映画俳優を起用した啓発ビデオで、トイレ普及を進めている。

他にもモディ首相は「高額紙幣廃止令」を出し、日本円で850億円近くの隠し財産を没収しました。

汚職や脱税を繰り返す特権階級に不満を持っていた人々は、モディ首相の政策を歓迎し、混乱を耐え忍んでいました。

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この「高額紙幣廃止令」が「デジタル・インディア」を加速させるという副産物を生み出しました。

「デジタル・インディア」とは…

「メイク・イン・インディア」で作った格安のスマートフォンを国民全員に持たせ、役所の文書も本人証明も、銀行口座もすべてデジタル化しようという試みです。

地方の農家の人たちにも銀行口座の開設を促し、貧困層の底上げを図り、支払いも「キャッシュレス社会」にし、経済活動を活発にしようというものです。

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【再び太支局長リポート】

・人口増加にともなう教師の質の低下に着目したベンチャー企業が、スマホやタブレットのアプリを通じて授業を配信しています。

・国産格安スマホの登場で小中学生の7割がスマホを使っています。

・欧米で経験を積んだ若者たちがインドで起業

 

なぜインドの人々がコンピュータに強いのか、シップが説明してくれました。

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[むかしからインドの人たちは数字と大の仲良しだったんだヨーソロー。]

 

アメリカにはIT企業のエンジニアを中心に300万人のインド人がいます。

グーグルやマイクロソフトも今のトップはインド人。

 

そんな人口世界第2位のインドは、第1位の中国といろんな面で対立しています。

中国とヨーロッパを結ぶ巨大な経済圏構想「一帯一路」を進める中国(赤)。

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これに対してインド(黄)が進めているのは「経済的なコネクティビティー=連結性を物流のインフラ整備などによって強めること」です。

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インドの主な経済ルートは、中国の「一帯一路」と交差するところが多いんです。

 

インドの陸を沿うように中継点を結びながら東西を結ぶルート「真珠の首飾り」と呼ばれる場所で今、中国の潜水艦が活発に活動しています。

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しかもこの潜水艦、中国が巨額の経済支援を行っている、スリランカやパキスタンに寄港していて、インドは警戒を強めています。

将来中国と対抗できる国はインドのみだと言われていて、今後国際情勢の中でインドに求められる役割が一段と大きくなっていくと思います。

 

 

 

放送日のクリスマスイブをしっかり楽しんだ様子のシップ。

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鏡に映った自分に酔ってますね(^-^;

 

今年もせかいまとMr.シップをよろしくお願いいたします。

 

 

 

※リハーサル時の写真も掲載しています。

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

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投稿者:スタッフ | 投稿時間:18:26 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


2018年01月01日 (月)

週刊Mr.シップ 「2018年だヨーソロー!」

 

 

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あけましておめでとうございまヨーソロー。

 

今年は戌年だな。正月ってことで、だるまに変身してみたぞ。

これからも「これでわかった!世界のいま」とオレ、Mr.シップをよろしくな!

 

2018年最初のせかいまは、1月14日放送だぞ。

いつもと変わらず生放送だぞ。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

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