2017年11月

2017年11月30日 (木)

「AI=人工知能」が兵器に搭載されたら

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2017年11月26日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、坂下千里子さん、ゲストの高橋英樹さん、Mr.シップ、津屋尚解説委員です。

 

1時間目は、アメリカが北朝鮮を“テロ支援国家”に指定したことについて、ワシントン支局油井記者が解説しました。

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2時間目は、急速に進化する「AI=人工知能」について、津屋尚解説委員が解説しました。

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AIの進化により、車の自動運転などの夢のような生活が目の前にやってきています。

しかし、AIが「兵器」に搭載されるとなると、人の命を脅かす存在に。

いずれ人間を攻撃する時代が訪れるのではないかと心配する声もあり、国連ヨーロッパ本部で公式会合が行われました。

集まったのは、「特定通常兵器使用禁止制限条約」の加盟国です。

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「ロボット兵器」についてもこの枠組みで規制できないか、非公式の会合が重ねられてきましたが、意見はまとまりませんでした。

 

ロボット兵器は、大きく分けると「人間が攻撃判断するもの」と「ロボット自身が判断して攻撃するもの」があります。

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今回は「ロボット自身が判断して攻撃するもの」を詳しく見ていきます。

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AIを搭載した軍事用ロボット。

置かれた環境に応じて自分で判断して動きますが、特に問題なのが人工知能自らが攻撃を判断する「完全自律型ロボット兵器」です。

まだ実用化されていませんが、核兵器のように完成してからでは止めることが難しくなるため、国連では完成前に規制の網をかけようとしています。

 

映画のようなロボット兵器の世界が本当に現実になると…

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 [「ロボット兵器」が投入された戦争ってのは、こんな感じになってしまうかもしれないんだヨーソロー。]

 

そもそもなぜ軍事にロボットが使われるのかというと、戦場の劣悪な環境があります。

ロボットが得意な環境を、英語の「汚い・単調・危険」の頭文字をとり“3D”と言います。

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人間がやりたくない、やるのが難しい戦場こそ、ロボットの得意とするところなんです。

 

ロボットと言えば、ロボット開発者の指針にもなってきたと言われる「ロボットが従うべき3つの原則」があります。

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この中で最も重要なのが「人間に危害を加えてはならない」。

現代への警鐘のようにも聞こえます。

実際に「X-47 自律型無人飛行機」「AIドローン」などが開発されていて、ロボット兵器に反対する団体は「仮に兵器として使われたら…」と想定したビデオを公開し、警告しています。

 

「完全自律型ロボット兵器」の深刻な問題点を整理すると…

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1.   ロボットに人の生死を決めさせてよいかという、倫理

2.   自国の兵士が命の危険にさらされないことで、戦争へのハードルが下がるのでは。

3.   独裁者やテロリストの手に渡ると、市民の弾圧に悪用されるのではないか

4.   故障や誤作動の恐れ。ハッキングやサイバー攻撃など。

 

そして最後は…

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5.予測不能、暴走への不安

AIは人間の思惑を超えた行動をとる可能性があります。

AIの強みは、人工知能が自分で学習して成長を遂げる「ディープラーニング」ですが、そこに人間の頭脳を超えた「予測不能な領域」の怖さがあります。

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人間ならやらないような手段をAI独自の発想で、紛争の拡大を招くかもしれません。

また、人工知能が人間に反乱を起こすかもしれません。

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アメリカは研究開発を進める一方で、国防総省が指令書を出して、「完全自律型ロボット兵器」の導入を2022年まで事実上禁じています。

ロボット技術は、人の生活を豊かにしたり大きな助けになったりするが、最新のAIが軍事に組み込まれていくことで、どのような未来が待ち受けているのか見通せない点も多いです。

 

 

リハーサルの合間にも暴走を始めた、せかいまロボット。

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「写真撮ってないで助けてくれヨーソロー。」

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※リハーサル時の写真も掲載しています。

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2017年12月3日のゲストは、初登場!ハリー杉山さんです。

 

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:20:50 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


2017年11月26日 (日)

こんな時代が来たらどうしよう

 

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今日の「せかいま」は、ロボットが登場する特撮映画の特集・・・ではありません。

私が攻撃を受けているのは、AI=人工知能を搭載した「ロボット兵器」(のつもり)です!

実はこのロボット、人間の命令無しで、自分で判断して攻撃をすることができるという、非常に恐ろしい兵器(という設定・・・)なんですよ!

 

自分で判断して攻撃する「ロボット兵器」だなんて、映画の中だけの話かと思いきや、実は今月、こうした兵器を将来的に禁止すべきかどうかを真剣に話し合う国際会議が開かれました。AIといえば、最近ニュースなどでも良く耳にしますよね。自動車の自動運転に使われたり、囲碁や将棋の対局で人間に勝ったり。そうした商業的・平和的な活用が進む一方で、AI兵器による戦争という新たな脅威も、既に現実のものになろうとしているんです。

 

スタジオに登場するロボット、見た目はちょっと可愛いですが、

こんな兵器が現実のものとなったらどうしよう・・・。

今日の「せかいま」では、「ロボット兵器」の現状と問題点についてお伝えします。

決して遠い未来の話・・・と思わずに、ぜひご覧ください。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2017年11月26日のゲストは、高橋英樹さんです。

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:12:36 | カテゴリ:芳川隆一のよしよし!やったるぜ! | 固定リンク


2017年11月25日 (土)

週刊Mr.シップ 第九十八回 「ロボット兵器」

家電に人工知能搭載!とか言って、企業がせっせと頑張ってるけどさ。

人工知能が搭載できるのは、家電だけじゃないんだよな。

 

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このまま“ロボット兵器”の開発が進んだら…。

未来はどうなると思う?

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:15:56 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


2017年11月23日 (木)

脱石油を目指すサウジアラビア

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2017年11月19日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、国際部高野洋デスク、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストの児嶋一哉さん、国際部藤井俊宏デスクです。

 

1時間目は、北朝鮮から韓国へ異例の亡命をした兵士について、高野デスクが解説しました。

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注目すべき点は、場所が軍事境界線上の「パンムンジョム」だったことです。

ここは「共同警備区域」で、北朝鮮と韓国、それぞれの警備兵がいます。

この場所、観光で訪れることができますが、何が起きても自己責任です。

意外なことに、韓国側の方がピリピリした雰囲気です。

 

そんな場所で、軍用車に乗って軍事境界線を越えようとした兵士ですが、車が動けなくなったため、降りて走って韓国側へ逃げ、その間に撃たれました。

日中に、何も持たずに亡命しようとしたことから、突発的な行動だったのではと言われています。

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北朝鮮は今回一切反応を示していません。

兵士の容体や韓国側の対応を見極めようとしている可能性があります。

 

 

2時間目は、王子が次々と逮捕されているサウジアラビアについて、藤井デスクが解説しました。

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国の財政収入の7割以上が石油というほど、依存しているサウジアラビア。

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サウジアラビアを率いるのは「サウド家」。

国の名前に個人の名前が入っているんです。

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すでに経済、軍事、外交の権力を掌握しているムハンマド皇太子が、長年行われてきた汚職にメスを入れ、それにより、身内も含め多くの王子が逮捕されました。

 

そもそも、どうして王子がたくさんいるのかというと…

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[サウジアラビアの王族たちが、なぜたくさんいるのか、どんな暮らしをしてるのか、オレが教えヨーソロー。]

 

こうした王族のうち、今回逮捕され捕らえられているとみられるのは、およそ200人。

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その額90兆円に達するという見方まであります。

 

王族や国が石油に依存している現状に危機感を感じている、ムハンマド皇太子。

アメリカではシェールオイルの利用も進み、サウジアラビアへの依存は低くなっています。

さらに地球温暖化対策が世界的に待ったなしの課題となり、ガソリン車から電気自動車へのシフトも進み、石油が使われなくなる時代も確実に近づいています。

 

そこでムハンマド皇太子は、大きな改革「ビジョン2030」を進めようと動き出しました。

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ヤシの木はサウジアラビアの国章です。

改革の大きな2つの要素、「産業の多角化」と「社会の変革」の、実がなっています。

 

何もないように見えるこの砂漠に、“改革の実の種”がすでに蒔かれ始めています。

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・再生可能エネルギー(太陽光パネル)

・IT企業の育成(砂漠に新たな未来都市をつくる計画)

・娯楽(映画産業)

・観光(観光客受け入れ、高速鉄道や1000メートルのビル建設)

 

一方の「社会の変革」の“改革の実の種”とは、

・汚職追放(王族逮捕で“見せしめ”効果)

・公務員改革(財政圧迫のため民営化)

・女性の地位向上(女性の運転解禁、社会進出)

これらの改革に対して、宗教界など一部から批判はあるものの、国民の多くは支持しています。

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なぜなら、サウジアラビアの厳しい現実があります。

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人口はこの30年で3倍に、7割が30歳以下のサウジアラビア、石油に依存し続けるのではなく、これからは変わっていかなくてはと、多くの国民が気付き始めたのです。

 

 

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「若き皇太子が、国を変えていくんだな!」

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「え?何も盗ってないヨーソロー。ナツメヤシの実、デーツを盗ったりなんかしてないヨーソロー。」

 

 

 

※リハーサル時の写真も掲載しています。

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2017年11月26日のゲストは、高橋英樹さんです。

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:15:15 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


2017年11月18日 (土)

20年振りの再会

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高校時代の恩師との1枚です。およそ20年ぶりの再会に感激すると同時に、やっぱり高校時代の先生ということでちょっと緊張気味の私です。

 

「高校生のために講演をお願いしたい」という依頼を受け、先日、地元・群馬県高崎市の高校に行ってきました。高校時代の留学体験や、NHKに入ってからの事など、およそ700人の在校生や先生方を前にお話しました。もちろん、「せかいま」の事もちゃんとお話+宣伝してきました!

 

私を呼んでくださったのは、戸塚校長先生(めがねをかけていらっしゃる先生です)。「せかいま」もいつも見てくださっているそうです。ありがとうございます!!「高校生たちの視野を広げてあげられるような話を頼みます」とお声がけ頂きました。ご期待に沿えることができていましたら幸いです。

 

もう1人は浦野先生。私が高校生のとき、今回と同じように外部の方をお招きしての講演会があったのですが、その時、自分を含めた生徒の聞く態度が悪かった事がありました。それに対して先生から「最初から聞こうとしない姿勢は、相手に失礼なだけでなく、自分の可能性を狭める事になる!」と厳しく言われたことを今でもはっきりと覚えています。そのことを伝えると、先生は「え!おれそんなこと言ったっけ・・・?」。先生、その教えを胸に私は歩んでいます(笑)。

 

あれから20年、今度は自分が講演する立場で先生方との再会。少しは成長した姿をお見せすることができて嬉しかったです。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2017年11月19日のゲストは、初登場!アンジャッシュ児嶋一哉さんです。

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:17:26 | カテゴリ:芳川隆一のよしよし!やったるぜ! | 固定リンク


2017年11月17日 (金)

週刊Mr.シップ 第九十七回 「生まれ変わったら...」

妄想するのは自由だ!!!

 

でも妄想じゃなくて本気だとしたら、真実が見えてないと、判断できないよな。何事も。

 

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世界がグローバル化したって言っても、

まだまだ世界は広くて、オレたちの常識外のことがたーーーくさんあるからな。

まずは世界を知ることが大事なんだヨーソロー。

 

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:17:42 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


2017年11月16日 (木)

温暖化対策の現状

 

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2017年11月12日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストのサヘル・ローズさん、国際部横川浩士デスクです。

 

世界で起きている異常気象、地球温暖化の影響だと言われていますが…

その温暖化を防ぐ対策を話し合う国際会議「COP23」や、対策へ取り組む様々な動きについて、国際部横川デスクが解説しました。

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「Conference of the Parties」という英語の頭文字をとった略です。

1995年から始まって今年で23回目。197か国が参加しています。

その中のイベントで、日本は「石炭を使った火力発電所の建設を支援している、温暖化対策に消極的な国」として「化石賞」に選ばれてしまいました。

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国際的にみると、日本は温暖化対策が遅れていると見られているんです。

 

世界では温暖化にどう取り組もうとしているのでしょうか。

今回のCOP23の焦点は、2015年にCOP21で採択された「パリ協定」のルール作りです。

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「パリ協定」とは、地球温暖化対策の国際的な枠組みで、

“世界の平均気温の上昇を産業革命前に比べ2度未満に抑えよう”

“2050年以降、世界全体の温室効果ガスの排出量を実質的にゼロにしよう”という協定です。

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つまり目指すのは、「脱炭素社会」=「二酸化炭素などの温室効果ガスを発生する石油や石炭の使用をやめる社会」です。

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「脱炭素社会」を目指している「パリ協定」の細かいルールは、まだ決まっていません。

そのルール作りを完成させるために、今回のCOP23は大変重要な会議なんです。

しかし、今回大きな障害をなっているのが、「アメリカの脱退」です。

トランプ大統領が今年6月、パリ協定からの脱退を表明しました。

 

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[温暖化対策の話になると、肝心なときにアメリカはいつも抜けちまうんだヨーソロー。]

 

アメリカは世界でも第2位の温室効果ガスを排出しているだけに、懸念が広がっています。

しかし、今回のCOPには代表団を派遣してるアメリカ。

なぜなら、アメリカはまだ、脱退しないかもしれないんです。

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パリ協定の規定では、アメリカが脱退できるのは、2020年11月4日。

その前日はなんと、アメリカ大統領選挙の投票日。

もし、環境対策に前向きな候補が当選すれば、“脱退しない”ということもありえるんです。

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さらにアメリカは、国としては脱退を表明していますが、自治体は反発。

温暖化が原因といわれる異常気象が各地で発生し、温暖化への脅威を感じているためです。

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トランプ大統領のパリ協定脱退表明後、ニューヨーク州、カリフォルニア州、ワシントン州は、

「国がやらなくてもオレたちがやる!」と、州独自で温室効果ガスの排出規制を設けるなど、脱炭素社会に向けて、動き出しています。

 

一方、世界に目を向けると、「企業」も温暖化に対して危機感を感じています。

というのも、温暖化、気候変動によって3つの大きなリスクに直面しているからなんです。

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1つめは「物理的リスク」、自然災害による工場倒壊、設備の破損があげられます。

2つめは「責任リスク」、これは商品の納期の遅れなどにより訴訟を起こされる、責任を問われるというリスクです。

3つめは、「移行リスク」、石油や石炭などは、いまは資産価値がありますが、今後「脱炭素社会」へ移行していくと、資産価値がないものになってしまいます。

 

しかし、“リスク”は裏を返せば“チャンス”なんです。

環境対策に取り組んでその姿勢を周りにアピールすれば、投資を呼び込む“チャンス”になり、お金が集まるビジネスチャンスになるんです。

こうした「脱炭素社会」への移行が大きく起きている分野があるんです。

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それが、EV=電気自動車産業です。

自動車産業はいま、大きな転換期を迎えているんです。

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その一番の理由は、ガソリン車と違って二酸化炭素(CO2)を出さないクリーンな車だということです。

さらにヨーロッパでは、イギリスやフランス政府が2040年までにガソリン車などの販売を禁止する方針を決めるなど、環境対策のためガソリン車を減らす規制を強める国が増えています。

 

このEVシフトに、ベンチャー企業や異業種からも参入する動きがあるんです。

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アメリカのベンチャー企業、イギリスの掃除機メーカー、日本では大手家電量販店が参入する動きがあります。

去年の世界の電気自動車の保有台数はおよそ200万台で、まだまだ普及してるとは言えません。

しかし、予測では2025年には7000万台になると期待されています。

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ここで、シップの疑問登場です。

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温暖化対策として、電気自動車が注目されても、必要な電力を生み出すために発電所で二酸化炭素を排出してしまうジレンマ…。

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発電所で二酸化炭素の排出をなくすためには、風力や太陽光などの再生可能エネルギーを増やしていかないといけません。

ただ、再生可能エネルギーは気候や時間帯などに影響されやすく、電力供給が不安定になるというデメリットがあります。

これを解決する取り組みを始めているのが、北欧のデンマークです。

デンマークでは、電気自動車を電池として活用する取り組みを始めています。

供給可能な時間に電気自動車に電気をため、電気の供給ができなくなったときに、電気自動車にたまっている電気を使用する仕組みです。

デンマークの取り組みから見えてくるのは、1つの製品とか1つの技術だけを「脱炭素」にするのではなくて、インフラを含めて、社会の構造全体を変えていく必要があるということです。

 

「脱炭素社会」に進もうとする世界の流れに遅れをとらないために、日本も意識を変えて、国や企業、国民が一緒になって取り組んでいく必要があると思います。

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※リハーサル時の写真も掲載しています。

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2017年11月19日のゲストは、初登場!アンジャッシュ児嶋一哉さんです。

 

 

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:20:49 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


2017年11月16日 (木)

Inter BEE 2017にて展示中

我らがMr.シップ、ただいまイベント出張中です(*^-^*)

 

昨日から千葉県の幕張メッセで行われている「 Inter BEE 2017 」にNHKのブースが出ています。

そこで今年5月に「 技研公開2017 」にて展示された「インテグラル立体の飛び出す絵本」が展示中!!

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こちらのイベント、明日まで開催しています!

11月17日(金)10:00~17:00

入場無料ですが、全来場者登録入場制なので、登録を忘れずに(^-^)

登録はこちらから→ https://regist.jesa.or.jp/interbee-regist/index.php?lang=0

 

シップの展示場所はこちらです(*^-^*)

日本放送協会/映像表現/プロライティング部門/ホール6/6501

 

 

「 Inter BEE 2017 」 ※クリックすると情報ページが表示されます

◆会期・開場時間

11月15日(水) 10:00 ~ 17:30

11月16日(木) 10:00 ~ 17:30

11月17日(金) 10:00 ~ 17:00

 

◆会場

幕張メッセ 国際展示場1 ~ 8 ホール

国際会議場・イベントホール

〒261-0023 千葉市美浜区中瀬2-1

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:16:25 | カテゴリ:ホームルーム | 固定リンク


2017年11月11日 (土)

立花誠一郎さん

今日のブログは「せかいま」とは直接は関係ありませんが、

以前、私が取材をさせて頂き、先日お亡くなりになった方についてです。

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今から8年前に放送された、私が関わった番組の一場面です。

写っているのは、立花誠一郎(たちばな・せいいちろう)さん、当時88歳。

立花さんは、第二次世界大戦中にオーストラリアで起きた日本人捕虜の脱走事件「カウラ事件」の生存者として、体験をお話くださいました。

 

陸軍の通信兵としてニューギニア戦線に従事していた立花さんは、

昭和19年、アメリカ軍の猛攻撃を受けて捕虜となりました。

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収容されたのは、シドニーから西へおよそ330キロのカウラという町にあった捕虜収容所。

ここで、日本兵たちは集団で無謀とも言える脱走を試み、230人以上が命を落としました。

戦時中、日本兵の間には「捕虜となるのは恥ずべきこと」という教えが存在していました。

「生きて帰るぐらいなら、脱走して監視兵に撃たれるほうがましだ」と考え、命を落とすことを分かっていながら脱走を試みたのです。

この「カウラ事件」の記憶を後世に残そうと、現地には日本人墓地が建設され、式典も開かれています。

 

立花さんは戦時中にハンセン病と診断され、戦後は岡山県瀬戸内(せとうち)市の国立ハンセン病療養所・邑久光明園(おく・こうみょうえん)で暮らしていました。

「カウラ事件」を目撃して生還した数少ない証人である立花さんに、私は岡山放送局に勤務していた時、何度もお会いし、そのお話を番組として放送させて頂きました。

 

あれから8年。

今日、当時、私と立花さんをつなげてくださった地元の方から「立花さんがお亡くなりになりました」とご連絡を頂きました。

仲間をおいて自分だけ生きて帰ってきたことに対する負い目を感じながらも、平和への思いを語り続けていた立花さん。

取材のときにおっしゃっていた、「たとえ私が他界しても、カウラの問題は風化せずに永久に生き残っていく」という言葉が思い出されます。

立花さんが私に託してくださった思いに応えられるよう、これからも自分にできることを考えていきたいと思っています。

 

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(写真撮影:野村泰介氏)

 

立花さんが使用していて、捕虜収容所から持ち帰ってきたというトランクです。

来月(12月)27日まで、東京・千代田区にある、戦傷病者史料館(しょうけい館)で展示されています。

 

 

 

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:20:50 | カテゴリ:芳川隆一のよしよし!やったるぜ! | 固定リンク


2017年11月10日 (金)

週刊Mr.シップ 第九十六回 「温暖化」

 

 

耳にタコ、じゃなくてイカが出来るほど、聞き飽きたこの問題、いまはどうなってんだ?!?!

 

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言われてみれば、原子力発電も火力発電も問題山積みなのに、どうしていま、電気自動車(EV車)なんだヨーソロー?

 

 

 

 

 

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:16:39 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


2017年11月09日 (木)

トランプ大統領来日!

 

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2017年11月5日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、岩田明子解説委員、Mr.シップ、坂下千里子さん、ゲストの武井壮さん、ワシントン支局広内仁記者です。

 

武井さんのボール、遠くまで飛んでそうですね(^-^)

芳川さん、、、そのフォームで、、、飛ぶ??

 

ゴルフから始まった今回のトランプ大統領来日について、2人の先生が解説しました。

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今回は、日本、韓国、中国、ベトナム、フィリピンの順に5か国を訪問します。

後半に予定されているベトナムのAPECと、フィリピンのASEAN、EASという首脳会議出席に合わせたアジア歴訪で、過去25年間で最長です。

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初日からゴルフになった理由は、日曜日だから。

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そして、トランプ大統領にとって、ゴルフは単なる娯楽ではないんです。

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“ゴルフはアプローチ”

「最初は安倍首相と2人で親密に話がしたい」というアメリカ側の要請がありました。

ラウンド前には、スーツ姿で2人きりで話をしました。

これは“本気で話をしよう”という意思表示のあらわれです。

 

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そして、トランプ大統領にとって“ゴルフは道具”。

仕事のパートナーとなり得るかを見極めるツール、つまり道具として使っているようです。

一緒にプレイすれば「組めるかどうか、信用出来るかどうかわかる」と安倍首相に言っています。

さらに「私はゴルフ場で多くのディール、取り引きを成し遂げた」とも話しています。

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93年にビジネスマンとして日本を訪れた時には“ゴルフは人生”とも言っています。

「良いときもあれば悪いときもあるが、つらい戦いを切り抜けるのはとても良い気分だ」と述べているほどです。

 

会議などで顔を合わせる度に、安倍首相をゴルフにお誘いするトランプ大統領、2人の関係をシップが説明してくれました。

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[安倍首相とトランプ大統領は、とーーーーーっても仲良しなんだヨーソロー。]

 

今回、フィリピンのドゥテルテ大統領との間を取り持って、会談を実現させたのも安倍首相でした。

安倍首相とトランプ大統領は、本音で話している関係であり、また北朝鮮の見立てを聞かれるなど、安倍首相が相談相手のような存在にもなっています。

関係者によるとトランプ大統領は来日前「安倍首相と会うのが待ちきれない」と、はしゃいでいたとか。

 

今回のアジア歴訪、スケジュールを組むのが大変で、なかなか発表されませんでした。

というのも、日本2泊3日、韓国1泊2日、中国2泊3日と、どこに何泊滞在するかと、舞台裏での激しい綱引きがありました。

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特に韓国は、「少なくとも、日本や中国と同じ日数でないと納得できない」ということで、担当者が胃を痛めるほど揉めました。

そんな中、「日本が最初の訪問国だ!」と言ったのは、トランプ大統領でした。

 

6日の「晩さん会」には、女優の米倉涼子さんや、ピコ太郎さんも出席。

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「拉致被害者家族との面会」については、安倍首相が言い続けてきたことが、国連総会のトランプ大統領の演説での言及につながり、今回の面会につながりました。

アメリカにとっても、人道問題は決して人ごとではないんです。

アメリカ人のオットー・ワームビアさんが北朝鮮に拘束され、帰国後死亡しました。

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北朝鮮にはアメリカ人がまだ3人拘束されています。

北朝鮮はこうした問題を交渉カードに使ってくる可能性もあります。

日本政府としては、アメリカと北朝鮮が何らかの合意をするような場合にも、拉致問題が取り残されてしまわないように、釘を刺す狙いもあります。

 

北朝鮮への対応で言うと、トランプ政権当局者は、「日本とは結束、韓国には教育、中国には要求」と話していました。

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さらに今回の歴訪の後半は北朝鮮と長く付き合っている国が多いASEAN諸国です。

北朝鮮の出稼ぎ労働者の締め出しや、さらには北朝鮮の大使追放などを求めたい考えです。

 

注目は8日、韓国の国会で行われる演説です。

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トランプ大統領は国際社会に対し北朝鮮のへの圧力を最大限まで高めるよう呼びかけるとしています。

アメリカ軍は、2機の爆撃機を朝鮮半島周辺に展開し訓練、さらに西太平洋の海域に空母3隻を展開させ、それをわざと発表することで、北朝鮮に挑発行為をやめるよう迫る狙いがあります。

 

中国では北朝鮮と並んで、貿易の問題で議論が行われる見通しです。

アメリカにとって中国に対する貿易赤字は3470億ドル。

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トランプ大統領は、中国に対する貿易赤字は「最悪で口にするのも恥ずかしい。ひどいレベルにある」と強い口調で批判していて、貿易不均衡の是正を強く求める考えです。

ただ、北朝鮮の問題では、中国の協力が不可欠です。

北朝鮮で協力してもらう代わりに貿易は大目に見るということになる可能性もあります。

北朝鮮と貿易を天秤にかけながら、どこまで強い姿勢で臨むのか、トランプ大統領の交渉術が問われることになります。

 

トランプ大統領は今回の歴訪で、インド・太平洋地域に積極的に関与する姿勢を示す一方で、あくまでも「アメリカの繁栄を取り戻すための歴訪だ」とも述べています。

 

アメリカ第一主義には、各国からの警戒心もある中で、トランプ大統領が北朝鮮への対応でも、貿易の問題でも、各国の協力や理解を得られるのか、それとも再び摩擦を生むことになるのか、注目です。

 

 

 

シップもホールインワン狙ってレッツゴー!!

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※リハーサル時の写真も掲載しています。

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2017年11月12日のゲストは、サヘル・ローズさんです。

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:22:14 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


2017年11月05日 (日)

トランプ大統領の来日

 

トランプ大統領の来日にあわせて、都内は警備体制が強化されています。

今朝、家の最寄り駅からいつものように電車に乗ると、

「アメリカ合衆国大統領の来日に伴い、警備を強化しております・・・」という、普段は聞かないアナウンスがありました。

 

今日は「せかいま」でも、トランプ大統領の来日やその後のアジア歴訪の目的についてお伝えします。

スタジオに登場するのは、こちらのゴルフコースです!

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トランプ大統領が安倍総理大臣とまず時間を共にしたのはゴルフ場でしたね。

「日本に来ていきなりゴルフ?」と思うかもしれませんが、実はトランプ大統領にとって、ゴルフは単なる娯楽ではないようです。

それを解説するために用意されたのがこちらの模型です。

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ここにうまくボールが入ると、トランプ大統領にとってゴルフにはどんな意味があるのかが分かるような仕掛けになっていますよ。

ちょっとだけ“ピタゴラスイッチ”的な今日のスタジオ、ぜひお見逃し無く!!

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2017年11月5日のゲストは、武井壮さんです。

 

 

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:14:59 | カテゴリ:芳川隆一のよしよし!やったるぜ! | 固定リンク


2017年11月03日 (金)

週刊Mr.シップ 第九十五回 「下調べ」

イバンカさんだけ先に日本来ちゃったけど、このあとトランプ大統領、来るんだよな?

 

そろそろ取材はじめないとなー。

3連休だし、腰が重いなー。

 

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へへへ。

よしよしに褒められちゃったヨーソロー。

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:20:19 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


2017年11月02日 (木)

独立や右傾化 欧州の異変

 

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2017年10月29日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、坂下千里子さん、カボチャ仮装のMr.シップ、ゲストの小林綾子さん、国際部鴨志田郷デスクです。

 

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「ハロウィーン楽しんだか?へへへっ」

 

 

世界でも「民主主義の先進地」であり続けたヨーロッパで、その「民主主義」が色々な形で行き詰まりを見せています。“ヨーロッパのいま”を、鴨志田デスクが解説しました。

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それが、「独立」と「右傾化」の動きです。

 

まず独立から見ると、大きなニュースとなっているのがスペインのカタルーニャ州です。

10月に行われたスペインからの独立を問う住民投票で、90%以上が独立に賛成したことで、州議会は独立を宣言。

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例えるなら、日本で大阪を中心とした関西圏のようなところが、「日本から出ていく」と言って、日本中が大慌てになっている状態です。

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カタルーニャ州は、スペインの北東部にあり、州都バルセロナを中心に750万人あまりが住んでいます。

稼ぎ頭のカタルーニャは中央政府に多くの税金を納めていました。

しかし、政府がそれに見合うだけのサービスやインフラを州に提供してこなかった、その不満が、爆発してしまいました。

 

しかし、カタルーニャ州は最近になって独立を言い出したわけではなく、ここに至るまでの長いいきさつがあります。

 

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 [スペイン、カタルーニャ州の独立心が旺盛な理由をオレが語るーニャ。]

 

この問題、ほかの独立志向が強い地域も固唾を飲んで見守っています。

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イギリスのスコットランド、ベルギーのフランドル地域、ドイツのバイエルン州、イタリアのベクト州やロンバルディア州…

こうした地域には共通した特徴、「独立の歴史」と「経済力」があります。

かつては、別の国だったり違う民族だったりして、人々が「独自の歴史」に誇りを持っているんです。

そして国の中でも大きな経済規模を持つところばかりです。

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例えば、スコットランド。

イングランド人とは異なり、ケルト民族の流れを引いています。

主要都市のエディンバラはロンドンに次ぐ金融都市で、沖合に北海油田を抱えています。

国の大黒柱であるような地域が独立するとなると、本国は大混乱に陥ります。

 

なぜ、独立の声があがる地域がこんなにあるのかというと、国境をなくして1つにまとまっていこうという「EU=欧州連合」のあり方が影響していると言われています。

 

EUに加盟したことで国境が薄くなり、これまで埋没していた「地域」の姿が強調され、それぞれのアイデンティティーがくっきりしてきました。

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EUに加盟している国の中央政府は、豊かな地域から多くの税金を搾り取ろうとし、不満が強まっていったという側面があり、「搾取されるくらいなら独立国となってEUに加盟しなおした方がよいのではないか」という声も上がっているくらいです。

 

EUが原因となると、EUは独立の問題に何も出来ず、カタルーニャへの対応をあやまれば、他の地域の独立運動にも火をつけかねません。

 

もうひとつ、いまヨーロッパを揺るがしているのが、各国ですすむ「右傾化」の動きです。

これには「反難民」という意識が背景にあります。

難民に紛れてテロリストが侵入したことも、人々の不安を広げました。

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オーストリアの議会選挙では、難民に強硬な姿勢のクルツ氏が勝利。

さらにこの選挙ではナチスの元党員がつくった過激な極右政党が第3党になりました。

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ドイツ系住民が多いオーストリアは、当時ナチスドイツによる併合を多くの国民が歓迎し、ナチスドイツに協力した歴史があります。

しかし、戦後は「侵略を受けた被害国」という扱いになりました。

結果、負の歴史をきちんと清算しなかったことが、しばしば問題にされてきました。

そんな歴史的な背景があるオーストリアだけに、右派政権が誕生することに警戒心が広がっています。

 

さらに、チェコ、ハンガリー、ポーランドといった国々は「難民の通り道」となってきて、難民への強い警戒感が広がっていきました。

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イスラム教徒など移民を受け入れてきた経験もなかったことから、難民に対する強い偏見や拒絶反応がありました。

 

2017年は、オランダ議会選挙、フランス大統領選、ドイツ議会選挙と“ヨーロッパ選挙イヤー”と言われました。

結果は、フランス・マクロン大統領、ドイツ・メルケル首相、オランダ・ルッテ首相が勝利。

いずれもEUの価値観を重んじる指導者たちだったことから「自国第一主義」の広がりに歯止めがかけられたと、ほっと一安心という空気も広がりました。

しかし選挙結果をよく見ると、排他的な主張を掲げる右派や極右政党がかつてないほど勢力を伸ばしています。

フランスとオランダも政権こそとらなかったものの、同じように「反難民」を掲げた極右政党が台頭。

 

ヨーロッパでは20世紀初めにファシズムが台頭し、第2次世界大戦で多くの犠牲を出した経験から「排他主義」や「不寛容」な動きには世界の他のどの地域より神経を尖らせてきました。

それが近年の難民問題やテロ、グローバリゼーションへの不安が重なって再び各国を「右傾化」へと向かわせています。

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いま世界ではどの国でも人々の不安や不満の受け皿となって、内向きで排他的な勢力が勢いづいています。

かつて理性的で意識が高いといわれていたドイツの国民も選挙でナチスを選び、気が付くと国を戦争と破滅に向かわせてしまいました。

戦後ヨーロッパで国境を越えた統合が進められたのは、各国の民主主義を尊重しながら、多くの国が争いなく共存共栄するための知恵でした。

過去と向き合いながら、よりよい未来への道を見つけることができるのかが、いま厳しく問われているのだと思います。

 

 

 

 

※リハーサル時の写真も掲載しています。

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2017年11月5日のゲストは、武井壮さんです。

 

 

 

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:23:16 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


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