2017年8月31日

2017年08月31日 (木)

民主化へ模索続くタイ

 

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2017年8月27日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストのサヘル・ローズさん、国際部小林潤デスクです。

 

日本人にも大人気の観光地タイ。ごはんも美味しいですよね(^-^)

“ほほえみの国”とも言われていますが、シップの取材によると…

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政治がヤバイらしいです。

 

国民同士の対立や軍主導の政権、そんな激しいタイの一面を、国際部小林潤デスクが解説しました。

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タイ人がよく使う「サバーイ=気分がいい」や「マイペンライ=大丈夫」という言葉からもタイ人の優しさが伝わってきます。

しかし、政治の話となると別なんです。

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タイの正式な国名は「タイ王国」。絶対的な存在である「国王」がいます。

現在の国王は、ワチラロンコン国王。その前がプミポン国王です。

国王は国民の精神的な支柱となっています。

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政治はどうなっているかというと、2014年のクーデターから軍主導の政権となっています。

軍主導の政権と聞くと怖い、不安定というイメージがありますが街の人々の声を聞くと、「問題ない」「平和でいい」とのこと。経済への影響もほぼありません。

 

[タイでは“クーデター”は特別なことじゃないんだヨーソロー。]

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なんと85年間で13回も繰り返しているタイのクーデター。

軍がクーデターを起こしても、国王が追認することにより国民も受け入れてきたのです。

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軍は政治への関与は最小限にして、なるべく早く国民に政治を戻してきました。

しかし、2014年のクーデターからすでに3年、軍主導の暫定政権が続いている今回は、タイにとっても異例のことなんです。

これには、暫定政権の思惑があります。

2006年、当時のタクシン首相を支持する「タクシン派(赤シャツ)」と「反タクシン派(黄シャツ)」の2つの対立によって起こった混乱を収めようと、軍がクーデターを起こしました。

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タクシン首相が軍の予算や人事への介入も行ったことから、軍は表向きは中立を強調しながらも、実態としては黄シャツ側に立って、タクシン首相を追放しました。

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その後、軍は国民に政治を戻しましたが、選挙によって首相になったのはタクシン元首相の妹インラック首相でした。

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その結果、再び赤シャツ黄シャツの対立が起こり、再び軍が介入したのが2014年のクーデターです。

 

現在、暫定政権としては、同じことの繰り返しを防ぐため、赤シャツの弱体化を進めています。

その動きの一つが、インラック前首相の裁判です。

職務怠慢の罪で被告となったのですが、判決の日、法廷に現れず国外に逃亡しました。

インラック前首相が仮に有罪になった場合、暴動が起きる可能性もあったことから、インラック前首相の逃亡に暫定政権が関わっているのではないかという噂もあるようです。

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今後、ワチラロンコン新国王がタイをどう導いていくのか、目が離せない状況です。 

 

 

 

さて、この屋台にシップがいますよ~。

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放送では一瞬だったので、気付いた人は少ないのではないでしょうか(^-^)

 

 

 

※リハーサル時の写真も掲載しています。

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2017年9月3日のゲストは、福田萌さんです。

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:18:04 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


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