2019年08月08日 (木)

優遇対象国から除外 "戦後最悪" 日韓関係は

20190808_art_001.JPG

2019年8月4日の出演者のみなさんです。

左から、永井伸一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストの高橋真麻さん、国際部の岩田明子解説委員です。

 

いま、韓国で反日感情が高まっています。

プサンの日本総領事館の壁には、日本政府を批判するチラシ。

20190808_art_002.png

そして、こんな声も。

「私たちは、日本がどんなに悪いか、声をあげるべきだ」。

「東京オリンピックもボイコットだ」。

 

日本では、8月2日の金曜日、政府が韓国への輸出管理を厳しくすることを決めました。

“戦後最悪”とも言われている日韓関係、どうなるのでしょうか。

岩田明子解説委員が解説しました。

20190808_art_003.png

ここからは、こちらのセットを使って説明していきます。

20190808_art_004.png

日本と韓国の間に荷物を積んだMr.シップがいます。

貿易を表しています。

そして韓国には「優遇国」という看板が立っています。

「優遇国」とは、これまで「ホワイト国」と呼ばれていたものです。

 

日本は、8月2日の金曜日、大きな決断をしました。

韓国を、この「優遇国」から外すことにしたんです。

20190808_art_005.png

実際には8月28日からスタートします。

「優遇国」から外れるということは、輸出管理を厳しくするということなんです。

 

そもそも「優遇国」とは何なのか、シップが説明しました。

20190808_art_006.png

最近よく聞く「優遇国」ってのが何なのか、オレが説明しヨーソロー

 

全ての輸出品をチェックするのは、時間も手間もかかりすごく大変なため、

モノを「正しく管理してくれる国にはチェックを簡単にして輸出しますよ」と、日本が「特別扱い」しているのが「優遇国」です。

現在、優遇対象国はアメリカやイギリスなど、27か国。(8月4日の放送日時点)。

日本はこれまでに「優遇国」の認定を見直したことはなく、今回の「除外」は韓国が初めてのケースとなります。

 

「特別扱い」から外れた場合はどうなるのでしょうか。

日本からモノを輸出する場合には、どこでどう使われるのか毎回チェックを受けることが必要にはなりますが、宛先や用途が正しければ輸出はされるんです。

20190808_art_007.png

Mr.シップが荷物を載せて、動き出しました。

荷物もちゃんと韓国に着きました。

20190808_art_008.png

大事なポイントは「韓国に輸出を禁止するということではない」ということです。

チェックさえ通れば、輸出されるんです。

つまり、アジアのほかの国などと、おおむね同じ扱いなるということです。

 

では、韓国側は、禁止ではないのになぜそこまで怒っているのでしょうか。

韓国側は、今回の決定は、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題に対する報復だと主張しているんです。

20190808_art_009.png

 

韓国の人たちがどう考えているのか、せかいま独自に取材しました。

 

「日本製品を買うのをやめよう」という呼びかけが、いま韓国国内のあちこちで行われています。

広場では抗議デモが行われ、日本に抗議の声をあげる人たちが大勢集まり、夜になってもおさまりません。

背景にあるのが、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題です。

去年、韓国の最高裁判所は、日本企業に賠償を命じる判決を相次いで言い渡しました。

韓国の人たちは、その報復として、日本が輸出管理を厳しくすることに踏み切ったと考えているのです。

20190808_art_010.png

「恥知らずの図々しい経済報復をやめるべき」。

インターネット上にも、激しい怒りの声が書き込まれています。

「日本の韓国いじめが終わっても、日本製品を買わず、旅行もせず、この機会に生活習慣にしよう」。

 

その一方で、反発する韓国社会を冷ややかに見る声も上がっています。

「日本は嫌いだけど正直、筋が通っている」。

「客観的にみて日本の主張が正しい。われわれも冷静に考えるべき」。

 

SNSを使って韓国社会が冷静になるよう呼びかけている20代の男性は、日本製品を買わない運動をしている人たちに、こう呼びかけました。

「不買運動をするなら、自分たちの日韓関係の知識が本当に正しいのか、立ち止まって考えてほしい」。

「不買運動で行きすぎた行動をとる人たちだけではなくて、傍観することも状況を悪化させていると私は思います」。

 

ムン・ジェイン政権の対応にこそ問題があるという声も上がっています。

以前、大手新聞社で編集・論説の責任者だった、チョン・ギュジェさんです。

20190808_art_011.png

「徴用をめぐる問題も慰安婦問題も、日本政府との合意を、ムン政権が破ったのです」。

チョンさんは、今回の日本の対応も理解できると言います。

「これまで、さまざまな問題が積み重なったために、日本政府としても、これ以上は見過ごせないと判断したのだろうと思います。決していい流れではありませんが、日本としても避けられなかった選択だったのでしょう」。

 

韓国の世論がどんな状況か、ソウルの高野支局長に聞きました。

20190808_art_012.png

世論調査でもおよそ8割の人が「日本製品の購入を避ける」と答えています。

しかし、知り合いの韓国人たちと話すと、表向きは日本に否定的なことを言わざるを得ない空気があるものの、冷静な対応を望んでいる韓国人は少なくないと言います。

 

そもそも、不買運動や抗議集会などを主導しているのは、ムン政権を支持する革新系の団体で、それ以外の人たちは、まゆをひそめている面もあります。

そして、ムン政権が北朝鮮の方ばかりを見て、日韓関係を放置したためここまで悪化したんだといった声も聞かれます。

 

とはいえ、優遇される国から外されたことで国民感情が刺激されて、反日意識が高まることはありえます。

ムン政権は世論を気にしていますので、これが今後どちらに流れていくのか、注意深く見ていく必要があると思います。

 

 

日本政府は「徴用」をめぐる問題とは別だと説明しています。

韓国で多く見つかっていた不正な輸出を問題視しています。

たとえば、化学兵器の原料となるものや生物・化学兵器の実験に使える設備などが他の国に不正に輸出されていました。

20190808_art_013.png

こうした兵器に転用可能なモノを不正に輸出して摘発された件数が、この4年で156件にも上っているんです。

ちなみに「優遇的な措置」を与えていない、台湾・香港は2年間で4件しかないんです。

日本は3年もの間「ちゃんと貿易管理の制度を整えて」と、韓国側に対話を呼びかけてきたんですが、応じてこなかったんです。

20190808_art_014.png

だからもう「優遇国」という“特別扱い”をやめましょうということになったんです。

つまり、今回の措置は報復ではなく、安全保障が理由なんです。

日本政府は「徴用」をめぐる問題とは別だと説明していますが、これまでにも踏み切る機会はありましたので全く別物とも言い切れないと思います。

「徴用」をめぐる問題を発端に「お互いの“信頼関係”が急速に揺らいでしまったこと」。

これが背景にあると思います。

20190808_art_015.png

 

ここで、アメリカ国旗の飛行機が飛んできました。

20190808_art_016.png

今後のポイントとなるのがアメリカなんです。

アメリカのトランプ大統領は、今回、ポンペイオ国務長官に対応を任せたそうなんです。

2日、日米韓の3か国の外相の話し合いが行われましたが、その場でポンペイオ長官は「日本と韓国で仲よくして」と、深入りしませんでした。

20190808_art_017.png

でも実は、その前日、日米の外相が通訳だけを交えた2人だけのやりとりをしていたんです。

20190808_art_018.png

河野外相が、今回の措置や「徴用」をめぐる問題の日本の立場を説明すると、ポンペイオ長官は、「よく分かっている」と理解を示したそうです。

 

 

韓国側はどう考えているのでしょうか。再び、ソウルの高野支局長に聞きました。

実は韓国側には、日本に対して打つ手があまりない状態です。

ムン大統領は2日の閣議で「ぬすっとたけだけしい」などと、反日感情をあおるような発言を繰り返しました。

20190808_art_019.png

具体策が少ない中で、国民感情に訴えて求心力を高めたいという思惑がうかがえました。

というのも、ムン大統領、いま苦しい状況にあるんです。

最優先にしてきた北朝鮮との関係は行き詰まっています。

さらに、経済が減速し失業率も上昇して、批判を浴びてきました。

そんな厳しい中で、ムン政権は来年4月に総選挙を迎えるので日本への反発を高めることで国民の目をそらし、支持を得ようとしている、そんな指摘がされています。

実際、「日本に厳しい姿勢を取ることが選挙にプラスになる」と書かれた与党の内部文書が報じられているんです。

韓国社会で、冷静な意見が強まり、大統領への批判が高まらない限り、ムン政権は、強硬な立場を維持して国際社会にアピールし、外圧によって日本の姿勢を変えようとする戦術を続けていきそうです。

 

 

日本としては、韓国がルールに則ってきちんとした対応をするまで韓国の除外を続ける方針で、その点は譲らない構えです。

20190808_art_020.png

キーワードは「8月24日」。

日本と韓国は安全保障上の機密情報を共有するための協定を結んでいますが、この日が更新期限なんです。 21

韓国は「更新しないかも」と言いだしています。

ただ、北朝鮮問題もあるので、更新しないとなると、日本もアメリカも、そして韓国自身も困ることになります。

なので、アメリカのポンペイオ長官は、韓国側には、協定の更新を改めて求めると話していたそうです。

この日に向けて、アメリカ側が大きく事態を動かすような具体的な仲裁に乗り出してくるのか。

そして韓国側は、「徴用」をめぐる問題や貿易管理の制度の改善で、何らかの具体的な提案を示してくるのか、注目点です。

そして解決に向けた知恵が求められます。 

 

 

 

【この日の時間割】

1.優遇対象国から除外 “戦後最悪” 日韓関係は

2.プーチン大統領に異変!? 広がる反政権デモ

3.加速するAI兵器開発 どうする規制&歯止め

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年8月25日のゲストは、サヘル・ローズさんです。

 

※8月11日、18日の放送はありません。

 

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:16:09 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2019年08月03日 (土)

週刊Mr.シップ 第百七十四回 「優遇対象国」

20190803_4koma_yugutaisyoukoku.jpg

 

明日のせかいまでは、その辺の話をいろいろと解説するぞ。

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:18:52 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2019年08月02日 (金)

気になります...

去年は韓国でピョンチャンオリンピックがありましたねえ、

20190802_shin_001.jpg

スポーツの国際大会が大好きなワタクシ、現地で観戦してきました!

 

韓国では、

おいしいもの食べたり、地元の人たちと交流したり、

楽しい時間を過ごしました。

 

でも最近の日本と韓国の関係、大丈夫なんでしょうか…

今週の「せかいま」は日韓関係についてお伝えします。

「せかいま」のホームページ

https://www4.nhk.or.jp/sekaima/ )

 

冬のオリンピックといえば…

20190802_shin_002.jpg

ロシアで開かれたソチオリンピックにも行きました!

そのロシアの首都モスクワでは、毎週末、プーチン政権に抗議するデモが起きているとのこと。

一体どうして???この話も「せかいま」でお伝えします!

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年8月4日のゲストは、高橋真麻さんです。

 

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:17:08 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


  
2019年08月01日 (木)

南シナ海は誰のモノ? 中国にフィリピンが反発

20190801_art_001.JPG

2019年7月28日の出演者のみなさんです。

左から、坂下千里子さん、永井伸一キャスター、国際部の清水一臣デスク、Mr.シップ、ゲストの宮川一朗太さんです。

 

「暑いヨーソロー。こんな時はバナナジュースで元気になるヨーソロー。」

20190801_art_002.png

日本にやってくるバナナの8割以上が、フィリピン産。

そのフィリピンの人たちが今、中国に怒っているんです。

 

国際部アジア担当の清水一臣デスクが解説しました。

20190801_art_003.png

フィリピンのドゥテルテ大統領、中国に対し厳しい姿勢を示すようになっています。

その原因が、南シナ海です。

こちらを使って説明していきます。

20190801_art_004.png

南シナ海は、日本のさらに南にあり、中国とベトナム、フィリピン、インドネシアなどの東南アジアの国々に囲まれた海です。

しかし、中国はこちらの線で囲まれた内側の海や島はすべて自分たちのものだと主張しているんです。

20190801_art_005.png

フィリピンなど周辺の国々は中国の主張に反発しています。

そして、フィリピンもこの辺の海は自分たちのものだと主張しているんです。

 

その南シナ海で、衝撃的なニュースが入ってきました。

中国が弾道ミサイル6発を南シナ海に向けて発射したんです。

20190801_art_006.png

これは、新型ミサイルの発射実験だと見られていて、フィリピンはこうした中国の主張や行動に対して警戒感を強めています。

20190801_art_007.png

中国は、この離れた海「南シナ海」を全部自分たちのものだと主張しています。

 

さらに中国の海南島にはこんな博物館があります。  

20190801_art_008.png

南シナ海の昔の地図や沈没船から引き上げられたとする陶器などが展示されています。

博物館では2000年あまり前から中国人が南シナ海で活動していたと主張しています。

日本円で150億円以上もかけて施設を作り、南シナ海は昔から中国のものだとアピールを強めているんです。

 

そんな中、その姿勢が注目されているのがフィリピンのドゥテルテ大統領です。

20190801_art_009.png

実は、ドゥテルテ大統領はこれまで中国を批判していませんでした。

なぜなら、中国と「ある取り引き」をしていたんです。

20190801_art_010.png

[フィリピンのドゥテルテ大統領、南シナ海について中国と“ある取り引き”をしてたんだヨーソロー]

 

裁判でフィリピンの主張が国際的に認められましたが、ドゥテルテ大統領としては南シナ海の問題で対立を深めるよりも「いまは経済成長が大事だ、支援を引き出したほうが得だ」という考えがあり、中国から2兆5000億円もの経済支援を約束してもらったんです。

 

しかし、最近、中国への姿勢が厳しくなっています。

20190801_art_011.png

「中国出て行け!」。

「フィリピンは私たちのものだ!」。

フィリピンで相次ぐ、中国への抗議デモ。

きっかけは先月、南シナ海で起きた、中国とフィリピンの漁船の衝突です。

フィリピン漁船の乗組員が海に投げ出されたのに、中国の漁船は救助せずに立ち去りました。

これで、フィリピンの人たちの怒りに火が付きました。

非難の矛先は、中国寄りの政策を進めるドゥテルテ大統領にも向けられています。

20190801_art_012.png

「ドゥテルテ大統領は(帝国主義的な)中国に従う子犬のようだ。フィリピンの国民を裏切っている」。

中国の支援で作られている橋の工事は、1年経った今も1割程度しか進んでいません。

そして、合意したはずの2兆円を超える経済支援もほとんど実行されていません。

 

さらに、中国寄りの政策が原因で、生活に困る人も出ています。

街なかで目につくのは、中国人向けのレストランやスーパー。

ドゥテルテ政権は、中国人がフィリピンで働く許可を受けやすくしました。

その影響で、中国人が急増したのです。

そのため、フィリピンの人々のなかには、仕事を失った人や、家の立ち退きを迫られた人もいます。

20190801_art_013.png

「ここはまるで、『中国のフィリピン省』みたい」。

 

フィリピンの多くの若者も中国のふるまいを見過ごす政府に怒りを感じています。

「中国を優遇して、フィリピン人が差別されるべきではない」。

「すでに中国人が多すぎて危機的状況だわ」。

「中国に対する政府の政策に失望しています。フィリピンの将来を中国の支配から守らなくてはいけません」。

「南シナ海を差し出した上に、何の見返りも得られていない」。

いまドゥテルテ大統領に対し、国民から厳しい目が向けられています。

 

 

中国がなぜそこまでして南シナ海にこだわるのか?

南シナ海には、石油や天然ガスなどの海底資源が豊富にあると言われているんです。

さらに、中国や日本など多くの国の船が行き交う重要な海の交通路なんです。

20190801_art_014.png

ただそれ以上に中国がこだわる大きな理由があります。

それが国防です。

フィリピンの東側にはグアムがあり、アメリカ軍の基地があります。  

20190801_art_015.png

沖縄などにもアメリカ軍の基地がありますが、実は中国は国防上重視している線があるんです。

それがこの線。

20190801_art_016.png

アメリカに攻め込まれないように、日本から南シナ海にかけてのこの線の内側にアメリカ軍が入れないようにしたいんです。

南シナ海を支配するために中国は軍事拠点を作っています。

南シナ海にある浅瀬を埋め立てて、滑走路やレーダー施設などを作っているんです。

20190801_art_017.png

さらに冒頭でお伝えした中国のミサイル発射がありましたよね。

このミサイル、新型で、狙われたら打ち落とすのが難しく、アメリカへの強いけん制だと見られています。

 

ただ、アメリカとしても中国が南シナ海でこれ以上やりたい放題にさせるわけにはいきません。

トランプ政権も一歩も退かない考えです。

特に新型のミサイルには危機感を強めて、対抗していこうとしていて米中の対立はさらに深まっています。

そのなかでフィリピンのドゥテルテ大統領も最近、こんな発言をしています。

20190801_art_018.png

「アメリカが中国の前に艦隊を送るならそれに加わる」。

 

20190801_art_019.png

今回のキーワードは「待ったなし」。

ミサイル発射で米中の緊張が一段と高まったのは間違いありません。

日本の船も南シナ海を多く行き交っているだけに、決して他人事ではありません。

「争いの海」とも言える南シナ海を「平和な海」にするため、有効な手立てを見つけることが出来るのか、まさに「待ったなし」の状況です。

 

 

 

【この日の時間割】

1. 南シナ海は誰のモノ? 中国にフィリピンが反発

2. イギリスとも対立イラン 「ウラン濃縮●%」に注目

3. 日本人の若者がケニアへ アフリカ農業に流通を

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年8月4日のゲストは、高橋真麻さんです。

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:16:01 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2019年07月27日 (土)

週刊Mr.シップ 第百七十三回 「南シナ海」

う~み~はひろい~な~♪おおき~い~な~♪

20190727_4koma_minamishinakai.jpg

 

「こっからここまではオレのもんだ!」って言ったもんがちなの?

オレもハワイの海に、おうち建てていい?

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:20:20 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2019年07月26日 (金)

暑い夏には...

暑い夏がやってきました!

みなさん体調大丈夫ですか??

 

夏にぴったりな食べ物たくさんありますが、

ワタクシ、コレ、大好きなんです!

20190726_shin_001.jpg

バナナ!

栄養たっぷり、暑い夏にもピッタリですねえ。

 

最近では

20190726_shin_002.jpg

バナナジュース専門店もあるんです。

 

そこで皆さんにクイズ!

バナナっていったいどこから来ているんでしょう?

20190726_shin_003.jpg

 

正解は“せかいま”で!

日本にとって、身近な国についてです!

 

「せかいま」のホームページ

https://www4.nhk.or.jp/sekaima/ )

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年7月28日のゲストは、初登場!宮川一朗太さんです。

 

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:16:00 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


  
2019年07月25日 (木)

貿易戦争だけじゃない!? 世界経済ピンチの理由

20190725_art_001.JPG

2019年7月21日の出演者のみなさんです。

左から、永井伸一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストの濱田龍臣さん、国際部の田中健太郎デスクです。

 

きょうのテーマはずばり、「世界経済」です。

いま「世界経済」が心配な状況なんです。

20190725_art_002.png

国際部・経済担当の田中健太郎デスクが解説しました。

20190725_art_003.png

中国やアメリカ、それに日本やヨーロッパ、世界中で景気の雲行きがあやしくなっています。

 

こちらのセットで解説していきます。

20190725_art_004.png

砂浜には中国の習近平国家主席と、アメリカのトランプ大統領が日光浴しています。

トランプさんの方は晴れていますが、習さんの頭上には雲が広がっていますね。

 

まず中国ですが、先週発表された最新の経済成長率が「リーマンショック」の影響を受けたときを下回るほど悪かったんです。

20190725_art_005.png

11年前の2008年に、リーマン・ブラザーズというアメリカの大きな証券会社が破綻しました。

深刻な不況になって家を手放す人が相次いで、アメリカでは住宅価格が暴落しました。

影響は世界中に広がり、多くの人が仕事を失いました。

日本でも、仕事を失う人が続出し、炊き出しにも長い列ができました。

アメリカの不況が日本にも影響したんですね。

 

しかし、なぜ中国経済がリーマンショックの影響をうけた時よりも悪くなっているのでしょう。

1つはアメリカとの貿易戦争ですが、もう1つがこちら。

20190725_art_006.png

「借金問題」です。

これが実は大きな大きな問題なんです。

そもそもこの「借金問題」は先ほどの「リーマンショック」の時までさかのぼります。

この「海の家」を中国の企業だと思って下さい。

20190725_art_007.png

「リーマンショック」のとき、中国も景気がとても悪くなりました。

そこで中国政府はどうしたかというと、たくさんの「海の家」を作りました。

20190725_art_008.png

その「海の家」に「どんどん借金してもいいから営業して」と言ったんです。

働く従業員が増えて、モノを買うから景気もよくなりました。

しかし、その後、中国政府は「借金が増えすぎたから借金するのはもうやめましょう」と言い出したんです。

すると、経営できなくなる「海の家」が出てきて仕事を失う人も出てきました。

20190725_art_009.png

これを現実の世界に戻すと、自動車とかモノが売れなくなったりして景気が悪くなってきたということなんです。

いまや、中国は、日本やヨーロッパからもあまりモノを買わないということになってしまいました。

20190725_art_010.png

日本もヨーロッパも、中国の影響をまともに受けてしまっているんです。

中国経済、厳しい面が現れてきているんですが、中国の若者達は、それを肌で感じているようです。

 

いま、中国の若者たちの間では、喪失感や自虐的な感情など自分たちの内面を表す言葉「喪」という文字が流行しています。

喪失感など“ネガティブな感情を表現することはカッコいい”という新たな価値観を持つ若者たちが増えているのです。

20190725_art_011.png

こちらは、ネガティブな感情を音楽に込めて活動している大学生の張さんです。

自虐的な歌詞が人気を集めています。

張さんは北京中心部の住宅街に自宅があり、祖父と母親と弟の4人家族です。

母親が家計を支えていますが、生活は苦しいと言います。

「中国でお金を稼ぐなんて難しいよ、この時代に生まれたからこうなったと思う」。

 

張さんは中国の急速な経済成長をみてきました。

自分も豊かになれると信じて、激しい受験競争をくぐり抜けてきましたが、経済が減速する中で、自分たちの世代は、これまでの世代ほど簡単に、豊かにはなっていかないと感じています。

「いい仕事に就いても、結局、中国ではお金を稼げないよね」。

「金持ちの子は一生金持ちだけど、貧乏の子は一生貧乏だよ」。

 

張さんは、どうすることもできない「あきらめ」や「無力感」を歌詞に込めています。

ライブには、同じ世代の若者達がつめかけ、張さんの歌に自らを重ね合わせていました。

20190725_art_012.png

「私自身がネガティブなので、彼の曲を聴くと、魂が癒やされることが多いです」。

「彼らの歌は、現代社会で傷ついた若者たちのネガティブで廃れた生活を代弁していると思います」。

 

急速な経済成長に陰りが見える中国。

明るい未来を描けない若者たちに現実が重くのしかかっています。

 

 

ここまで中国をみてきましたが、アメリカの方は太陽が降り注いでいますね。

アメリカは「いいニュース」が多いんです。

20190725_art_013.png

株価は最高値、失業率も50年で最低です。

しかし、中国の景気が悪くなっているので、中国と取り引きのあるアメリカの企業が工場の建設を控えるなど「悪い」動きも出てきています。

20190725_art_014.png

つまり中国を覆うこの雲がアメリカにもかかり始めているんです。

こうした不安を払おうと、アメリカは、あることを10年半ぶりにやろうとしているんです。

それがこちら。

20190725_art_015.png

「利下げ」です。

「利下げ」を行って、中国から伸びる雲を、アメリカにかからないようにしようとしているんです。

 

20190725_art_016.png

経済の話でよく聞く「利下げ」ってのが何なのかオレが説明しヨーソロー

 

「利下げ」とは利子を下げることです。

そのため、金融機関からお金が借りやすくなり、住宅ローンや車のローンなどが組みやすくなります。

つまり、「利下げ」をすると景気が良くなるんです。

 

しかし、「利下げ」は、ここぞというときにやるものです。

今回のように景気が悪くないなかでアメリカが「利下げ」を行おうとしていることにはリスクもあるんです。

それが「バブル」です。

20190725_art_017.png

かつての日本も「バブル」が崩壊し、長い不況になりました。

景気がいいのに、みんながお金を使うと、家の値段が異常に上がるなど「バブル」になる心配があります。

 

この「利下げ」を行うかどうかは今月末に決まる予定です。

まとめはこちら。

20190725_art_018.png

「景気を良くする薬は」

中国はいま、莫大な「借金」を抱えながらも、景気を良くするため、実は、再び「借金」を増やそうと考えています。

一方アメリカは、株価が最高値を続ける中でも「利下げ」に踏み切ろうとしています。

いずれも景気に対する「薬」なんですが、飲む量やタイミングを誤れば、逆に、健康を損なうおそれもあります。

暗雲たれこめる世界経済は、「薬」によって、雲が晴れるのか、副作用によってさらに雲が広がるのか。

その効き目に注目すると、景気の行方を見極める手がかりが得られそうです。

 

 

 

【この日の時間割】

1. 貿易戦争だけじゃない!? 世界経済ピンチの理由

2. なぜ?NATOのトルコにロシアのミサイル

3. 治安悪化のブラジル 銃規制緩和 の波紋

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年7月28日のゲストは、初登場!宮川一朗太さんです。

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:16:07 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2019年07月20日 (土)

週刊Mr.シップ 第百七十二回 「世界の経済」

20190720_4koma_sekainokeizai.jpg

 

周りのみんながいくらお金を持ってるのか、ちょっと気になるよな?

世界のお金のこと(経済)を知れば、この先のお金との付き合い方も変わっていくかもなぁ。

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:19:02 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2019年07月19日 (金)

奇跡的な瞬間

前回のブログでも書きましたが、

ワタクシ、月好き・星好き・宇宙好き!

 

7年前に“金環日食”があったのを覚えていますか?

実は撮影に成功しちゃったんです!

 

しかも天体望遠鏡ではなく携帯で。

スマホではありません、いわゆるガラケーで!コチラ!!

20190719_shin_001.jpg

真ん中に小さく…

拡大すると…

20190719_shin_002.jpg

間違いなく金環日食!

 

アポロ11号月面着陸から50年、

そんなことがきっかけで、ワタクシ、過去の天体ショーを思い出してしまいました。

 

今週の“せかいま”は、

この国が登場しますよ。

20190719_shin_003.jpg

これは実に分かりづらい…

この写真でどうでしょう???

20190719_shin_004.jpg

正解は番組で!

「せかいま」のホームページ 

https://www4.nhk.or.jp/sekaima/ )

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年7月21日のゲストは、濱田龍臣さんです。

 

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:18:10 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


  
2019年07月18日 (木)

EU離脱で揺れるイギリス 次の首相は?

20190718_art_001.JPG

2019年7月14日の出演者のみなさんです。

左から、永井伸一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストの古坂大魔王さん、国際部の佐伯敏デスクです。

 

EU離脱で揺れるイギリスでは、次の首相の座をめぐって、激しい戦いが続いているんです。

20190718_art_002.png

勝ちそうなのが、ボリス・ジョンソンさん。

宙づりになったり、水に入ったりして、イギリスでは人気者なんです。

でも、こんな過激な発言も。

「EUは、やり方は違うがヒトラーと同じようなことをやろうとしている」。

「ヒラリー・クリントン氏は、サディスティックな看護師みたいだ」。

イギリスの次のリーダーが、ボリス・ジョンソンさんになったら、EU離脱はどうなるのでしょうか。

 

国際部・佐伯敏デスクが解説しました。

20190718_art_003.png

今行われているのは、与党・保守党の党首選挙です。

この選挙の結果が来週23日に決まって、翌日に首相に就任します。

候補者は、この2人に絞られました。

ボリス・ジョンソンさんと、ジェレミー・ハントさんです。

20190718_art_004.png

最新の世論調査ではジョンソンさんが圧倒的に有利で、首相になるとみられているんです。

先日行われたテレビ討論会でジョンソンさんは、

「私には首相になる力と資質がある。我々は変われる!名声を回復するぞ」と、力強く言っていました。

  

いまイギリスの人はどうみているのでしょうか。

ロンドン支局の税所支局長に聞きました。

20190718_art_005.png

混乱する国の進路をゆだねるリーダー選びとあって、党首選としては、異例の注目度です。

ジョンソン氏は、言葉を重んじるイギリスでは大事なやりとりの巧みさ、そして、ステージにあがったとたんに輝きを増すスター性を備え持っているとして、保守党の党員の間では絶大なる人気を誇っています。ただ、広く一般国民の間ではというと、そのキャラクターの濃さから、これほど好き嫌いが分かれる政治家はいないと言われていますが、それも注目度の高さの裏返しといえます。

党首選で投票できるのは16万の党員のみ。

国民は「ジョンソン首相誕生」に向けて、期待とともに心の準備をしている、といった状況です。

 

 

そもそも、ジョンソンさんってどんな人物なのでしょうか。

20190718_art_006.png

イギリスの次の首相になりそうなボリス・ジョンソン氏のこと、オレが説明するヨーソロー

 

ジョンソンさんがなぜ支持されるのか、説明していきます。

20190718_art_007.png

ジョンソンさんと言えば、なんといっても「キャラの濃さ」。

ユーモアや独特の話術、それにどこか抜けた憎めない行動が人々の心をつかんでいるんです。

その憎めなさが垣間見えるできごとがありました。

自宅から出てきたジョンソンさんが、記者たちが待ち構える中、紅茶を入れたカップをトレイに乗せて現れました。

実はこのとき、ジョンソンさんは過去の発言をめぐって、記者から質問攻めにあうはずだったんです。

でも笑いながら紅茶を勧めるばかりで、結局質問には答えなかったんです。

 

キャラに加えて、もう1つ支持される理由が「実績」です。

20190718_art_008.png

ジョンソンさん、2012年ロンドンオリンピックのときのロンドン市長で

「オリンピックを成功させた市長」というイメージがあります。

 

そして、「ボリスバイク」。

20190718_art_009.png

これは、ジョンソンさんがロンドン市長時代に導入した、町なかで自転車をシェアするサービスです。

今ではすっかりロンドンに定着していて、交通渋滞への対策としても評価されているんです。

  

しかし、油断は禁物。

ジョンソンさんにも「弱点」があるんです。

それがこちら。

20190718_art_010.png

ジョンソンさん自身です。

とにかく“失言”がいっぱい。

冒頭にもありましたが、アメリカのヒラリー・クリントン元国務長官について、サディスティックな看護師みたいだ」と言いました。

他には、イスラム教徒の女性の姿について「郵便ポストか銀行強盗にしか見えない」とも。

 

そして「弱点」は失言だけではありません。

ジョンソンさんは、フェイクニュースの先駆者だとも言われています。

もともとは新聞記者でしたが、駆け出しの頃、人の発言をねつ造したとして解雇された経歴もあります。

20190718_art_011.png

そんなジョンソンさんが、イギリスの首相になったら今一番の課題「EU離脱」はどうするのでしょうか。

ジョンソンさんは、「EUとわかり合えないまま離脱してもかまわない」=「合意なき離脱でもいい」という主張です。

20190718_art_012.png

討論会でも「自分は期限になっている10月31日に絶対に離脱する」と対立候補に断言しました。

一方、離脱の期限をはっきり言わない対立候補に詰め寄る場面もありました。

 

イギリスの人たちはどう感じているのでしょうか。

再びロンドンの税所支局長に聞きました。

イギリスの人たちはジョンソン氏のこの強気の姿勢に、一抹の不安を抱えながら見つめていることは間違いありません。

ただ、離脱を巡って3年もの間、混乱が続きながら何も進んでいない現状に国民はうんざりしています。

その閉塞感の中で、脇の甘いところはありますが、前向きで勢いのあるジョンソンさんに「流れを変えてもらいたい」と期待する気持ちもわからないでもありません。

そして、与党・保守党の支持者は、もともと離脱を望む人が多くいます。

このため、離脱を成し遂げなければ支持者から見放され、政権維持はおろか党そのものが消滅しかねないという強烈な危機感があります。

ジョンソンさんが首相になれば、そうした支持者の声に応えなければなりません。

いざとなったら柔軟性を発揮するのでは、という見方もありますが、ジョンソン首相誕生を後押しした強硬派の人たちがそれで納得するのか、疑問です。

また、EUと再交渉すると言ってもEU側は拒否していますし、もうすぐ夏休みですから説得のための十分な時間すらありません。

「合意無き離脱」に向け、アクセルを踏み続けるかに見えるイギリスが、どこかでブレーキをかけるのか、そのタイミングが遅すぎないことを願うばかりです。

ジョンソンさんが心変わりでもしない限り「合意なき離脱」の現実味は増すばかりとなりそうです。

 

 

ジョンソンさん、日本との関係はと言うと、実は4年前、日本に来たことがあります。

ラグビーワールドカップに関連するイベントに参加し「一緒に、スクラムを、組もう」と日本語で話しました。

ここまではいいんですが、ラグビーをプレーしたジョンソンさんは熱が入りすぎて子どもを吹き飛ばす、はちゃめちゃぶりも見せました。

帰国したあと、ジョンソンさんはイギリスの雑誌に、日本について

「中国に注目するあまり、日本を見ないのは間違っている。この国はすごい」と書いています。

20190718_art_013.png

日本との関わりを重視するような発言ですね。

伝統的に関係のある日本やアメリカ、インドなんかとの関係も強めていくのかもしれません。

 

20190718_art_014.png

ジョンソンさんが首相になれば、イギリスは離脱に向かって「坂を転がるラグビーボール」です。

型にはまらないジョンソンさんですので、どこに転がるかわからない、予測不能な危うさも伴います。

もちろん、良い方に転がることだってあるかもしれません。 

 

 

 

【この日の時間割】

1. EU離脱で揺れるイギリス 次の首相どんな人

2. 月面着陸から50年 宇宙開発 各国はいま

3. 地雷に立ち向かう アフガニスタンの女性

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

2019年7月21日のゲストは、濱田龍臣さんです。

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:15:25 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


カテゴリー

新着記事

ブログ内検索

カレンダー

2019年08月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

バックナンバー


RSS

page top