2018年12月15日 (土)

週刊Mr.シップ 第百四十四回 「覇権争い」

覇権争いなんて、ネコちゃんやゴリラちゃんの間でもあることだけど、こっちの覇権争いは、世界の覇権だからな。

規模が違うんだヨーソロー。

 

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オレの情報なんて盗ってもしょうがないと思ってるだろ?

でもな、チリも積もれば山になる!んだぞ。

 

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:20:29 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2018年12月14日 (金)

金曜日の風景

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毎週金曜日、「せかいま」の居室では、いつも“工作”が行われます。次の放送で使う「出し物」を、まずは私たちが切ったり貼ったりして手作りするんです。これを元にして、本番で登場する模型ができていきますから、とても重要な作業なんです。写真で右側のスタッフが手にしているのが、アイデアの原画です。ぐちゃぐちゃしていてよく見えないと思いますが、逆に見えてしまうと“ネタばれ”になってしまいますからね!

さて、12月16日(日)にお伝えするのは、中国のファーウェイの副会長がカナダで逮捕された事件についてです。この事件から見えてくるのは、実はトランプ大統領の「焦り」なんだとか!いったい何に焦っているのか、16日の放送をぜひご覧ください。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2018年12月16日のゲストは、小林綾子さんです。

 

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:21:29 | カテゴリ:芳川隆一のよしよし!やったるぜ! | 固定リンク


  
2018年12月13日 (木)

「COP24」進まない温暖化対策

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2018年12月9日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、国際部デスク、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストのハリー杉山さん、国際部平沢公敏デスクです。

 

進まない地球温暖化について国際部環境担当・平沢公敏デスクが解説しました。

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ことし各地で相次いだ、台風や大雨の被害。そして記録的な猛暑。

今までの常識を超える災害が世界各地で起きています。

 

ポーランドで「COP24」という、地球温暖化について話し合う国際会議が開かれていますが、交渉が難航しています。

地球温暖化対策がなぜ進まないのか、その大きな理由の1つは「お金」が絡んでいるからなんです。

 

詳しくはこちらの模型を使ってみていきましょう。

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地球の煙突から出るこの煙は、温暖化の原因の「温室効果ガス」を表しています。

例えば、石炭を燃やす火力発電所。ガソリンや軽油で走る車などから出ます。

温暖化が進まないようにするには、この煙を減らさなければなりません。

それには、お金がかかります。

 

煙の量を減らすためのお金を、こちらの「煙減らそう金」ボックスに入れていきましょう。

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車が、水素などで走る燃料電池車に変わり、煙が減りました。

 

さらに少しお金を入れると…

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今度は火力発電が、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーに変わりました。

煙もさらに減りました。

「煙減らそう金」が多くなればなるほど、温室効果ガスが少なくなるということです。

 

このお金がどこから出てくるかというと、すでに私たちが毎月支払っているものもあるんです。

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毎月の電気料金の請求書に、「再エネ賦課金」という項目があります。

1人暮らしなら毎月400円くらい、家族と暮らしている世帯で700円~1500円くらいを支払っています。 

今はまだコストが高い再生可能エネルギーを、みんなで支えて導入していこうということですね。

 

お金は私たちの暮らしに直接関わるため、海外ではこんな事態も起きています。

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フランスでは温暖化対策のために、なるべく車を使わない社会を実現しようと政府が燃料税を引きあげようとしました。すると一部が暴徒化するなど市民が怒りの声をあげたんです。

フランス政府は来年の引き上げを断念しました。

温暖化対策は大事ですが、支える側の限界を超えると進みません。

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一方で温暖化対策は待ったなしの状況なんです。

海外の先進国でも今年、極端な乾燥や大雨に伴う災害が相次ぎました。

これらも温暖化と関連があるのではないかという指摘が出ています。

温暖化対策と言うと「地球に優しく」や「エコ」という言葉で語られることも多かったのですが、最近は「私たちの命が脅かされる問題」「人類の危機」という風に捉えられることが多いんです。

災害による世界の被害額は、去年1年間でおよそ37兆円、前の年のおよそ3倍に増えたと報告されています。

こうした状況の中で開かれているのが、今年のCOP24なんです。

最大の焦点は、3年前のCOPで採択された「パリ協定」なんです。

 

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[パリ協定のことをオレが説明するヨーソロー]

 

みんなで温室効果ガスを減らしていこうという大枠は決まったんですが、それぞれの国の目標など具体的なことは何も決まっていません。

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パリ協定に基づく取り組みは再来年の2020年からスタートとなっているので、今決めないともう間に合わないというギリギリのところなんです。

 

その上、先進国と途上国の対立があります。

途上国にとっては温暖化を進めるためには資金が必要だということで、先進国にこのお金を払ってほしいと言っています。

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これに対して先進国は、温室効果ガスが増えてしまっては困るのでお金は出しますよと言っています。

ただ、いつ、いくらお金を払うのかなど、途上国との間で交渉が難航していて、結局具体的な事は決まっていません。

交渉が難航中していてみんながまとまって取り組まないといけないという時に、パリ協定から抜けると言い出したのが、アメリカです。

パリ協定はアメリカが中心になって進めていましたが、トランプ政権になって急きょ脱退すると、表明したんです。

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ツイッターではこんな発言もしています。

 

ただ、アメリカの中でも政府の方針とは異なり、温暖化対策を進めている州政府や自治体もあります。

また温暖化対策に取り組む活動に参加している人が全米の人口の半分近くにまで達しています。

 

国が温暖化対策になかなか動かないような状況に黙っていられないと、ポルトガルでは若者が動き始めました。

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若い世代が温暖化対策で動き出す中で、大人たちもCOPという会議で結果を出すことが求められています。

 

日本はというと、温室効果ガスの排出量を減らそうと言う目標は掲げてはいますが、これまでのところ増えたり減ったりで、目標達成の道のりはまだ遠いという状況なんです。

 

温暖化と言うとこれまでは南極や北極の話かなと思われていたかもしれませんが、今年は特に私たちの身近な危機になってきたと感じられた方も多いと思います。

すでに人ごとではないと言う思いで、考えていく必要があると思います。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2018年12月16日のゲストは、小林綾子さんです。

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:20:00 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2018年12月08日 (土)

チョコっと支援の気持ちを

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「せかいま」でもおなじみ、タレントのサヘル・ローズさんとの1枚です!でも、撮影した場所はスタジオではありません。今月(12月)7日、イラクの小児がんの子供たちを支援するためのチャリティーイベントが都内で開かれ、サヘルさんはゲストとして招かれました。

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イベントを主催したのは、イラクで支援を続けている日本のNPO法人「JIM-NET(ジムネット)=日本イラク医療支援ネットワーク」。サヘルさんも活動に携わっています。イラクでは、湾岸戦争やイラク戦争で使われた劣化ウラン弾が原因で、小児がんの子供たちが増えたと言われています。そこでJIM-NETでは2004年から、現地の子供たちに医薬品を提供するなどの活動を続けていて、その大きな資金源になってきたのが、毎年冬のこの時期に呼び掛けている募金です。でも、ただの募金ではありません。その名も「チョコ募金」と言います!

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カラフルなケースが4つ。それぞれ、中にはハート型の一口サイズのチョコレートが5つずつ入っています。活動に賛同してくれる人にこのチョコを買ってもらい、その売り上げを寄付金にしているんです。毎年、募金を呼び掛けるのが年末年始からバレンタインデーにかけての時期なので、応援してくれる人に感謝の気持ちをチョコで返そうということで「チョコ募金」なんですね。ケースには、イラクやシリアの小児がんの子供たちが「たんぽぽ」を描きました。過激派組織IS=イスラミックステートが去った後のイラク北部の病院で、がれきの中でたくましく咲く「たんぽぽ」をイメージしています。

サヘルさんも「日本にいてもできることがあります」と話していました。

「チョコ募金」で、私たちもチョコっと支援の気持ちを表すことができそうですね。

 

「チョコ募金」は、写真の4缶1セット2200円から受け付けています。

電話03-6908-8473(平日午前10時から午後4時)

または、JIM-NETのホームページ http://jim-net.org で申し込むことができます。

なお、チョコが無くなり次第、終了となりますのでご注意ください。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2018年12月9日のゲストは、ハリー杉山さんです。

 

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:18:27 | カテゴリ:芳川隆一のよしよし!やったるぜ! | 固定リンク


  
2018年12月07日 (金)

週刊Mr.シップ 第百四十三回 「温暖化2」

 

今年の冬はやっぱり暖冬?

 

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よしよしは、払うお金に無頓着だな。

ちゃんと電気料金の紙に書いてあるぞ。

 

ちなみに、「温暖化1」はここから読めるぞ。

週刊Mr.シップ 第九十六回 「温暖化」

 

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:16:55 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2018年12月06日 (木)

米中首脳会談&韓国 苦境のムン大統領

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2018年12月2日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、国際部布施谷博人デスク、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストの藤本隆宏さん、国際部佐々一渡デスクです。

 

この日、アメリカのトランプ大統領と、中国の習近平国家主席、約1年ぶりとなる首脳会談が行われました。

先週のせかいまで米中の“貿易戦争”を解説した、国際部経済担当・布施谷デスクが再び解説しました。

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会談が決裂して、アメリカと中国の貿易摩擦がさらに激しくなってしまうのか、それともいったん歩み寄るのかどうかが焦点でしたが、ひとまず最悪の事態は避けられました。

アメリカが、来年1月に予定していた関税の引き上げを一時的に見送り、

中国も、アメリカの貿易赤字を減らしますと約束したんです。

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トランプ大統領は会談のあと「両国の無限の可能性を引き出すことができる、すばらしく生産的な会合だった」と自画自賛しました。

また中国側は記者会見を開いて「すでに25%の関税をかけられている輸入品についても、関税をなくす方向で協議を続けることで合意した」と発表しました。

中国が、会談の直後に記者会見までするのは異例のことで、ほっとした様子がにじみ出ています。

 

しかし、残念ながらこれは一時休戦にすぎないと思います。

実は、今回の合意にはこんな内容が入りました。

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アメリカが不満を強めている、中国による知的財産権の侵害やサイバー攻撃の問題です。

中国は「そもそもそんなことはしていない」というスタンスですが、今回はその対応策を話し合うことで合意したとなっているんです。

これには「90日以内に合意できなければアメリカは1月の関税引き上げを復活させるぞ」と脅しをかける条件も盛り込まれています。

貿易摩擦がより激しくなる事態はいったん避けられる見通しですが、結局難しい問題を先送りにしただけ、というのが本当のところでもあります。

この問題は、まだまだ、ひとやまふたやまありそうです。

 

 

 

続いて、韓国のムン・ジェイン大統領について、国際部佐々一渡デスクが解説しました。

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まず注目したいのが韓国の最高裁判所が出した判決です。

裁判では、韓国の原告が太平洋戦争中に、「強制的に日本に連れて行かれて働かされた」と訴えていました。

韓国の最高裁判所は原告の訴えを認め、日本企業に賠償を命じたのです。

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この判決は日韓関係に大きな影響を与えるものでした。

 

日本と韓国は50年あまり前に国交を正常化しました。

その時に結んだ協定で、こうした賠償の問題については「完全かつ最終的に解決済みだ」というのが日本の立場です。

一方、韓国政府も、2005年に賠償などの責任は自分たちにあるという公式見解を出していました。

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ところが今回の最高裁判所の判決は、この前提を覆すのもでした。

日本でも立法、行政、司法の3つが独立していて三権分立と言いますが、韓国のムン政権も今回のことについて、「三権分立の原則で行政と司法は別だから、司法の判断は尊重しなければならない」と説明しています。

韓国では同じような判決が今年10月にも出ていて、日本政府は「国と国との約束を守っていない」と韓国政府に抗議しています。

さらに、同じような裁判がまだ10件以上あるとされていて、今後日本企業に賠償を命じる判決が相次ぐ可能性がありそうです。

 

この裁判だけでなく、日韓関係を冷え込ませる出来事がありました。

「慰安婦問題」に関わることです。

前のパク・クネ大統領の時に、韓国は、日本とこの問題の最終的な解決で合意していました。

その合意によって元慰安婦を支援する財団が作られました。

その財団には、日本政府が10億円を出していたんです。

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しかし、ムン政権はことし11月、財団を解散すると発表したんです。

 

ムン大統領は、前のパク政権がやってきたことを否定することで国民の支持を集めてきたと言えます。

このままだと、日韓関係はさらに悪くなりそうですが、ムン大統領も本音では関係を悪くさせたくないはずです。

ただ、日本に配慮しすぎると、韓国の国内から批判を受けることになりかねません。

つまり、韓国の世論と日本との関係で板挟みになっていて、対応に困っている状況だと言えます。

 

ムン大統領、他にも難しい立場に立たされているんです。

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こちらの模型を使って説明していきます。

周りに咲いている花は、ムン大統領が実現を目指す3つの「理想の花」です。

「日韓関係」の花は、これまで見てきたように裁判や慰安婦の問題を受けて、元気がない状態です。

 

他には、「国内経済」と「北朝鮮問題」の花がありますが…

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国内経済の花は、突然出てきたモグラに折られてしまいました。

 

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格差をなくして雇用を増やすって言って当選したムン大統領だけど、なかなかうまくいってないみたいなんだヨーソロー

 

韓国では、ムン大統領が経済や雇用の問題を改善できるのか、国民から厳しい目が向けられています。

最新の世論調査では、6割近くの人がムン大統領の経済政策を評価しないとしています。

 

そんな中、韓国の学生から就職先として注目されている国が、日本なんです。

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厳しい受験戦争など、努力を重ねても、韓国で望んだ仕事にはつけないという若者が少なくありません。

ソウルには日本企業への就職対策を学ぶ塾が人気を集めています。

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日韓関係も国内経済もうまくいっていないムン大統領ですが、過去の大統領と比べても支持率は高いんです。

その最も大きな理由が最後に残った花、「北朝鮮問題」で大きな評価を得ているからなんです。

 

ムン大統領はことしだけで、3度の南北首脳会談を行うなど、対北朝鮮政策に力を入れてきました。

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南北をつなぐ鉄道や道路など協力事業を進めようとしたり、北朝鮮のキム・ジョンウン委員長のソウル訪問を実現しようと模索してきました。

 

ムン大統領は、アルゼンチンで行われたG20サミットで、アメリカのトランプ大統領と会談して意見を交わしました。

韓国の大統領府はこの会談について、北朝鮮のキム委員長の韓国訪問が重要だという認識で一致したと説明しています。

実現すればムン大統領の大きな追い風となると思います。

ただ、北朝鮮の出方や、周辺国の思惑、様々なことが複雑に影響するため、いつ実現するのかはっきりとは見通せない状況です。

 

とは言っても、韓国の世論調査を見ると、6割近くの人がムン大統領の北朝鮮政策を評価するとしています。

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アメリカのトランプ大統領は2回目の米朝首脳会談を来年1月か2月に開催する見通しで、開催地として3つの場所を検討していると明らかにしました。

米朝の首脳が再び直接会談を行うことになれば、朝鮮半島情報が大きく動き出す可能性もあります。

会談がうまくいけばムン大統領にとって、対北朝鮮政策を進めやすい状況になるといえます。

 

北朝鮮をめぐる問題には積極的に取り組んでいるようですが、やはり気になるのは、元気のない“日韓関係の花”です。

韓国が日本を重要な国と考えていることは間違いありません。

経済や北朝鮮への対応など、こうした面から考えても日本との協力は欠かせないからです。

ムン大統領としても、日韓関係を修復するための方法を探っているはずです。

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ムン大統領の任期はまだ3年半ありますが、韓国の国内事情、あるいは対北朝鮮政策というのは日本にも何らかの形で影響してきます。

今後の韓国国内がどうなっていくのか、日本との関係はどうだろうかなどと考えながら見ていくと、今後の国際ニュースの理解が深まるかと思います。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2018年12月9日のゲストは、ハリー杉山さんです。

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:16:58 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2018年12月01日 (土)

週刊Mr.シップ 第百四十二回 「日韓関係」

「これでわかった!世界のいま」 毎週日曜 午後6時05分〜

 

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投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:18:26 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2018年11月30日 (金)

「超学歴社会」の"今"

この前、韓国で大学進学のための試験が行われたというニュースを見ました。受験生を警察がパトカーで会場に送ったり、一時的に航空機の離着陸を禁止したり、相変わらず国を挙げての一大行事であることが良く分かりましたが、同時にそれは、それだけ韓国社会では学歴が重視されているという事。大企業に就職できるのはほんの一握りのエリートだけだそうです。そういえば、去年、私が大統領選挙の取材で現地を訪れた時も…。

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ここ、ムン・ジェイン候補(当時)の演説会場には、若者がたくさんいた事を覚えています。

若者が夢を持てる社会を実現すると訴えたムン候補。中には「私はまだ選挙権は無いけど、私たちにとって良い社会にしてくれると思ったから応援に来た」と話してくれた女子高校生までいました。あれから約1年半がたちますが、韓国では若者の失業率は高いままです。取材では、より良い企業を目指していわゆる“就職浪人”する大学生にも会いましたが、彼らが今、どうしているか気になります。

こうした中、韓国の学生の中には、国内での就職に見切りをつけて、日本企業への就職を夢見る人が多いんだそうです。どんな思いで日本企業を目指すのか、また、日本での就職を支援しようという韓国の大学などの取り組みとは?

12月2日(日)の「せかいま」でお伝えします。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2018年12月2日のゲストは、藤本隆宏さんです。

 

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:14:44 | カテゴリ:芳川隆一のよしよし!やったるぜ! | 固定リンク


  
2018年11月29日 (木)

ゴーン前会長逮捕&米中首脳会談迫る

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2018年11月25日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストの濱田龍臣さん、国際部布施谷博人デスクです。

 

まず日産自動車のカルロス・ゴーン前会長の逮捕について、

ゴーン前会長にインタビューもしたことのある国際部経済担当・布施谷デスクが解説しました。

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カリスマ経営者の突然の逮捕に大きな衝撃が広がっています。

 

この事件をそわそわしながら見守るある国のリーダーがいます。

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フランスのマクロン大統領です。

 

日産は20年ほど前に経営危機に陥りました。

そのときに手を差し伸べたのがフランスにある自動車会社「ルノー」なんです。

日産はルノーから6000億円を超えるお金を出してもらって、ルノーと提携しました。

そのとき、日産を立て直すため、ルノーから送り込まれたのがゴーン前会長だったんです。

またこのとき、ルノーは日産の株式の43%を手にして日産に強い影響力を持つようになったんです。

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ルノーが兄貴分、日産が弟分とでもいう上下関係になりました。

その兄貴分のルノーの株式を一番持っているのが、実はマクロン大統領率いるフランス政府なんです。

 

そのフランス政府には、ある野望があるんです。

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それは、ルノーと日産の合併です。

マクロン大統領は、ルノーと日産が絶対に離れられないようにしたいと考えている、と言われています。

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日産は経営危機からV字回復を果たして、業績は完全にルノーを上回っています。

日産とルノーが合併すれば日産のばく大な利益がフランスに入ってきますし、日産が持つ電気自動車などの重要な技術も手にすることができます。

しかし、ルノーは日産の株式の43%を持っているといっても50%には届いていないので、完全に支配している訳ではないんです。

だから、なにかの拍子に日産が提携から離れてしまう可能性はゼロではないんです。

マクロン大統領は、大統領になる前、経済・産業を担当する大臣だったんですが、そのときから「日産とルノーを合併させて離れられないようすることが、フランスの利益になる」と考えていたと言われているんです。

マクロン大統領は今回の事件を受けて、「注意深く見守っていきたい。株主として支援したい」とコメントしていますが、困ったことになったと思っているはずです。

マクロン大統領にしてみれば、“ゴーン前会長が合併を進めてくれる”と思っていたはずです。

 

ただ日産にしてみれば、「日本企業として、経営の自主性は失いたくはない」というのが本音です。

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ゴーン前会長も合併には慎重な立場でしたが、ことしになって、ルノーと日産の将来について「不可逆的、つまりもとに戻らない関係を考えている」と、合併に前向きともとれる発言をしたんです。

まずはゴーン前会長に代わって誰に舵取りを任せるのかを決め、経営を安定させなければなりません。

ただ、日産には日産の思いがありますし、ルノーも当然、人を送り込みたいと思うでしょう。

またフランス政府の意向も影響しますので、これからいろんな駆け引きがありそうです。

 

 

続いて、「米中貿易摩擦」について、引き続き、布施谷デスクが解説しました。

30日からアルゼンチンでG20=主要20か国の首脳会議が開かれます。

その場で、トランプ大統領と習近平国家主席の会談が予定されています。

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2人が会うのは実に1年ぶり。

貿易で激しい応酬を続けているさなかに2人が直接会うだけに、どんな話になるのか世界中が注目しています。

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ボクシングのリングを使って説明していきます。

 

米中は「高い関税をかける」というパンチを次々と繰り出して対立。

強烈な関税パンチを中国に打ち込みました。

「中国からいっぱい輸入品が入ってくるから、アメリカは赤字だ!」

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一方、やられた中国も黙っていません。

アメリカに向かって報復パンチ。

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アメリカに大きなダメージを与えました。

そこからお互い殴り合いに。

相手の国にとって、大きな稼ぎになっていたモノに対してお互いが高い関税を掛け合いました。

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アメリカは中国の輸出品のほぼ半分に関税引き上げのパンチを打ち込んでダメージを与えています。

中国もアメリカからの輸入品の7割にパンチを打ち、互いに一歩も引かない状態です。

さらにアメリカは、次のパンチも用意しています。

来年1月に関税の税率を引き上げて中国にさらにダメージを与えようとしているのです。

 

アメリカでは、来年1月からのさらなる税率アップを前に、中国製の原材料など大量に買いだめをする企業も。

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中国も…

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[中国でじわじわと広がる米中貿易摩擦の影響を調べてきたヨーソロー]

 

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この数字からわかるように、今回の貿易戦争、中国側にもジワリと影響が出始めています。

 

そんな状況の中、1年ぶりに会うトランプ大統領と習近平国家主席が、どんな話し合いをするのか注目されています。

楽観はできませんが、もしかしたら進展があるかもしれません。

というもの、首脳会談を前に中国が貿易問題を解決するためにアメリカにあるものを送ったと言われています。

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貿易問題解決のための取り組みを盛り込んだ142項目に登るリストです。

具体的な内容は明らかになっていませんが、リストを見たトランプ大統領は「かなり完成した内容だ」ともコメントしています。

ただ、「大事な項目が4つ5つ漏れているので、受け入れられない」とも言っています。

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中国が少し拳を下ろし、後ろに下がるようなポーズを取っているような状態ですが、これはもしトランプ大統領がリストを受け入れないなら“悪いのはアメリカだ”とまたパンチを出すぞ、という状況なんです。

今回の会談で、トランプ大統領の出方によっては対立はいっときは和らぐかもしれません。

しかし、アメリカと中国の対立は根深く簡単には解消できません。

アメリカ政府や議会の中には、トランプ大統領よりもはるかに激しく中国を批判する声が渦巻いているからです。

 

今、徹底的に戦わないと、取り返しがつかなくなる、「もっと戦え」という意見がかつてないほどに強くなっています。

トランプ大統領はそういう国内の声も聞きながら首脳会談に臨まなければなりません。

今度の首脳会談でトップ同士がどんな言葉を交わすのか、日本を含め世界にも大きく影響しますので、よく見ていきたいと思います。

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これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2018年12月2日のゲストは、藤本隆宏さんです。

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:17:48 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2018年11月24日 (土)

週刊Mr.シップ 第百四十一回 「ゴーン前会長逮捕」

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インテリ風に語ってみたけど、オレも経済のことは詳しくないんだ。すまんな、よしよし。

きっと日曜日にせかいま先生が教えてくれるさ。

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:17:25 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


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