世界遺産ライブラリー



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エーランド島南部の農業景観

  • 国 名 :スウェーデン
  • 分 類 :文化遺産
  • 登録年 :2000年
  • 遺産名(英語):Agricultural Landscape of Southern Oland

スウェーデンのエーランド島は、南北に細長く、その南半分が世界遺産になっています。島の大部分を占めるのは、石灰岩の荒地、アルバーレット。農業ができる土地は、海岸沿いにわずかしかありませんが、人々は、そこに根気強く草を植え、牧畜を営んできました。
「シリーズ世界遺産100」では、厳しい自然環境を、牛と共存しながら生き抜いてきた島の人々の暮らしをご紹介します。一年の大半は冬というエーランド島。高い山などがない平らな島には、冷たい風が吹きつけ、大地は凍りつきます。だから、短い夏の間、人々は一家総出で朝から大忙し。子供たちは牛を放牧地へ連れ出します。小さい頃から一緒に育つ牛と子供たちは、まるで兄弟のよう。放牧の合間を縫って、一家の父は牧草の刈り取りに出かけます。冬場に備えてひと夏に3回も収穫するといいます。干草作りが一段落する夏至の日には、太陽に感謝する祭りが開かれます。広場で歌い、踊る人々は楽しそう。千年続いてきた光景です。