世界遺産ライブラリー



このページを印刷する

サント・ドミンゴの植民都市

  • 国 名 :ドミニカ共和国
  • 分 類 :文化遺産
  • 登録年 :1990年
  • 遺産名(英語):Colonial City of Santo Domingo

サント・ドミンゴは新大陸の発見者コロンブスが築いた街。
「世界遺産100」では、この街に刻まれた人間コロンブスのドラマに迫ります。
1492年、新大陸を発見したコロンブスは、現在のドミニカ共和国の南端の河口に砦を築きます。その砦が発展した街が現在のサント・ドミンゴです。
「地球は丸いから、西に向かえばインドに到着する」その信念を貫き、アメリカ大陸を発見したコロンブスは、総督としてサント・ドミンゴに赴任します。しかし、植民地の統治は不得手でした。彼は、度重なる部下の反乱に悩まされ、新植民都市の統治は暗礁に乗り上げます。
彼は、スペインの役人によって逮捕され、本国送還の憂き目に会います。
二代目総督としてサント・ドミンゴに派遣され、植民都市の形を整えたのは、ニコラス・デ・オバンド。彼は、スペインの都市造りを新大陸に持ち込み、新大陸初の大聖堂、病院、裁判所などを次々と建造していきます。
その後、コロンブスの息子が総督としてサント・ドミンゴに復帰。スペインで既に死を迎えていたコロンブスの遺体は、遺言により、サントドミンゴに埋葬されました。
サント・ドミンゴは、コロンブスの栄光と挫折が刻みこまれた街なのです。