

フランス・ノルマンディー地方の海に浮かぶ島、モンサンミシェル。小さな島の中心に、城砦のような修道院が屹立し、古くから「海上のピラミッド」などと呼ばれてきました。モンサンミシェル湾は、干満の差が激しく、島は、絶海の孤島になったり、大陸と地続きになったりと、様々な表情を見せます。
「シリーズ世界遺産100」では、中世以来、多くの人々の心を捉えてきたモンサンミシェルの神秘的な姿と、奇跡の物語をご紹介します。この小島はなぜ、モンサンミシェル(大天使・ミカエルの山)と呼ばれるようになったのでしょうか。中世、巡礼者は、広大な干潟を歩いてモンサンミシェルを目指しました。しかし、潮の干潮のタイミングを読み誤れば、あっという間に干潟は波に飲み込まれてしまいます。人々は、巡礼の前に遺書まで書いていた、といいますが、なぜ、命をかけてまで、ここを目指したのでしょうか。今も年間100万人以上の観光客が訪れるという島と、それを取り囲む雄大な自然の魅力をお伝えします。

