世界遺産ライブラリー



このページを印刷する

コナーラクの太陽神寺院

  • 国 名 :インド
  • 分 類 :文化遺産
  • 登録年 :1984年
  • 遺産名(英語):Sun Temple,Konarak

インド東部のコナーラク。「太陽のあるところ」を意味するこの地に、太陽神を祀るヒンドゥー教のスールヤ寺院があります。スールヤは太陽の神様で、7頭立ての馬車に乗って、日々、東の空から西の空へ駆けるのだと信じられてきました。13世紀、この地を支配していたナラシンハデーヴァ一世は、建物自体をスールヤが乗る馬車に見立てた巨大な寺院を作りました。一説には、侵攻してきたイスラム軍との戦いに勝った記念だったとも言われます。
「シリーズ世界遺産100」では、古の人々の想像力が作り上げた不思議な寺院を、細部にわたってご紹介します。馬車には、直径3メートルにも及ぶ車輪が12対ついています。ヒンドゥー教では車輪は、時間のシンボルだそうです。壁面を埋め尽くす彫刻は、数あるヒンドゥー寺院の中でも傑作といわれています。また、寺院に付属する舞楽殿で踊られていたというオディッシー・ダンスも必見です。「動く彫刻」とも称されるこのダンスは、舞楽殿に彫られた踊り子の彫刻そのものです。