世界遺産ライブラリー



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アウシュビッツ強制収容所2

  • 国 名 :ポーランド
  • 分 類 :文化遺産
  • 登録年 :1979年
  • 遺産名(英語):Auschwitz Birkenau
    German Nazi Concentration and Extermination Camp (1940-1945)

1942年、ナチス・ドイツは、ユダヤ人を絶滅させるための施設として、アウシュビッツ第二収容所を建設しました。広さ170ヘクタール、およそ300棟の収容棟が立ち並び、多いときには9万人の囚人が収容され、死へと導かれました。
収容所の中まで線路が引き込まれ、ヨーロッパ中から大量のユダヤ人が貨物列車に乗せられてきました。
アウシュビッツ強制収容所に収容されながら奇跡的な生還を果たしたアウグスト・コバルチクさんは、大量殺戮(ホロコースト)の様子を目撃していました。スロバキアから連行されたユダヤ人の女性と子どもたちが選別され、ガス室に送られていく姿です。
ユダヤ人たちは、風呂に入るからと裸にされ、大きな部屋に集められました。しかし、天井の穴からはお湯ではなく、チクロンBという殺虫剤が投げ込まれ、ユダヤ人たちは20分間もだえ苦しみ窒息死しました。
アウシュビッツで殺された人は140万人とも言われています。コバルチクさんは、戦後、収容所での体験をドイツの若者たちに語り継いでいます。心の中から決して消せない記憶を次の世代に伝えていくのが、助かった者たちの責任だと思っているのです。
番組では、アウシュビッツ第二収容所で繰り広げられたホロコーストの記憶を、コバルチクさんの証言で伝えます。