

人口2000万を数えるアメリカ大陸最大の都市メキシコシティー。この大都会の地下には、葬り去られた一つの文明が埋められています。
「シリーズ世界遺産100」では、スペインによる征服の後に建設された巨大都市に秘められた壮大な歴史の物語を伝えます。16世紀初め、この地を征服したスペイン人は、直ちに植民地の首都の建設を始めます。街の中心には勝利の象徴として、250年もの歳月をかけて中南米最大の大聖堂が建てられました。大聖堂の地下には奇妙な石積みが残されています。それは、スペインに征服されたアステカ帝国の遺構です。大聖堂を臨むメキシコシティーの中心部は、かつてアステカの都だったのです。1978年、配管工事中に偶然に発見され、その後の発掘で大神殿が姿を現しました。アステカの都は湖の上にありました。メキシコシティーの南に位置するソチミルコは、およそ500年前にアステカの都を取り囲んでいた湖の一部なのです。今もアステカ時代の農業の名残が見られ当時を偲ばせます。番組では、大神殿を中心に、かつて繁栄した古代文明アステカ帝国の都の全容を再現します。

