

ブラジルとアルゼンチンの国境で、轟音を響かせながら流れ落ちるイグアスの滝。イグアスとは先住民の言葉で「壮大な水」を意味し、大小270以上の滝が連なり、最高80メートルの断崖を大量の水が落下しています。
「シリーズ世界遺産100」では、イグアスの滝の雄大な姿を、地元の人々に語り継がれる「滝にかかる虹」の伝説、周辺に住む珍しい動植物とともに紹介します。伝説では、シャーマンが「世にも不思議なことを起こす」という神のお告げを聞いた後、月の光が作り出す神秘的な虹が滝にかかったと言います。高感度ハイビジョンカメラが虹の姿をとらえました。滝周辺の亜熱帯の森には、お腹の袋で子育てをする有袋類のオポッサム、木の上に寄生し、ハエや蚊の幼虫を育てる植物ブロメリアなどが生息しています。滝の裏側にはオオムジアマツバメが巣を作り、滝のカーテンによって天敵から身を守っています。

