2013年07月31日 (水)ハチ刺されに要注意!


ハチに刺される被害は夏場から秋にかけてが最も多くなり、最近では都市部の住宅地にもスズメバチが進出してきているといわれます。そのため夏休みを前に、子どもたちがハチに刺されないための注意点などを学ぶ特別授業が都内の小学校で行われました。


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この授業は、夏休みを迎える子どもたちが外出先などでハチに刺されるのを防ごうと東京・品川区立第一日野小学校で開かれ4年生から6年生までのおよそ220人が参加しました。

hati20130731-2.jpgはじめに昆虫に詳しいことで知られる俳優の哀川翔さんが講演し、ハチは巣に近づかなければ攻撃してこないので刺激しないことが大切だと呼びかけました。このあと、ハチの被害に詳しい獨協医科大学病院の平田博国医師がハチにあった場合の注意点を話しました。

hati20130731-3.jpg平田医師によりますと、まず大事なのは巣に近寄らないことです。

また、服装の工夫も必要です。ハチは黒い物に集まるので黒っぽい服やひらひらするものは避けること、黒いかばんや靴も避けたほうがいいそうです。服装は顔や首、腕、足などをなるべく出さず、髪の毛も黒いので白い帽子をかぶるのがいいということでした。

また匂いにも気をつけることが大事です。香りのする香水や整髪料はつけないことはもちろん、ジュースなどを飲む時はハチが寄ってくる恐れがあるので、注意が必要です。

その上でハチに遭遇してしまった時には手で振り払ったりするとかえってハチを刺激してしまうので、身を低くして顔を下向き加減にしゆっくりとその場から離れるのが正しい避難の方法です。それでも、もし刺されてしまった場合には、すぐに誰かを呼び、針が残っていれば取り除いて毒を絞り出し、水で洗い流して刺されたところを冷やした上で、安静にして様子をみることが大事だということです。

30分ほど様子をみて異常がないようならひとまずは安心ですが、その間に息苦しさや吐き気などの症状が起きた場合は、ハチ毒アレルギーの症状の疑いがあり、場合によっては命に関わる危険な状態になる可能性があります。重いアレルギー症状を起こしやすい人は以前にハチに刺されたことがある人ですが、多量のハチの毒が一度に体内に入ってしまうと初めてのハチ刺されでも同じような症状を引き起こすことがあるということで、そうした場合には、急いで医療機関を受診してほしいと平田医師は呼びかけていました。

hati20130731-4.jpgハチの被害は夏から秋にかけてが最も多く例年20人前後が死亡していて、特に猛暑の年は、被害が増える傾向にあるということです。会場には体長5センチほどもあるオオスズメバチなども展示されていました。子どもたちはその大きさに驚きながらこわごわとケースの中のハチをのぞき込んでいました。

hati20130731-5.jpg参加した子どもたちは「以前にハチに刺された時はすごく痛かったので気をつけたいです」「ハチにあった時には逃げてちゃんと体勢を整えることが大切だと思いました」などと話していました。

都内の自治体の窓口には7月からハチの巣の駆除についての相談が次々に寄せられているということです。また洗濯物や布団を取り込むときに、ハチがとまっているケースもあり、アウトドアに出かけなくてもハチ刺されの危険はあります。ハチの習性を知ってハチ刺されの被害にあわないよう気をつけることが大切だと思います。

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投稿者:山本未果 | 投稿時間:06時00分

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