2013年02月26日 (火)見た目に症状がある人の写真展


顔の腫瘍や脱毛症など、見た目に症状がある人たちへの偏見や差別をなくそうと、症状がある人たちの日常の姿を写した写真展が先日、東京・中央区で開かれました。

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 「ただ、自分らしく」と題したこの写真展は、見た目に症状がある人たちへの支援活動を行っているNPOが開き、写真家の冨樫東正さんが撮影した24点の写真が紹介されました。

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いずれも体の色素がない病気の人や円形脱毛症の人など見た目に症状がある人たちのふだんの姿を捉えたものです。

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このうち、リンパ管の腫瘍で生まれつき顔の一部が腫れ上がっている男性の写真は、マラソンの練習中の姿を写したものです。

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男性は、参加した人たちが境遇などに関係なく限界に挑戦するマラソンに取り組むことで、自身の見た目の問題にも少しずつ向き合えるようになったということです。

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また、全身の毛が抜ける病気の女性を写した写真もありました。

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結婚式当日の様子を捉えたもので、着付けの際、部屋に入って来た新郎にウェディングドレス姿でほほ笑む優しい笑顔が印象的です。

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写真展を主催したNPO法人「マイフェイス・マイスタイル」によりますと、見た目に症状がある人は日本では80万人から100万人いると見られるということです。ただちには生命の危機も治療の緊急性もないため軽く考えられがちですが、ジロジロ見られたり心ない言動に傷つけられたりして孤立を深め、自ら命を絶ってしまう人もいるということです。

「マイフェイス・マイスタイル」の外川浩子代表は「カメラの前に立つまでには、それぞれが悩み苦しんで来たと思います。それでも自分らしく生きようと前を向いてカメラに笑顔を向ける彼らの姿を見て、誤解や偏見をなくしてもらえれば」と話していました。

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投稿者:辻英志朗 | 投稿時間:06時00分

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