2013年01月31日 (木)学生プログラマー、日本一の栄冠は


コンピューターに関する優れた技術を持つ学生を発掘しようと、独自に書いたプログラムを競い合う全国大会の決勝戦が、今月、東京で開かれました。インターネットで同時中継もされたこの対戦、白熱した展開に会場とネット上、双方で大きな盛り上がりを見せました。

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昨年度から始まった、学生プログラマー日本一決定戦「CODE VS」(コードバーサス)。優れたプログラミング技術を持つ学生を発掘しようと、大手情報サービス会社やIT関連企業など、17社が共同で開きました。

20130131pro_02.jpgことしの会場となったのは、東京・港区のnicofarre(ニコファーレ)。インターネット中継を見ている人の感想などが、壁全面にリアルタイムに表示されます。

20130131pro_12.jpgことしは、中学生から大学院生まで、およそ500人が参加した予選を勝ち抜いた8人の学生が、上から落ちてくるブロックを特定の組み合わせでそろえて消すパズルゲームを使い、1対1のトーナメント方式で対戦しました。

20130131pro_03.jpgゲームは、事前に書いたプログラムによって進められます。ブロックを一度に大量に消すと、相手側に消すことができないブロックが落とせるなど対戦要素も強く、会場は大いに盛り上がりました。

20130131pro_05.jpgどちらがより長くブロックを消し続けられるかなどを競った結果、東北大学大学院の小松智希さん(23)が優勝しました。小松さんは「優勝は予想しておらず、びっくりしています。今後もさまざまなことを学び、将来、自分の技術を最大限に生かせるようにしたい」と話していました。

20130131pro_07.jpg大会終了後、参加した学生と企業の関係者は、どんなねらいでプログラムを書いたのかを話し合うなど、交流を深めていました。昨年度、初めて開かれたこの大会では、参加した複数の学生が、その後、大会の協賛企業の内定を得るなど、学生と企業のマッチングの場にもなっているということです。

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主催企業の1つ、「ビズアイキュー」の松浦太郎 執行役員は「特にプログラミング分野では、エントリーシートのようなものだけでは、学生の真の能力はわからないので、こうした取り組みによって学生の本当の能力を知るきっかけになる。複数の企業によって行うことで、IT業界に興味を持つ学生のすそ野を広げていくことが大事だ」と話していました。

20130131pro_10.jpgコンピューターに関する深い知識を持つ優秀な学生の確保は、IT関連企業にとって、今後も成長を続けるために必要不可欠なことです。スキルを持つ人材を求める企業と、そのスキルを存分に見せることができる学生が一堂に会するこうした取り組みが広がることで、日本のIT業界がさらに発展することを期待したいと思います。

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投稿者:千田周平 | 投稿時間:06時00分

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