2012年10月25日 (木)三陸の水産物、ブランド化で販路拡大を


東日本大震災の被災地では、主力産業の1つである水産業の復興が大きな課題となっています。こうしたなか、東北地方の水産業を支援しようと、太平洋沿岸で取れる水産物をブランド化して販路を広げようというプロジェクトがスタートし、東京で発表会が開かれました。

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「三陸フィッシャーマンズ・プロジェクト」と名づけられたこの取り組みは、東北の水産業を支援しようと、宮城県石巻市に支店を置くインターネット検索大手「ヤフー」や、食品の宅配会社「オイシックス」などが企画しました。

20121025sanriku_2.jpg今月、東京で開かれた発表会では、東北のおいしい水産物をブランド化して販売していく方針が示され、その第1号として石巻市で生産されたホタテを売り出す計画が発表されました。

20121025sanriku_3.jpgホタテは殻の大きさが11センチ以上、重さが250グラム以上の大型のものを厳選。「でか」くて、「ぷり」ぷりの「ほ」たて、「テカプリホ」というブランド名を付け、インターネットを通じて全国に販売。すぐに完売する人気となりました。

20121025sanriku_1.jpgこのホタテを生産している石巻市の阿部勝太さんは「ホタテのおいしさだけではなく、一生懸命頑張っている若手の漁師がいることもあわせて知ってほしい」と話していました。

20121025sanriku_7.jpgまた、ヤフー復興支援室の須永浩一室長は「魅力的な水産物を1つ1つピックアップして、世界の三大漁場とされる三陸の海の可能性をさらに広げていきたい」と話していました。プロジェクトでは今後、新たな商品のブランド化を進めるとともに、水産物を生かした観光客の誘致などにも取り組んでいくということで、来月には現地で漁業体験企画などを予定しているということです。

20121025sanriku_5.jpgインターネットという販路を生かし、価値の高い商品を全国の消費者に届けようというこの取り組み。被災地の水産業の復興に向けてどのような効果をもたらすのか、今後も注目していきたいと思います。

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投稿者:千田周平 | 投稿時間:06時00分

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