2012年05月08日 (火)手元に残る外国通貨 1兆3000億円


海外旅行のために両替した外国の通貨が帰国後も手元に残っている金額は、1人平均3万円余りで、人口などから推計すると、国内全体で1兆3000億円余りになるという調査結果がまとまりました。

この調査は、旅行関係の出版社「トラベルジャーナル」がインターネットを通じて初めて行ったもので、海外旅行の経験がある20代から60代までの男女7800人余りから回答がありました。
両替した外国通貨について聞いたところ、72%の人が「使い切らずに持ち帰った」と答えました。

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残っている金額は、円に換算して1人平均3万2000円余りで、年代別の人口や海外旅行の経験者の割合などから推計すると、自宅や財布に眠っている、いわゆる「タンス外貨」は国内全体で推定1兆3200億円余りになったということです。

ggk2.jpg調査を行った出版社は「かなりの金額の外国通貨が眠っているとみられるので、有効に使える何らかの仕組みを考えるべきではないか」と話しています。

羽田空港で聞いたところ、会社員の女性は「念のために多めに両替するので、結局、余ってしまいます。家族も外国通貨を持ち帰るので、 家には複数の国の通貨がたまっています」と話していました。
また、中国から帰国した会社員の男性は「空港で最後に飲み物を買って使い切ろうと思いましたが、コインが少し残り、使い道もないので旅行の記念にします」と話していました。

国際クレジットカード会社「ビザ・ワールドワイド」の調べよりますと、海外旅行をする日本人の現地での支払い方法は 「現地の通貨」が63%で最も多く、「クレジットカード」は34%だということです。
ビザ・ワールドワイドの外山正志統括部長は「日本人は、万が一のときのためにと、かなり多めに両替する傾向がありますが、それを日本に持って帰るとタンスの中に眠ってしまいます」と話しています。

gkk3.jpg一方、日本ユニセフ協会は、国内の空港などに募金箱を設けて、使わない外国通貨は世界の恵まれない子どものために寄付してほしいと呼びかけています。

gkk4.jpg募金箱の外国通貨は数か月ごとに回収され、ボランティアが紙幣やコインを国ごとに分けます。そのあと、紙幣は国内の金融機関で円に両替し、硬貨はその国の銀行に預け入れて現金化するということです。

gkk5.jpg日本ユニセフ協会広報室の加藤朱明子さんは「日本で両替できない外国の硬貨も、その国に持っていけば立派な通貨です。残っていたら、困っている子どものために寄付してほしい」と呼びかけています。

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投稿者:らいふちゃん | 投稿時間:06時00分

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