2012年04月13日 (金)専業主婦の世帯 8分の1が"貧困"


18歳未満の子どもがいる専業主婦世帯のうち、8世帯に1世帯が貧困の状態にあり、その半数が「子どもの預け先がないために働けない」という調査結果がまとまりました。

これは、独立行政法人の「労働政策研究・研修機構」が、去年、18歳未満の子どもがいる二人親世帯を対象に行ったもので、全国の1222世帯が回答しました。

調査によりますと、平均年収は、妻が専業主婦の場合は617万8000円で、妻がパートやアルバイトの場合の552万2000円より60万円以上多くなりました。

しかし、専業主婦の場合の内訳をみると、年収が600万円を超える世帯が47.1%と半数近くを占める一方、年収300万円以下の世帯も14.5%と7世帯に1世帯に上り、二極化の状態となっています。

このため、所得から税金などを差し引いた可処分所得を基に算出する「貧困率」(※下記ご参照)も、8世帯に1世帯に当たる12.4%と、パートやアルバイトの8.6%を4ポイント近く上回りました。

grhs1.jpgまた、働いていない理由については、半数を超える51.9%が「子どもの保育の手立てがない」ことを挙げていました。

周燕飛研究員は
「調査の前は、専業主婦は裕福の象徴とも思っていたが、二極化している。専業主婦は保育園に入れられる優先順位が低いため、待機児童が多い地域では、そもそも保育園の申し込み自体をあきらめている人が少なくない。専業主婦でも子どもを保育園に預けられるようにするなど、働きたい女性が働けるようにする対策が必要だ」と話しています。

※「貧困率」〜
厚生労働省の「平成22年国民生活基礎調査」で公表された、「貧困ライン」を下回る世帯の割合。
貧困ラインは、夫婦2人子ども2人の4人家族で297万円(税込)。夫婦2人と子ども1人の3人家族で257万円(税込)

投稿者:らいふちゃん | 投稿時間:06時00分

トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲