2011年09月07日 (水)白髪染め ヘアカラーの注意点は


おしゃれを楽しむ秋の気配が、少しずつ漂ってきました。
ファッションに合わせて、髪の色を変えたり白髪を染めたりする方もいるのではないでしょうか。このブログの9月1日の記事でも少し触れさせていただきましたが、白髪を染めるヘアカラーのコツや注意点についてお伝えします。

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都内のドラッグストアのヘアカラーのコーナーでは、白髪用がおよそ3分の2を占めています。かつては黒く染めるのが主流だった白髪染め。最近では色のバリエーションが増えています。30代、40代に人気なのが「泡タイプ」です。

20110907012.jpgドラッグストアの店長は
「泡タイプの商品が出てから、白髪染めの商品は売り上げが伸びています。ただ黒くするのではなく、おしゃれな白髪染めがはやっていると思います」と話しています。

白髪染めを使っている人に、街で話を聞いてみました。
「美容院に行くと高いし、1か月に1回染めないと間に合わないので、もうずっと自分でやっています」「30代でも使える明るい色が多くなってきています」などと答えていました。
一方で、こんな悩みもありました。
「生え際が難しい」「美容院と違って、きれいにできないし、ムラが出る」...

30代半ばを過ぎて、白髪染めのお世話になっている私が、メーカーにコツを教えてもらうことにしました。
上手に染めるには準備が大事。生え際の皮膚が染まらないための一工夫です。油性のクリームを髪に付かないよう、生え際から少し離して塗っていきます。髪が触れる耳の裏側にも付けます。塗るのは、水をはじくクリームであれば大丈夫。クレンジングやハンドクリームも使えます。

20110907014.jpg準備ができたら染めていきます。
まず、泡タイプ。
どんどん泡を髪の毛全体に乗せていくのが最初のステップだそうです。ポイントはたっぷり付けること。泡は空気でボリュームが増しているため、量を勘違いしがちです。

20110907015.jpg付けすぎかなと思うぐらいたっぷり乗せたあと、シャンプーをするように、もみ込んでいきます。指を中に入れて優しくもみ込むと、地肌のほうに浸透していくということです。白髪が気になるところには、泡をもう一度付けて覆うようにします。

一方、しっかり染められるために根強い人気があるのがクリームタイプです。
自分では見えない後頭部もムラなく根元から染めるにはどうすればいいのでしょうか。
まず自己流でやってみました。分け目が見えないので、根元をうまく塗ることができません。おすすめの塗り方はこちら。

20110907016.jpg分けた部分に手を添えて、あとはちょうど分け目のところから上に重ねていく感じで塗っていただければちょうど根元の部分から染められるということです。髪を押さえた指に沿ってはけを動かすと、分け目を塗ることができました。洗い流す5分ほど前にくしでとかして全体になじませます。
染め上がりは、白髪がムラ無くきっちり染まっていました。コツさえつかめば、きれいに染められるヘアカラー。しかし、中には強いアレルギーが出る人もいます。

ヘアカラーによるアレルギーはどんな症状なのか、東邦大学の関東裕美准教授に聞きました。
症状が出るのはヘアカラーが接触した部分に限らないといいます。ひどくなると、顔や首などにも広がり、目が開かなくなるほど腫れた男性の例もあったということです。

20110907020.jpg関東准教授は
「アレルギーの人は、そのときはちょっと変かなと思う程度でも、翌朝には、もっと変かな、赤くなって腫れてきて・・・というように症状がひどくなってきます」と話していました。

そこで、アレルギーを起こすかどうかを確かめる「パッチテスト」の方法を教えてもらいました。皮膚(下の画像は腕の部分です)に綿棒でヘアカラーをすり込み、2日間、反応を見ます。
ペンで印をつけておくと確認しやすくなります。お風呂に入っても、直接、皮膚を石けんでごしごしこすらなければ、反応が消えることはないそうです。赤くなってブツブツしてきたら、アレルギーのおそれがあります。

20110907018.jpg関東准教授は
「続けて使えば使うほど、アレルギーは成立すると強くなるのがほとんどですので、毛染めは難しいと思う方は、きちんと皮膚科の医師に相談しようと思ってください」と話していました。

このように、ヘアカラーは、人気の一方でアレルギーを起こしてしまう人もいます。パッチテストは、各メーカーが必ず使用前に行うようすすめていますが、メーカーで作る団体の調査によりますと、実際にしている人はごく僅かだということです。
関東准教授によりますと、ヘアカラーをしたあと、皮膚がヒリヒリしてなかなか治らない人は、パッチテストをしてアレルギーかどうか確かめたほうがいいということです。

ヘアカラーは、白髪を隠すだけでなく、好みの色に染めておしゃれも楽しむというように、女性の意識も変わってきました。それに伴って、メーカー側も、以前はなかった明るい色を出すなど、色のバリエーションが広がっています。

ただ、好みの色にするにはコツがあるんです。ヘアカラーは明るい色を暗くすることはできますが、逆に一度暗く染めてしまうと、急に明るくするのは難しいのです。このため、色選びに迷ったときは、明るめを選んだほうがいいそうです。

では、一度暗めの色に染めてしまったけど、やっぱり明るくしたい場合はどうすればいいのでしょうか。それには時間がかかります。今の色から少しずつ明るくしていくしか方法がないんです。
一段階ずつ明るい色に、さらに、例えば1か月後にまた染めるときに、もう一段階明るい色に、そして次のときに目標の色にと、少しずつ明るくしていきます。
これがムラを防ぐことになります。

一方、白髪染めをすると、髪が少なくなるとか、あるいは逆に白髪が増えたりしないかなど、心配する声もあるようですが、関東准教授によりますと、毛染めで白髪が増えるのは考えにくいということです。ただ、頭皮に炎症を起こすと、毛が抜けることもあるということです。
そのため、皮膚の状態がいいときに染める、ニキビやかゆみがあるときは染めないことが大事だということです。

投稿者:内田明香 | 投稿時間:06時00分

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