2012年12月26日 (水)「SIMフリー」スマホの海外通販に注意


「SIM(シム)フリー」と呼ばれるスマートフォンを知っていますか?通信会社を問わずに使えるもので、日本でも一部で人気を集めています。この「SIMフリー」のスマートフォンを海外から取り寄せる通信販売をめぐってトラブルが相次ぎ、消費者庁が注意を呼びかけています。

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【「SIMフリー」スマホとは】
スマートフォンは、契約している通信会社から渡される「SIMカード」と呼ばれるICカードを差し込むことで、通信ができるようになります。日本では、契約している通信会社の機種でしか通信できないよう、スマートフォンの本体側に制限がかけられている「SIMロック」の状態が一般的です。この場合、別の通信会社のスマートフォンを気に入って本体だけを手に入れ、今使っている機種から新たな機種へ「SIMカード」を差し替えても通信はできません。
一方、海外では、スマートフォンは本体側の制限はなく、ロックを解除してある「SIMフリー」の状態が一般的です。どの通信会社の「SIMカード」を差し込んでも通信できるので、日本でも一部で人気を集めています。

【消費者庁が注意喚起】
「SIMフリー」のスマートフォンは、輸入され店頭で販売されているケースもありますが、海外から通信販売で取り寄せることもできます。
12月14日、消費者庁はこの通信販売をめぐってトラブルが相次いでいるとして、消費者安全法に基づいて業者の名前を公表して注意を呼びかけました。消費者庁が名前を公表したのは、ホームーページ上では香港にあるとされ、「SKS Telecom」と記載されている業者です。

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この業者は、国内では手に入りにくい商品を香港やタイから発送するなどとホームページに掲載していましたが、11月以降、「代金を支払ったのに商品が届かない」などのトラブルの相談が23件寄せられているということです。消費者庁が調査したところ、ホームページに掲載されている住所に郵便物は届かず、電話もつながらなかったということです。消費者庁は、通信販売には実体がないと強く疑われるとしています。

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【海外通販の注意点は】
消費者庁によりますと、トラブルにあった人は、「ホームページには取引に関する詳細な記述があったほか、作り込まれていて完成度が高く、見栄えもよいので信用してしまった」と話していたということです。また、値段も相場よりやや安いくらいに設定されていたため、信ぴょう性が高まっていたということです。
店頭販売と違い、通信販売にはリスクがあります。消費者庁は、「前払いの通信販売はトラブルになるおそれがあり、ホームページの情報もうのみにしないよう注意が必要だ。不審な点があれば消費生活センターや警察に相談してほしい」と呼びかけています。
※最寄りの消費生活センターにつながる消費者ホットラインは、0570-064-370です。

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投稿者:三瓶佑樹 | 投稿時間:06時00分

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