2012年02月22日 (水)変わる喫茶店・カフェ "第三の場所"に


喫茶店のサービス最新事情についてお伝えします。

仕事の途中などに一息つく場所というイメージが強いんですが、最近は、「家庭」や「職場」に次いで長く過ごす、「第三の場所」としても注目されています。
どんなサービスで客をひきつけようとしているのか、取材しました。

110222m1.jpg都市部を中心に展開するカフェ・チェーンです。
このチェーンでは、立地や客層に合わせて特徴ある店作りを進めています。去年10月、横浜にオープンした店舗では、駅の地下街で女性客が多いとみて、ター ゲットを絞りました。
売り物は豊富な種類や量のスイーツです。一番人気は午後の「スイーツプレート」。ケーキ、アイスクリーム、ドリンクで680円です。 スイーツの売り上げは、ほかの店舗の3倍以上です。

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客は
「女子会がしやすい雰囲気だと思います」「気軽に入ってしゃべれる雰囲気がすごくいいです」などと話しています。

同じチェーンの住宅地に近い店舗。若い母親が多いこの地域では、こんなサービスも始めました。育児をしている店員が絵本を読んでくれます。

110222b3.jpg忙しいお母さんも
「家ではコーヒーを飲む時間もないですから、こうやって見てもらいながらコーヒーを頂くのはうれしいです」と話しています。

一方、こちらは、名古屋生まれの喫茶チェーンの東京都内の店舗です。
家族連れやグループに毎日訪れてもらおうと、地域に密着した住宅地の店舗を全国的に増やしています。

110222b5.jpg客の関心を集めるのは名古屋流の独自メニューです。
トーストにバターとあんを載せる「小倉トースト」。そして、温かいデニッシュパンにたっぷりソフトクリームを載せた、こちらのメニューも人気です。このボリュームも名古屋流ですね。

110222b6.jpg店内は広く、ゆったり過ごせるように造られています。客の平均滞在時間は1時間以上。会話を楽しむグループの客が増えることを期待しています。
訪れた女性は
「きょうはのんびりしているから、あと1時間くらいはいさせてもらおうかなと思います」と話していました。
この店は、現在400店舗余り。4、5年後には1000店舗を目指しています。

続いては、輸入インテリアの販売店が経営しているカフェです。

110222b7.jpg力を入れているのは、この店限定の「モーニング」。土日の午前中はお皿に盛り放題なんです。家族で会話をしながら、買い物のプランを練ってもらえればという考えです。
サービスを始めてから、訪れる人は70%近く増えたということです。

110222b8.jpg担当者は
「朝のお客様が増えたことで、ゆっくり過ごされる客が増えているようです。楽しんでもらえればと思います」と話していました。

こうした喫茶店やカフェですが、店ごとにメニューやサービスに特徴を持たせたり、生活に身近なところに店を出したりして、どうやって楽しい時間を過ごしてもらえるか、競い合っているとも言えます。
私たちにとっては、好みに合った店を探す楽しみが増えつつあるのではないでしょうか。

投稿者:宮本知幸 | 投稿時間:06時00分

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