2012年01月05日 (木)"絆志向"か 正月の同窓会が急増


東日本大震災のあと、親しい人との結びつきを求める「絆志向」が強まっていると言われるなか、この正月休みや7日からの3連休をなどを利用して同窓会を開催する動きが目立ち、幹事を代行する会社には、去年を大きく上回る依頼が寄せられています。

茨城県つくば市のホテルでは、2日、25年前に市内の中学校を卒業した140人が集まり、同窓会を開きました。

01052.jpg

幹事の40歳の男性は、去年の東日本大震災の当日、東京都内で仕事をしていましたが、震度6弱を観測した、出身地、つくば市の同級生となかなか連絡が取れず状況が気になっていました。震災を一つのきっかけに同級生のつながりを深めていこうと、帰省で多くの人が集まりやすいこの時期に同窓会の開催を決めたということです。

この日は、集まった人たちがそれぞれの近況を報告したり、昔話をしたりして、旧交を温めていました。

01051.jpg幹事の男性は
「震災を機に人と人とのつながりの大切さを感じました。同窓会をきっかけに今後も連絡を取り合い絆を深めていければいいと思います」と話していました。
また、参加した人は
「25年ぶりに会ってみて、誰か分からないほど変わっている人もいましたが、同級生のつながりの大切さを感じました」と話していました。

同窓会の司会や案内状の発送など、幹事を代行する業者によりますと、震災のあと、去年の夏ごろから申し込みが相次ぎ、今月は去年の2倍に増えたということです。
ほかの幹事代行会社や都内のホテルでも、正月休みや7日からの3連休を中心に、今月の同窓会の開催は、去年の同じ時期に比べて30%から2倍程度増えているということです。

01054.jpg幹事代行サービス業の清水康弘さんは
「今までは同窓会にあまり関心のなかった人たちも、震災を機に関心が高まり、同窓会への参加率も高くなっている。同級生などのつながりが、震災以来見直されてきたのではないか」と話していました。

01053.jpg

投稿者:森田拓志 | 投稿時間:06時00分

トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲