2013年10月21日 (月)"メタボ"な犬の運動会


体育の日を前に、肥満になってしまったペットの犬たちを集めた、ちょっと変わった運動会が、東京で開かれました。最近の飼い犬たちの生活に変化が起きていることが見えてきました。
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ペットとして飼われている犬の数は国内でおよそ1100万頭と、今や、少子化で減少が続く小・中学生の数よりも多くなっています。大手ペットフードメーカーが主催した運動会には、飼い犬の肥満に悩んでいる飼い主9組が、ペットの犬と一緒に参加しました。
inu-2.jpg ペットフードメーカーなどが行った調査では、動物病院を受診した犬の3頭に1頭が肥満だということです。およそ9キロのトイプードルの飼い主の女性は、「すごく太ってしまって、おやつを食べすぎですね」と話していました。また、およそ6キロのペキニーズの飼い主の男性は「気付いたら、すっかり大きくなっていました。」と話していました。
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運動会に参加した根本美雪さんと、3歳のしば犬、「若くん」です。「若くん」の体重はおよそ13キロ。メタボを解消しようとこの運動会に参加しました。根本さんと「若くん」は都内のワンルームマンションで暮らしています。ここ数年、1人暮らしの女性を中心に犬を飼い始めるケースが目立つといわれています。
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 この夏、「若くん」は暑さのため散歩をいやがりました。エアコンの効いた室内に、一日中こもりがちだったということです。根本さんは、「散歩に行くと声を掛けると、普通だったら喜ぶんですけれど、今年はリードを見せた瞬間に『いや、別に』みたいな感じで、ずっと寝てました」と話していました。
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 また、ようやく外に散歩に出かけた日も、行き先にメタボになる落とし穴がありました。深夜営業のドッグカフェです。根本さんはビールで一息。遅い時間ですが、「若くん」にも、ついつい、おやつを与えてしまいます。結局、「若くん」の体重はこの夏だけで2キロも増えてしまいました。
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 根本さんは、「一応、豆柴なのですけれど、『立派な柴ですね』といわれるようになってしまいました。私もちょっと太っちゃったし。一緒に反省しなきゃいけないですね」と話していました。
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 肥満になる飼い犬たち。専門家は、室内で飼われる犬の割合が全体の8割にのぼるなど、犬の生活が人間に近づいていることが影響していると指摘しています。苅谷動物病院三ツ目通り病院の松本宗能院長は「室内犬が増えていて、人間と一緒に生活している分、人間の食べ物をついあげてしまいがちだが、カロリーの過剰摂取になっている。夏の暑さで運動不足なのに食事の量も変わらずにとっているのも肥満の原因になっている。肥満の犬は人間と同じように関節痛や心臓病、糖尿病などになりやすいので健康管理には十分気をつけてほしい」と話しています。
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 「若くん」と一緒に30メートル走や障害物競走に挑戦した根本さん。「若くん」が、思った以上に動けていたと、満足そうでした。今後は、「若くん」のメタボを解消するために、散歩の際に少し走らせたり、室内でもできるだけ体を動かす遊びをしたりするよう、気持ちを新たにしていました。
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 根本さんは、「一緒に散歩して、やせていければと思います。若ちゃんダイエット頑張ろうね」と話していました。
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投稿者:成田大輔 | 投稿時間:06時00分

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