2012年06月01日 (金)"ブルーライト" 健康への影響は?


パソコンやスマートフォンなどの液晶画面から出る青色の光=「ブルーライト」。目の疲れや睡眠リズムの乱れなど、健康に影響を及ぼすおそれがあるとして、医師たちが研究会を作り、詳しく調べることになりました。

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パソコンやスマートフォン、タブレット型の携帯端末などの液晶画面には、LED=発光ダイオードなど青い光を発するものが多く、長時間利用する人が増えていることから、健康への影響を心配する声が医師などから出ています。 このため、眼科や精神神経科の医師たちが研究会を作り、医学的に詳しく調べることになりました。

0601-2.jpg研究会によりますと、青色光「ブルーライト」は目に見える光の中で波長が最も短く、エネルギーが強いため、ほかの色の光よりも目に対する負担が大きく、長い時間見ると網膜に炎症が起きるなどのおそれがあるということです。

また、青色の光は太陽の光にも含まれていて、夜に浴びると、睡眠のリズムが乱れることもあると指摘されています。

杏林大学医学部の古賀良彦教授が、寝る前に1時間、スマートフォンを見てもらう実験を行ったところ、青色の光を減らすよう加工されたメガネを使ったほうが睡眠時間が長く、睡眠の質もよいという傾向がみられたということです。

0601-3.jpg青色の光を巡っては、メガネメーカーや携帯電話会社が、最近、相次いで光の影響を軽減するような商品を開発していますが、研究会でも、健康への影響がどの程度あるか医学的に詳しく調べたうえで、対策を提言していきたいとしています。

0601-4.jpg「ブルーライト研究会」の会長で慶應義塾大学医学部の坪田一男教授は、「目の疲れのほか、体内リズムも青色の光の影響を受けると考えられるので、目と全身の2つの視点で研究していきたい」と話しています。

投稿者:中島沙織 | 投稿時間:06時00分

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