2013年03月15日 (金)IHクッキングヒーター マット使用に注意


電気で加熱する「IHクッキングヒーター」の汚れ防止用のマットを使う際の注意点です。マットを敷いて油を入れた鍋を加熱すると、温度上昇を抑えるための安全機能が働かず、発火するおそれがあるとして、国民生活センターが注意を呼びかけています。

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IHクッキングヒーターは、コイルに電流が流れる際に発生する磁力が鍋の底に当たることで熱が発生する仕組みです。センサーが一定の温度以上を感知すると、スイッチが切れたり、温度が下がったりするようになっています。

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しかし、「汚れ防止用のマットを敷いて天ぷら鍋を加熱したら油に火がつき火事になった」という相談が消費者から寄せられています。

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国民生活センターは、市販されている9種類のマットを使って、商品テストを行いました。その結果、鉱物の「雲母(=マイカ)」が使われているマットを使った際、4分から6分ほどで油の温度が380度を超え、発火したということです。

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シリコンやガラスが使われているマットは、発火はしなかったものの、高温になったということです。

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国民生活センターは、「IHクッキングヒーターと鍋の間にマットが入ると、センサーが温度を感知せず、安全機能が働かなくなるおそれがある。発火すると火事になる可能性が高いのでメーカーの注意事項をきちんと守って使ってほしい」と呼びかけています。

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【 取材後記 】
国民生活センターによりますと、マットはそれ自体に断熱効果があり、またマットによっては加熱されると反り返って、鍋が浮き上がるような形になり、さらに温度感知を妨げてしまうこともあるということです。マットのメーカーは、揚げ物をする際にはマットを使わないよう説明書に注意表示をしていることが多いということです。一方、主なIHクッキングヒーターのメーカーは、そもそもマットを使わないよう説明書に記載しているということです。
掃除などの手間を省ける便利な商品が次々に登場しています。今回のマットの場合は、使い方によっては危険性があるということをよく理解した上で、使うかどうか判断することが重要です。また、マットを使って料理をする際には、その場を離れないことです。実験では火が出る前に煙が次第に立ち上っていました。鍋をよく見て、異常があればすぐにヒーターのスイッチを切り、事故に巻き込まれないようにしてください。

投稿者:三瓶佑樹 | 投稿時間:06時00分

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