2013年01月21日 (月)消費者庁が新たな風評被害対策へ


原発事故による食品の風評被害の解消のため、消費者庁の中に専門の対策チームができました。チームは、消費者への意識調査などの実態調査を行うとしていて、今後の取り組みが注目されます。

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今月7日、東京電力福島第一原子力発電所の事故による食品の風評被害の解消のため、消費者庁内に、食品安全を担当する審議官をリーダーに3人の担当課長をメンバーに入れた「食品と放射能に関する消費者理解増進チーム」が発足しました。

これは、第2次安倍内閣で、消費者担当大臣になった森まさこ大臣の指示によるものです。森大臣は就任後、これまでの政権では風評被害の担当者が明確ではなく、対応のスピードが大変遅かったとして、自分が明確に担当となってこの問題に積極的に取り組む考えを示していました。今月8日の閣議後の会見では、「消費者、生産者、現場の意見を吸い上げて風評被害を防止していきたい」と述べました。

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森大臣は、「政府が安全だとして食品の放射性物質の基準値を決定したが、それに対する疑問や不安もあると思う」として、消費者への意識調査などの実態調査を行う考えを示しました。
また、その後の対応については、「どのような施策が一番効果的なのか、省庁の政策が必ずしも現場と一致していないということが今まであったので、現場の声をよく聞いて、(何らかの特別な措置を講じる地域を設ける)特区も含め検討していく」と述べました。

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消費者庁ではこれまで、各省庁が公表している情報を集約して提供したり、各地で消費者と専門家が意見交換する催しを開いたりするなど、一定の取り組みをしてきました。集約した情報の一部は、「食品と放射能 Q&A」として冊子にまとめ、ホームページからダウンロードすることができます。
http://www.caa.go.jp/jisin/pdf/120831-3_food_qa.pdf
今後は大臣の発言を踏まえ、ほかに何かできないか、もっと効果的な方法はないか、冊子の内容はこのままでよいかなど、これまでとは違った取り組みが求められています。

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今月18日の閣議後の会見で現在の検討状況を問われた森大臣は、「スケジュールや方法論を検討している最中で、中身が固まっていないが、個人的なアイデアとしては、全国の消費者とミニ集会を行ったり、生産者と消費者の対話の場、製品・商品説明の場を設けたりすることを考えている」と述べています。
大臣のリーダシップと消費者庁の今後の具体的な取り組みが注目されます。

投稿者:三瓶佑樹 | 投稿時間:06時00分

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コメント

なぜ消費者庁が風評被害という生産者側の問題に取り組むのか?
信頼されるように検査体制を見直すならばいいですが。

割を食って、官僚が殺されたのではないのでしょうか?

超エリート官僚、飛び降り自殺…52歳・消費者庁審議官、夫婦で
スポーツ報知 2013年01月28日08時05分
http://news.livedoor.com/article/detail/7354737/

マンション敷地内に血を流した男女 搬送先の病院で死亡、飛び降りか 2013.1.27 11:02
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130127/crm13012711030004-n1.htm

消費者庁審議官:飛び降り自殺か 自宅から遺書、妻も 毎日新聞 2013年01月27日 20時22分
http://mainichi.jp/select/news/20130128k0000m040034000c.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

消費者庁ナンバー3「妻と飛び降り自殺」直前に住人が聞いた夫婦喧嘩
http://www.j-cast.com/tv/2013/01/28162863.html

投稿日時:2013年02月11日 09時37分 | Cosmo

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