2016年08月31日 (水)妊娠SOS電話相談


※2016年7月13日に放送されたものです。

経済的な事情などで出産をためらっている女性の悩みに、
電話で相談に応じる「妊娠SOSほっとライン」が、
7月13日から5日間で、全国で行われました。

電話相談は、現在も、火曜日と木曜日、午前10時から午後4時まで、
電話番号、0120-70-8852で受け付けています。

160714.9.jpgこの電話相談は、一口1円で集めた募金をもとに、
出産費用などを支援しているNPO法人「円ブリオ基金センター」が行っていて、看護師や助産師などが相談に応じます。

13日の電話相談の、東京・千代田区の会場には
「2人目を妊娠したが、夫婦ともに収入は少なく、検診や出産の費用が払えそうにない」といった相談が寄せられ、相談員が「支出がどの位になるか具体的に出して下さい。負担がどうしても難しい場合は支援しますので、一緒に頑張りましょう」などとアドバイスしていました。

160714.8.jpg最近は、
「父親の仕事が不安定なため ”子どもまで支えられない”」と言われたとか、
「ぎりぎりの暮らしをしていて仕事を休むと、生活できなくなる」などと言って、出産をためらう女性からの相談が増えているということです。

かつて支援を受けて出産した女性に、
当時の状況などについて聞きました。
女性は25歳の時に妊娠。
相手の男性とは結婚を意識していましたが、かないませんでした。
両親にも出産を反対されたといいます。
160713.5.jpg女性は、
「当時、生活費とか家賃とか日々のお金で精いっぱいな状況で、産みたいけど、どうやって産めばいいだろう」と1人で悩み、支援がなくまわりすべてが敵に見えるほど、孤立していたといいます。
それでも、大切な命を守る方法がないか考え、すがるような思いで「妊娠SOSほっとライン」に電話したということです。

160713.2.jpg女性は、NPOから、無利子で費用を借りることができ、女の子を無事出産することができました。いま子どもは小学5年生。
相談をしなければ、今の幸せな時間も、娘の人生もなかったかもしれないと感じています。
女性は、
「入院に合わせて、必要なものを援助してくださったりとか体調を少し壊してしまった時も親身になって駆けつけてくれて、絶対に味方はいるというかいて下さってよかったなと思いました」と話していました。

160714.7.jpgNPOでは、こうした支援を通じてこれまで500人以上の赤ちゃんの出産につなげてきたということです。
NPOでは、一口1円で募金を募り、出産をためらう女性への支援を呼びかけています。
相談にあたっている六笠 元子さんは
「誰にも相談できず、孤立している女性が多い。授かった命とその母親を支えていきたい」と話していました。

問い合わせ:NPO法人「円ブリオ基金センター」

投稿者:牧本 真由美 | 投稿時間:15時15分

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