2015年07月28日 (火)キャリア形成に役立てて 女性の体調変化を知る


女性特有の体の変化などを知り、健康で働き続けることができるよう企業が社員の啓発を行う動きが広がっています。

東京のIT企業は女性の平均年齢はまだ30歳手前です。しかし若い女性社員たちに早いうちから妊娠・出産だけでなく更年期の症状などについても知ってもらい、将来のキャリア形成に役立ててもらおうという研修会が7月、開かれました。

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今国会で女性の活躍を推進するための法案が審議されるなか、更年期障害など女性特有の体調不良が原因で仕事の進め方や昇進に影響が出ないよう企業の間では女性社員の健康支援を行う動きが広がっています。

そうしたなか、東京・渋谷区のIT企業では20代から30代の女性社員を対象に妊娠・出産だけでなくその先の更年期の症状などについても知ってもらい、将来のキャリア形成に役立ててもらおうという研修会を初めて開きました。


syber0727-2.jpg研修会にはおよそ50人が参加し、まず、産婦人科の医師が女性ホルモンの分泌は20代半ばから30代前半でピークを迎え、早い人では40代前半で生理不順など体調の変化が出始めることなどを説明しました。
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そのうえで、参加者に対して、「女性特有の体の変化をみずから理解し、早い段階から長く働き続けるためのライフプランを考えることが重要だ」と呼びかけました。

syber0727-5.jpg参加した女性社員は「目先の健康や美容のことばかりではなく、今から、どうすれば自分の体調とうまくつきあっていけるのかを考えるようにしたい」と話していました。

専門の医師で作るグループの調査によりますと、生理の前に起きる体調不良で、仕事に支障をきたしている女性は少なくなく、また更年期障害のために管理職への昇進を打診されても断ってしまう女性もいるということです。

研修会を開いたIT企業、サイバーエージェント人事本部の田村有樹子さんは「まだ会社の社員は若い人が多いが、女性の管理職も出てきている。今後は男性社員にも、こうした研修会に参加してもらい、男女ともに健康で長く働き続けられる会社にしていきたい」と話していました。こうした女性特有の体調変化について学ぶ機会というのは意外に少ないものです。企業がそれを理解して、働きやすい環境づくりに生かしていくことは、非常に意味があることだと思いました。
 

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投稿者:山本未果 | 投稿時間:15時00分

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