2014年08月05日 (火)水の事故防止 ライフジャケットの着用を!


この夏、海や川へのレジャーを計画している人も多いのではないでしょうか。気をつけなければいけないのが水の事故です。そして、幼い子どもたちを水の事故から守るのに有効だとされているのが「ライフジャケット」です。「ライフジャケット」の選び方、正しい身につけ方をお伝えします。life1.jpg

【子ども向けライフジャケット 売れ行き好調】
東京・江東区のスポーツ用品店には、子ども向けのライフジャケットが20種類以上置かれています。これまでは、釣りやアウトドア用に大人が購入するケースが多かったのですが、ここ数年は、水の事故防止で子ども用を買い求める人が増えていて、最近では、子ども用の販売が、全体の7割を占めるようになり、売り上げも増加しているということです。life2.jpgこの店の高田弘治店長は「需要が増えているので、小学校低学年のお子様向けの商品の品揃えを増やしています」と話していました。life3.jpg【ライフジャケット着用の安全講習会も】
7月25日は、全国で川遊びの安全指導をしているNPO法人「川に学ぶ体験活動協議会」が大田区の多摩川で講習会を開きました。life4.jpg参加したのは、小学校の教師たちおよそ20人。全員がライフジャケットを身につけて川に入り、川での浮き方や泳ぎ方、溺れている人がいた場合の救助方法などを学びました。参加した女性教師は、「予想以上に川の流れが速くて、水圧もあり大変でした」と話しました。また、男性教師は「ライフジャケットがあるのとないのでは大違い。着ていなかったら、冷静に対応できなかったかもしれない」と話していました。
life5.jpg指導にあたったNPOの齊藤隆事務局長は、「事前の準備ができていればほとんどの事故は防げます。まず何よりも浮く装備を、ライフジャケットを身につけておくことが大切です」と説明してくれました。
life6.jpg【ライフジャケットのポイント① 「浮力」】
水の事故を防ぐためにはライフジャケットの正しい着用が欠かせません。選び方と着方のポイントを説明してもらいました。
life7.jpgまず、子どもの体の大きさに合ったものを選びます。その際の目安は、子どもの体重の1割程度の「浮力」があることです。例えば、15キロの子どもであれば、1.5キロ以上の「浮力」があるものを選びます。ライフジャケットの内側などに「浮力」の表示があるものを買い求めるようにしましょう。
life8.jpg【ライフジャケットのポイント② 体に密着させる】
体に密着させることも大切です。股下にベルトを通せるものを選び、さらに、肩や腰回りにあるベルトで体にジャケットをしっかり固定させます。
life9.jpgライフジャケットを体に固定できていないとどうなるか。NPOのメンバーに川の中で試してもらいました。ライフジャケットだけが浮いて顔が水に浸かりかえって危険です。
水の中に入るとジャケットが緩むので、少しきついくらいに固定するといいということでした。life11.jpg【正しく着られているかチェックを】
子どもにライフジャケットを着せたら、正しく着られているかチェックして下さい。
両肩のジャケット部分を持ち上げてみてライフジャケットが体からずり上がらず、抜けなければ大丈夫だということです。
life12.jpg齊藤事務局長は、「子どもはどのような動きをするか予測がつきませんし、ずっと近くで見続けるのは大変です。目を離したすきに万一、子どもが溺れたとしても浮いていられるように、とにかく、ライフジャケットを着せることが重要です」と説明してくれました。
life13.jpg【身につけていない場合 死亡率は約3倍に】

ライフジャケットについては、海上保安庁などが釣りやマリンレジャーの事故防止のために着用するよう呼びかけています。海上保安庁によりますと、去年、漁船やプレジャーボートなどで転落した事故で、ライフジャケットを身につけていなかった場合の死亡率は、着けていた場合のおよそ3倍だったということです。
ライフジャケットを正しく身につけておけば、万一、溺れても体は浮きます。子どもはもちろん、水の流れのあるところでは大人も積極的にライフジャケットを着けて夏のレジャーを楽しんで下さい。          

投稿者:清有美子 | 投稿時間:08時00分

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