2013年10月07日 (月)"SNS世代"対応の内定式研修


10月に入り、会社の内定式の季節を迎えています。職場などで撮影した不適切な写真をインターネットのソーシャルメディアに投稿しトラブルにつながるケースが全国で相次いでいるなか、内定式を行った企業の中には、学生達に入社後は軽い気持ちで投稿しないよう呼びかける新たな研修を行う所も現れています。
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このうち東京・四谷の信用組合では、内定式のあと、来年春に入社予定の学生21人を対象にソーシャルメディアについての研修を初めて行いました。学生全員が、スマートフォンを持ち、ソーシャルメディアを使っていました。

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研修では、店の従業員が商品のアイスクリームが入った陳列ケースの中で寝転んでいる写真や少年がパトカーの屋根の上に登っている写真など、実際に投稿された不適切な写真を紹介していきます。投稿がきっかけで勤務先を解雇されたり、逮捕されたりしたケースもあると注意を促しました。

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続いて見せられたのは、ソーシャルメディアを使って実際にトラブルになった事例を再現したドラマです。『取引先の悪口を投稿したら、相手に知られてしまい取引を打ち切られたケース』や、『社内で進められているプロジェクトの写真を投稿したら、それを見た他社に出し抜かれてしまったケース』などが紹介されました。
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naitei5.jpg講師は、軽い気持ちで投稿したことが思わぬ形で広がってしまうこともあり、仕事に関する情報は投稿しないよう呼びかけました。
naitei3.jpg内定者の女子学生は「情報を気軽に載せてはいけないという意識があまりなかったので、すごく怖いことだと認識しました」と話していました。
naitei6.jpg人事を担当する第一勧業信用組合の唐澤由紀さんは「金融機関ということもありますので、内部情報とかお客様の情報というのは一切発信しないよう気をつけてほしい」と注意を呼びかけています。
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若者のライフスタイルの調査・分析に当たっている電通若者研究部の奈木れい研究員は、不適切な投稿が相次いで起きていることについて、「内定者の年代は自分の生活や見たもの聞いたものをソーシャルメディアで共有することが当たり前になっている。その一方、何を書いてよくて何を書いていけないのかの境目が曖昧になっているので、会社としても注意点を明確に伝えることが重要なのではないか」と話しています。
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投稿者:成田大輔 | 投稿時間:06時00分

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