2013年05月07日 (火)幼稚園の定員割れ深刻


保育園の待機児童が問題となる中、私立保育園の6割が定員を超えて子どもを受け入れている現状がある一方で、幼稚園の多くで定員割れが起きているという調査結果を民間の研究所がまとめました。

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この調査は去年10月から12月にかけてベネッセ次世代育成研究所が行い、全国の保育園や幼稚園など合わせて5200あまりの施設が回答しました。
それによりますと、私立保育園では、待機児童が多いゼロ歳児から2歳児について、6割以上の保育園が定員を超えて受け入れていて、そのうち、定員の”150%を超えている”という保育園は7.5%にものぼりました。

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一方、幼稚園では定員割れが目立ち、3歳児から5歳児を預かる公立幼稚園の9割以上、私立幼稚園の8割が定員割れしている現状が分かりました。

20130506teiinware_002.jpgこれを地域別に見ると、首都圏と近畿圏を除いた地域にある私立幼稚園の半数近くは定員の75%を下回り、定員割れは深刻な状況にあることが明らかになりました。

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しかし、私立幼稚園に、保育園と幼稚園の機能をあわせもつ「認定こども園」に移行するかどうかを尋ねたところ、「条件によっては移行してもよい」と答えたのは36%にとどまりました。さらに、認定こども園に移行すかどうかを決める際に重視する条件を尋ねたところ、「認定こども園に移行するための施設整備費の保障」と回答した幼稚園が6割以上にのぼりました。

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調査した白梅学園大学の無藤隆教授は、「地方は少子化もあって幼稚園単独での経営は厳しい状況だ。認定こども園への移行には費用がかかるため、補助金がどのようになるのか様子をみているところが多い」と分析しています。

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投稿者:村石多佳子 | 投稿時間:06時00分

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