2013年05月03日 (金)揺さぶり虐待予防のDVDが完成


まだ首の力が弱い小さな子どもが激しく揺さぶられて脳に障害を負う「乳幼児揺さぶられ症候群」を防ごうと、泣き止まない子どもへの対応などをまとめたDVDを、乳幼児揺さぶられ症候群の予防方法を研究している医師などの協力で厚生労働省が作りました。

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乳幼児揺さぶられ症候群は、赤ちゃんなどまだ首の力が弱い子どもが、激しく揺さぶられることで脳のまわりの血管や神経が引きちぎられ、脳や体に重い障害を負ったり、死亡することもある症状です。泣き止まない子どもを無理に泣き止ませようとして揺さぶることが多いと指摘されています。

20130502_yusaburi001.jpgそのためDVDでは、赤ちゃんが泣く時の特徴を知ってもらおうと、「生後1、2か月が最も泣く時期」であることや、「何をしても泣き止まないことがある」と教えています。

20130502_yusaburi002.jpgそして、激しく揺さぶることによって、もし赤ちゃんが泣き止んだとしても、それは脳にダメージを与えたことによって起きている危険な状態であり、赤ちゃんを絶対に激しく揺さぶってはいけないと訴えています。

20130502_yusaburi003.jpgさらに、赤ちゃんが泣き止まない時の対処法として、「何をやっても赤ちゃんが泣き止まず、自分自身がいらいらした時には、一度赤ちゃんから離れて気持ちを落ち着かせる」などの、対応をアドバイスしています。

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制作にあたった国立成育医療研究センター研究所の藤原武男医師は、「赤ちゃんは何をやっても泣き止まないことがあると知るなど、DVDを通じて赤ちゃんが泣く時の特徴や対処法をきちんと学んでおくことで、揺さぶられ症候群を防ぐことが期待できる」と話しています。

20130502_yusaburi005.jpgこのDVDは、全国の自治体に配られ、妊娠中の夫婦が参加する育児教室などで活用してもらうことにしています。

投稿者:村石多佳子 | 投稿時間:06時00分

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