2017年12月15日 (金)さて、精子は元気かな
※2017年11月30日にNHK News Up に掲載されました。
次の言葉、カップルの男女どちらが言ったと思うでしょうか。
「ブライダルチェックに来ました」
「これで安心して妊活に取り組めます」
女性と思った方、多いのではないでしょうか。“妊娠について心配するのは女性”という考えがまだ根強くあるのです。しかしいま、妊娠に備えて自分の精子の状態をチェックする男性が増えているそうなんです。
「不妊症カップルの半数は男性側に原因がある」(WHO=世界保健機関報告) その現実に向き合った人に話を聞いてみました。
ネットワーク報道部記者 牧本真由美
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投稿者:牧本 真由美 | 投稿時間:17時08分 | 固定リンク
2016年05月16日 (月)不妊治療"やめられない"
女性の社会進出や晩婚化に伴って
不妊治療を受ける人の年齢が高くなっているいま、
新たな課題が浮かび上がってきました。
全国の医療機関の中には、
予約で1年待ちとなっているところもあります。
一方、
体外受精で子どもを授かることができた人の割合は、
30代半ばを過ぎると大きく下がります。
そして40歳で8.3%、45歳では0.8%。
40歳では12回に1回しか、
子どもを授かっていない計算になります。
治療しても、なかなか
妊娠できないという現実に悩み
「不妊治療をやめたいのにやめられない」という人が増えています。
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投稿者:牧本 真由美 | 投稿時間:16時14分 | 固定リンク
2016年01月19日 (火)体外受精を受ける女性、40歳以上が4割超
2013年に行われた体外受精36万8000件あまりのうち
女性が妊娠しにくくなる40歳以上で治療を受けたケースが、
初めて4割を超えたことが、
日本産科婦人科学会のまとめでわかりました。
専門家は
「妊娠を後回しにしてキャリアを積んだ女性が
治療を受けるケースが増えている。
仕事と出産の両立について社会の支援を充実させるべきだ」と
指摘しています。
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投稿者:牧本 真由美 | 投稿時間:14時28分 | 固定リンク
2016年01月19日 (火)体外受精の件数、過去最多を更新
2013年に行われた体外受精は36万8000件あまりと
10年前の3倍以上に増え、過去最多を更新したことが
日本産科婦人科学会のまとめでわかりました。
一方、
この治療の結果、産まれた子どもの数は
4万人あまりと治療件数の1割ほどにとどまり、
専門家は
「妊娠適齢期を逃して治療を受ける夫婦が
増えているのがおもな原因で、
仕事と出産を両立できる社会づくりを
急ぐべきだ」と指摘しています。
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投稿者:牧本 真由美 | 投稿時間:13時31分 | 固定リンク