2018年02月22日 (木)じゃがいもの恩返し おかげさまで完全復活しました


※2018年2月5日にNHK News Up に掲載されました。

一時、店から姿を消したポテトチップス。主要な原料の北海道産のじゃがいもが、おととしの台風の影響で大ダメージを受けたためでした。自宅で、職場で、いつも食べることができたものが突然姿を消した「ポテトショック」に、存在の大きさを感じた人も多かったのではないでしょうか。そのポテトチップスが、ようやく完全復活宣言。ネット上でも歓喜の声があがっていました。

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<”感謝祭”開催 ネット上で歓喜の声>
数多くのポテトチップスを販売する湖池屋が、先月、発表したプレスリリース。その内容は、2月5日から順次、ポテトチップスの全商品を10%から20%増量する「じゃがいも復活感謝祭」を始めるというものでした。

jag180205.2.jpgその知らせに。
ツイッターでは、「サイコーーー!!!生きててよかった!!!!」「湖池屋さん、ありがとう」「嬉しいですね」「買うしかない」など、喜びの投稿が相次ぎました。


<台風被害の影響で一時販売休止に>

jag180205.3.jpg「ポテチ」が食べられない。
ポテトチップスファンが悲しみに暮れる事態のきっかけとなったのは、おととし、北海道で台風の被害が相次いだことでした。
湖池屋では使用するじゃがいものおよそ80%が北海道産で、じゃがいもの不作がポテトチップスの生産を直撃したのです。湖池屋とカルビーでは一部のポテトチップスの販売休止が相次ぎ、「ポテトショック」と名付けられたことも。
販売が休止になったはずの一部の商品が東京の繁華街の路上やインターネットのオークションで高値で売られているとして「闇ポテト」と呼ばれて話題になったこともありました。
湖池屋の広報担当者は、「農産物であるじゃがいもは天候の影響も受けますし、出来不出来もあります。その点を踏まえて日々調節しながら生産していますが、大々的に販売休止をしたのは初めて。『ポテトショック』は予想を大幅に超えるものでした」と当時を振り返ります。


<ついに「完全復活」を宣言>
大打撃を受けた北海道のじゃがいもでしたが、関係者の努力の甲斐あって、復活してきました。
湖池屋によりますと、去年のじゃがいもの収穫量は不作だった前の年より増えた上、ここ5年の平均と比べても6%増えました。
湖池屋は『収穫が良好であっただけでなく、品質が高いことから、例年以上においしいポテトチップスが製造できる状況が整いました』と「完全復活」を宣言。

jag180205.4.jpg全国のファンに心ゆくまでポテトチップスを楽しんでもらおうと、「じゃがいも復活感謝祭」と名付けて、ポテトチップスの全商品を10%から20%増量するキャンペーンを2月5日から4月にかけて順次、開催することになったのです。
このキャンペーンが決まったのは、会長・社長をはじめ各商品の担当者が一堂に会するミーティングでした。
応援してくれたすべての人たちに感謝の気持ちを伝えようと検討を重ねる中、全商品で増量を実施することになったそうです。
「増量の負担は小さくありませんが、応援してくださった方々への感謝と恩返しの気持ちをポテトチップスに込めて伝えたいと思いました」(広報担当者)


<「ポテトショック」他メーカーは>

jag180205.5.jpg湖池屋だけでなく、他のメーカーも順調に「ポテトショック」から回復しているようです。じゃがいも不足から一部の商品の販売を中止に追い込まれた大手菓子メーカーのカルビーも、すべて販売を再開しています。
話題を集めている全国ご当地ポテトチップスシリーズも販売開始が2か月延期となってしまいましたが、これまでに、「盛岡のじゃじゃ麺味」「滋賀の鮒ずし味」などすでに47都道府県中、35都道府県分の味を発売。

jag180205.6.jpg今月19日からは、「長野のキムたくごはん味」「静岡の浜松餃子味」「福井の水ようかん味」など第3弾のご当地ポテトチップスが発売される予定だそうです。
何かと話題になった「ポテトショック」、食べすぎは注意が必要ですが、食べ慣れたポテトチップスが食べたいときにちゃんと買えるって、うれしいですね。

投稿者:らいふちゃん | 投稿時間:15時03分

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