2011年11月15日 (火)被災地で増える子どもの虫歯(盛岡・橋本記者)


東日本大震災から8か月。
岩手県の被災地では、子どもたちの虫歯が増えています。

20111115015.jpg津波に襲われた釜石市で再開した歯科医院。毎日夕方になると、子どもたちの予約でいっぱいです。驚いたことに、虫歯が5本以上ある子どもは普通で、中には10本以上ある子もいたんです。
院長の佐々木憲一郎さんによると、震災後の避難所などでの不自由な生活が原因ではないかということでした。

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【歯みがき習慣の減少】
被災地では1か月以上、停電と断水。夜になると真っ暗で、水も十分ではありません。
毎日の歯磨きの習慣が、いつの間にか無くなっていました。

20111115014.jpg【お菓子の増加】
また、避難生活でお菓子を食べる機会も増加。
支援物資には、すぐ食べられるようにと、多くのお菓子が…。
限られた食料を分け合うなかで、子どもがお菓子を選んで食べることも多かったといいます。

20111115013.jpgこうした震災後の生活習慣の変化が、子どもたちの虫歯に現れていました。

子どもでは、乳歯が虫歯になると・・・
▽永久歯も虫歯になりやすくなったり、▽歯並びが悪くなったりします。

歯科医師の佐々木さんは
「虫歯の早期発見・早期治療のためにも、一度、掛かりつけの歯科医に診てもらうことが大切だ」と話していました。

20111115012.jpg被災地に限らず、子どもの乳歯や生え替わった永久歯は、大人の歯に比べて虫歯になりやすい状態です。
ここで、子どもの歯の健康を保つためのポイントをご紹介します。

▽まずは、日頃の生活で、お菓子などの間食を多く取り過ぎないこと。
▽歯を磨くときには、歯ブラシが届きにくい、上の奥歯などを入念に磨くこと。
▽小さい子どもの場合は、歯磨きをしたあとに、大人の手で「仕上げ磨き」を徹底すること。

子どもの歯を守るには、保護者の意識づけによるところが大きいそうです。
恥ずかしながら、私も取材を通して歯磨きの大切さを見直しました。
(盛岡放送局記者・橋本知之)

投稿者:らいふちゃん | 投稿時間:06時00分
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