紅茶にはどんな種類があるんだろう?
 
   
 紅茶には世界中に数え切れないほどの種類がありますが、その中でもインドのダージリン、スリランカのウバ、中国のキーマンの三つは『世界三大銘茶』として有名。その香りは産地によってさまざまで、産地の名前がそのまま紅茶の銘柄として使われることも多いのです。
   

 【インド】
 なんと年間75万トンもの紅茶を生産している世界最大の紅茶生産国。これは全世界の紅茶生産国の約35%にあたるという。最も生産が盛んなのはインド北東部のアッサム、ダージリン地方とインド南部のニルギリ地方で、これらの地方を中心に良質の紅茶が作られています。

代表的な紅茶

ダージリン
インド北東部、ヒマラヤ山脈に位置するダージリン地方で生産される世界三大銘茶の 一つ。さわやかな香りと風味で有名で、多くの人になじみのある紅茶です。

アッサム
ダージリンと同じくインド北東部のアッサム地方で作られる紅茶。味・香りともにコクと深みがあるのが特徴的です。ミルクティーに最適な紅茶とされています。

ニルギリ
南インドの丘陵地ニルギリ高原で生産される紅茶です。ストレートでも、ミルクやレモンを入れても何にでも合う紅茶として知られています。


   
 【スリランカ】
 インドの南のインド洋に浮かぶ小さな島で、かつてはセイロンと呼ばれていました。その山岳地帯周辺で紅茶が生産されています。インドに次いで生産量は世界第2位、輸出量は世界第1位を誇る紅茶大国です。

ウバ
ダージリンと並ぶ世界三大銘茶の一つ。渋みのある味と「ウバ・フレーバー」と 呼ばれる刺激的な香りが特徴的。ミルクティー向きです

ディンブラ
スリランカの紅茶の中では最も口当たりがまろやかなもの。

ヌワラエリヤ
優雅でデリケートな花のような香りがある種類のもの。

   

 【中国】
 中国はなんと言っても、お茶発祥の地。その生産量はインド、スリランカに次いで世界第3位です。中国では緑茶やおなじみのウーロン茶などいろいろなお茶が作られていますが、そのうち紅茶は12万トン程度でほとんどが輸出用です。

キーマン
この種類は、ダージリン、ウバとならぶ世界三大銘茶の一つです。上海の西の安徽省(あんきしょう)でつくられます。まるでバラのような東洋的な香りが特長です。

ラプサンスーチョン
中国の福建省などで生産される古典的な紅茶。松の木をいぶして香りを付けた独特の香りが有名です。


   

 【インドネシア】
 インドネシアも古くからインド、スリランカと同様に紅茶生産国として有名で、現在 は生産・輸出量ともに世界第4位です。「ジャワ」は、インドネシアのジャワ島で作られる紅茶。癖がないので何にでもあいます。

   

 【アフリカ】
 インド、スリランカ、中国といった伝統ある生産地とは別に、20世紀に入ってイギリスの資本で紅茶の生産が始まった地域です。アフリカ東部のケニア、ウガンダ、タンザニアが生産の中心地です。

もどる  A.2へ
NHK Logo
Copyright 2004 NHK(Japan Broadcasting Corporation) All rights reserved.