[戦後75年]戦争について考えてみよう[戦後75年]戦争について考えてみよう

1945年に太平洋戦争が終わってから75年あまりが過ぎました。戦争中にどんなことがあったのか。当時の人々はどのようにくらしていたのか?戦争についてあらためて考えてみましょう。

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1945年に太平洋戦争が終わってから 75年が過ぎます。
戦争中にどんなことがあったのか。 当時の人々はどのようにくらしていたのか?
戦争についてあらためて考えてみましょう。

戦後75年の今年、戦争を考える機会を

東北学院大学文学部教育学科 教授 佐藤正寿さん

戦後75年。終戦の年に生まれた赤ちゃんも今年で75歳(さい)です。
この間、私たちは太平洋戦争について、学校での授業や多くの書籍、映像から学んできました。激しい戦い、空襲(くうしゅう)や原爆(げんばく)、辛(つら)い暮らし、悲しい出来事などの事実。しかし、その学びが歴史的事実の理解のみにとどまっているという人もいるのではないでしょうか。戦争の事実から何を考えるかが未来社会に生きる私たちには大切だと考えます。
この特設サイトはその土台になるものです。さまざまな資料を授業や自由研究で活用することで、一人ひとりが自分の考えを深めることを期待します。

戦争の歴史を学び、未来に生かそう

お茶の水女子大学附属中学校 教諭 渡邊智紀さん

第二次世界大戦が終わってから、75年になります。
しかし、世界では戦争や紛争がなくなっていません。平和な社会で暮らしていくためには、歴史に学ぶ姿勢が大切です。
戦争当時の状況をリアルに伝える豊富な映像を手がかりに、戦争のいきさつや戦中戦後の様子などの歴史的事実について深く理解するとともに、さまざまな側面から「戦争を起こさないためには、どう行動すればいいか」を一人ひとりが考え、授業や家庭などの場で積極的に話し合ってほしいと思います。