実践リポート

  • 幼児保育

「ノージーのひらめき工房」は子どもの素敵なひらめきを引き出してくれます!

北井 都希子 教諭

北井 都希子 広島市立川内幼稚園 教諭

身近にある素材でいろいろな物を作ることが好きな子どもたち。「ノージーのひらめき工房」では、子どもが興味や関心をもつ製作活動や道具・用具のいろいろな使い方のスキルを学ぶことができます。また、親しみやすいキャラクターをはじめ、番組の挿入歌を一緒に歌ったり、楽しい場面に反応したりする姿も見られます。

ノージーのひらめき工房【対象】幼稚園・保育所

ノージーのひらめき工房

4~5歳児から小学校低学年の子どもたちを対象とした、工作・造形あそびの番組です。 ひらめきや発想を大切にしながら作品を生み出すことの楽しさを伝え、子どもたちの創造的な思考を育みます。

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活用のねらい

活用のねらい

子どもの素敵なひらめきを引き出してくれる番組です。視聴中、「これ作りたい!」「面白そう!」などとつぶやき、それを実現しようとします。

番組視聴後、ほとんどの子どもたちは、「作りたい!」と言います。「どんな物ができるかな?」とワクワクしながら試したり、工夫したりすることを大切にし、一人一人の表現や友達と協力して作る体験を通して、互いの思いを表現し合ったり、共感する喜びを感じたりすることをねらっています。

保育の様子

保育の様子3

「ノージーのひらめき工房」を継続視聴していることで、番組を視聴する前から楽しいことが始まると心待ちにしています。15分の放送の中にいくつかのコーナーがあり、場面が変わっても集中して視聴する姿が見られます。目をキラキラと輝かせ、番組に釘付けになったり、近くにいる友達とつぶやいたりしています。

本時は「お弁当をつくろう!」を視聴しました。これまでは一人で作ることを楽しんでいた子ども達ですが、今回は4~5人のグループで1つのお弁当を作ることにしました。一人一人が作りたいお弁当の中身を身近にある素材を使って作りました。「おむすびの中身は何にしようかな?」、「スパゲティー、一緒に作ろう!」、「弁当箱はこのくらい?」など、会話を楽しんだり、役割分担をしたり、友達と協力して作る姿が見られました。
また、自分がイメージしたように作ることができない時、 友達の作り方を模倣したり、教えてもらったりする姿も見られました。

出来上がったお弁当をみんなに紹介することを通して、自分の思いを伝える力もついてきています。他のグループのお弁当も気になるけど、やっぱり自分たちが作ったお弁当に愛着をもち、友達と一緒に作った楽しさを味わうことができました。

子どもの変容

子どもの変容

年度当初に、道具・用具の使い方などスキルの回を繰り返し視聴することで、習得するきっかけづくりになっています。番組を継続視聴することで、放送内容やスキルを活用する姿が見られます。子どもが分かりやすい具体的な内容やポイントとなる用語が使われているので、一人一人が活用する時のヒントにもなっています。同じ素材でも一人一人がいろいろな使い方を工夫することで、違うものが完成する発見もあるようです。

また、活動後の振り返りで作品紹介を続けることで、友達の思いや作品にも興味をもつことができるようになっています。

継続視聴や製作する活動を積み重ねることで、自分が作ってみたいものを形にする喜び、友達と一緒に作る楽しさを感じることにつながっています。

実践を振り返って

実践を振り返って1

実践を振り返って2

教師はテレビ画面と子どもたちの顔が見える位置に座り、一人一人の反応やつぶやきを観察したり、友達との会話などを聞いたりして、どのように感じているかを把握しています。
また、事後活動では一人一人が作ろうとしている思いや考えを大切にし、自分の思いが表現できるように援助しています。
継続視聴を通して、子どもたちの素敵なひらめきを引き出すヒントやきっかけづくりにしたいと考えています。

保育プラン「本時案」

時間 予想される幼児の活動 教師の援助
9:50 視聴準備をする。 ●テレビ画面がよく見えるように座り方や座る位置を配慮し、落ち着いて視聴できるようにする。
10:00 番組を視聴する。
「ノージーのひらめき工房」
~お弁当をつくろう!~
●視聴中、幼児の反応やつぶやきを観察したり、友達との会話などを聞いたりして、どのように感じているかを把握する。
10:15 視聴した内容について話す。 ●内容について、思ったことや感じたことなど、自分の思いを言葉で表現できるように個々に応じて声掛けを工夫する。
10:20 保育室で事後活動をする。 ●自分が作ってみたいものを製作できるように、材料を精選して準備し、スムースに活動できるようにする。
●一人一人が作ろうとしている思いや考えを大切にし、自分の思いが表現できるように援助する。
●何をしたら良いか分からない幼児や、作ろうと思うものがイメージできにくい幼児には、個別に話しかけたり、材料を一緒に探したりしながら製作できるようにする。
●状況に応じて用具や道具の使い方に気付かせたり、安全に使ったりできるように援助する。
10:50 作品を見る。
振り返りをする。
●できた作品について、頑張ったところ、難しかったところなど、自分の思いを言葉で表現できるようにする。
●作ったものを見合ったり、友達の作品にも関心をもったりできるよう活動を振り返り、「楽しかった!また作ってみたい!」という思いにつなげていく。
11:00 片付ける。 ●最後まで丁寧に片付けをすることができるよう、必要に応じて声を掛ける。

堀田 博史

『ノージーのひらめき工房』を活用した北井先生の実践は・・・ 川内幼稚園では、番組視聴後の活動で、互いの思いを表現し合ったり、共感する喜びを感じたりすることをねらっています。子ども一人一人のひらめきが、時には重なり合うことで新たなひらめきを生み出します。その瞬間を多くの子どもたちに経験して欲しいものです。『ノージーのひらめき工房』の番組のチカラとは、川内幼稚園さんが言われる「これ作りたい!」と子どもたちに感じさせることです。教師は、子どもたちの「作りたい!」から「作れた!」までの遊びの過程を大切に見守り、様々な工夫を行います。その工夫により子どもたちの成長を感じ取られることに期待しています。(堀田 博史)

堀田 博史

『ノージーのひらめき工房』を活用した北井先生の実践は・・・ 川内幼稚園では、番組視聴後の活動で、互いの思いを表現し合ったり、共感する喜びをを感じたりすることをねらっています。子ども一人一人のひらめきが、時には重なり合うことで新たなひらめきを生み出します。その瞬間を多くの子どもたちに経験して欲しいものです。『ノージーのひらめき工房』の番組のチカラとは、川内幼稚園さんが言われる「これ作りたい!」と子どもたちに感じさせることです。教師は、子どもたちの「作りたい!」から「作れた!」までの遊びの過程を大切に見守り、様々な工夫を行います。その工夫により子どもたちの成長を感じ取られることに期待しています。(堀田 博史)

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