| 【メタンハイドレート】
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メタンハイドレートは、水分子の多面体の中にメタンが閉じこめられるような分子構造を持つ、メタンと水の化合した氷です。化合物としては19世紀から存在を知られていましたが、海底や永久凍土層の下に天然のメタンハイドレートが埋蔵されていることがわかったのは最近のことです。 |
メタンハイドレートは、水深500m〜2000m、水温5度以下の海底で安定に存在します。メタンの起源は、海底の地層に含まれる有機物が分解したものである可能性が考えられています。近年の調査で、世界各地の大陸斜面の海底下に存在が確認されています。 |
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| 【ブロウアウト】 |
海底油田掘削の際に、未知の天然ガス層に突き当たった際に、膨大なガスの噴出が起こり、掘削機地が転覆してしまったり、さらにその天然ガスに引火して、火の海になってしまう事故がたびたび起きています。その犯人として、海底の堆積物の下のメタンハイドレート層が考えられています。 |
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| 【メタンと地球温暖化】
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| メタンは二酸化炭素よりも強力な温室効果気体です。このため、メタンハイドレート層の崩壊で、大量のメタンが大気中に放出されると、地球の温暖化を促進し、さらに温度上昇で不安定になるメタンハイドレート層の崩壊を引き起こす、正のフィードバックが働いてしまう可能性が指摘されています。
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| 【人工メタンハイドレート】
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スタジオでの実験に用いたメタンハイドレートは、東京ガスの研究所の方々のご協力で、圧力容器に入れて運んでいただいた人工のものです。スタジオでの実験では、泡を出して融けながらメタンを吹きだし、見事に激しい炎を上げて燃えました。
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| 【マンガンノジュール】
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世界各地の深海底で見られるマンガンノジュールは、マンガン団塊とも呼ばれ、火山岩片やサメの歯などを芯として、そのまわりにマンガンや鉄の酸化物を主とする層が取り巻いて、長い時間をかけて成長してできたものです。
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マンガンノジュールには、ニッケルやコバルト、銅などの酸化物を1-3%含んでいます。そのうちニッケル・コバルトはレアメタルとして重要ですが、陸上では産地が限られていて、貴重な資源です。 |
マンガンノジュールには、成長のメカニズムに大きな謎があります。また、数百万年もの間、堆積物が降り積もっているにもかかわらず、海底表層に留まり続けるメカニズムも謎のままです。
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| 【マンガンノジュールの成長】
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マンガンノジュールには成長の同心円構造がみられます。ノジュールを取り巻くこの薄い層の重なりを丹念に調べ、放射年代測定を行った結果、北太平洋のマンガンノジュールで100万年あたり4mmという成長速度が求められています。多くのマンガンノジュールは、形成に数百万年の時間がかかっています。
また、マンガンノジュールの微細な組織を調べると、ストロマトライトに似た構造が見られることなどから、バクテリアが関与して形成された可能性が指摘されています。 |
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| 【リチウム】
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リチウムは地殻中では30ppmほど含まれていますが、主な産地は大陸地域に限られています。リチウムは電池材料などとして近年需要が高まっていますが、日本ではほとんど産出しないので、海水からの吸着分離に期待がかけられています。海水中ではリチウムは比較的多い元素で、180ppb程度含まれています。海水全体では、2300億トンにもなると推定されています。
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| 【カイメン】
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カイメン類は非常に単純なつくりの動物で、筒状の構造を持つ群体として生活します。筒の中に水を通し、そこに含まれている有機物などを選り分けて摂取します。多細胞動物の進化や細胞の分化を考える上で、重要な存在です。スポンジはカイメンの英語名で、本来はカイメンの珪酸質の骨格を利用したものです。
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| 【アンボイナ】
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アンボイナはイモガイの仲間で、肉食の巻貝の中でも、歯舌の変化した銛を射出し、毒を注入して魚などを捕食する、狩りをする巻貝として有名です。その毒は非常に強力な神経毒で、刺された場合、人間も死に至ることがあります。日本では紀伊半島、伊豆諸島以南の海岸に生息します。
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