「アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章」を聞いたあとの子どもたちの感想は、本時の目標である「音の重なり」に着目した感想が聞かれませんでした。そこで、『音楽ブラボー』(音楽の“しかけ”をさぐろう)を見ました。演奏と図形楽譜を組み合わせてみることにより、音の重なりについて聴覚情報だけでなく視覚情報も伴って考えることができ、的確に捉えることができました。すると、「バイオリンとビオラが重なり合ってきれいな音になっていた。」「ゆっくりのときはチェロとコントラバスの音が響いていた。」などの感想が聞かれました。子どもたちの鑑賞の力を高めることができました。