第11弾

車いすバスケットボール × DEAR BOYS

もっと知りたい!車いすバスケットボール

車いすバスケットボールとは?

1チーム5人の選手が競技用車いすに乗り、一般のバスケットボールと同じボールの大きさ、コートの広さ、ゴールの高さで実施。第1回の1960年ローマパラリンピックから続く花形競技。
障害の程度により1.0点から0.5刻みで4.5点まで8つの持ち点でクラス分けされ、コート上の5人の選手の合計が14.0点以内にしなければならない。
「ダブルドリブルはなし」「ボールを持った状態で3回車いすを漕ぐとトラヴェリングになる」などのルールのほかは一般のバスケットボールと変わらない。

2021年に向けて注目の選手


鳥海 連志 選手(ちょうかい・れんし)
長崎県出身。ポジションはガード。2.5クラス。
生まれつき両手足に障がいがあり、両下肢を3歳のときに切断。中学生の時に車いすバスケットボールを始める。2013年にはアジアユースパラゲームスに出場し、2位獲得に貢献。パラリンピックの切符がかかった2015年のアジア・オセアニアチャンピオンシップスで代表デビュー。2016年には、リオデジャネイロパラリンピックにチーム最年少の17歳で出場した。2017年、U23世選手権に副キャプテンとして出場。ベスト4に導き、持ち点別に選出される個人賞「オールスター5」に輝く。
2019年に株式会社WOWOWに入社し、現在はアスリート社員として活躍中。
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古澤 拓也 選手(ふるさわ・たくや)
神奈川県出身。ポジションはポイントガード。3.0クラス。
小学6年時に先天性の二分脊椎症に合併症が原因で車いす生活となる。中学1年時に車いすバスケットボールを始める。2013年、高校2年でU-23世界選手権の日本代表に選出。2017年、2度目のU-23世界選手権ではキャプテンとしてチームをけん引し、ベスト4に導く。「オールスター5」を受賞した。同年10月には「アジア・オセアニアチャンピオンシップス」で日本代表として公式戦デビューを果たす。
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財満 いずみ 選手(ざいま・いずみ)
山口県出身。ポジションはガード。1.0クラス(最重度障害)。生まれてすぐに側弯症と診断され、小学6年の頃、治療の過程で下半身不随になり車いす生活となる。中学2年で車いすバスケットボールと出会い、2014年の世界選手権では高校生ながら日本代表に選出される。同年のインチョン2014アジアパラ競技大会では銀メダルを獲得。ハイポインターや味方との連係プレーを得意とし、2019年、女子U25世界選手権では副キャプテンとしてチームをけん引、4位入賞を果たす。



柳本 あまね 選手(やなぎもと・あまね)
京都府出身。ポジションはフォワード。2.5クラス。2歳の頃、突然病気で歩くことができなくなり、車いす生活となる。小学5年の時、コートを自由に駆け回る選手たちの姿に魅了され、車いすバスケットボールをはじめる。持ち味のスピード力あるプレーが認められ、高校1年のとき、当時最年少で日本代表に選出。2019年、女子U25世界選手権ではともにシニア代表としてデビューした財満いずみとともに出場、エースとしてチーム最多得点を叩き出し、ベスト4へと導いた。


写真提供:一般社団法人 日本車いすバスケットボール連盟

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