2017年07月27日 (木)「Q~こどものための哲学」のページがオープンしました!


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夏のテレビクラブで、日本で初めての子ども向け哲学番組「Q~こどものための哲学」が8月に放送されます。この番組は、幼少期に誰しも抱く疑問について、深く深く考える哲学対話の人形劇です。対話をするのは、小学3年生の少年Qくん(声・本田翼さん)とQくんが大切にしているぬいぐるみのチッチ(声・ガッツ石松さん)です。2人は、毎回、日常の中で抱く疑問「なんで勉強しなきゃいけないのか?」

「かっこいいってなんだろう?」「死んだらどうなるんだろう?」といった疑問を
対話しながら深めていきます。そして、その末に納得できる「自分なりの答え」を見つけていくというストーリーです。 

この番組は、そうした2人の対話劇を見ることで、正解のない問いについて、どのように考えを深めていけばいいのかを学び、アクティブ・ラーニングにおいて不可欠と言われる
思考力と対話力を育むことを目指しています。詳しい番組内容はまた改めてご紹介します。
まずはこちらのページをご覧くださいね。

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2017年07月27日 (木)夏休みWhy?!プログラミングアワード開催中!


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プログラミングをする子どもたちのコミュニティーサイト「ワイワイプログラミ
ング」では、「夏休みWhy!?プログラミングアワード」を開催しています。
小学生から高校生までのU-18を対象に、「ハート」「マス目」「回転」の3つの
お題の中から1つを選んだオリジナル作品を募集しています。
評価基準は、アイデア、情熱、プログラミング技術。初心者にもチャンスがあり
ます。
受賞した作品は秋に放送予定の特番で紹介する予定です。ぜひ、応募してみてく
ださい。応募の締め切りは8/31(木)です。詳しくはこちらのページからご確認ください。

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2017年07月26日 (水)ビックリ!感動!超自由研究 (8/1)


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夏休みの「自由研究」に頭を悩ませた経験がある人は多いのではないでしょうか?
全国の子どもたちのなかには、多くの時間と情熱を自由研究に捧げる子どももいます。
ビックリ!感動!超自由研究」は、「超自由研究 研究所」のメンバーが、子どもたちの驚きの自由研究を紹介していくバラエティー番組です。
研究所のメンバーは所長の秋山竜次さん(ロバート)、助手の首藤奈知子アナウンサー、研究員の小島よしおさんです。ゲストに小学4年生の男の子を持つ八嶋智人さん、小学4年生の女の子を持つ乙葉さん、現在中学1年生の鈴木福くんという豪華なメンバーが参加して「子どもたちの自由研究にどう関わっていけばいいのか知りたい。」「自由研究を楽しむヒントが知りたい。」という視点で子どもたちの自由研究を見ていきます。

「確率0.1%以下の奇跡。ウズラの孵化に挑戦!」「幸せになれるグラフとは?」
「イモリで天気予報!?」「分数ものさし」などなど、子どもならではの
自由な発想は、頭の凝り固まった大人では考えもつかないような奇想天外、
かつ感心させられる斬新なものばかりです。「こんな自由研究もありなんだ!」
と思えるような面白い研究がたくさん登場します。
夏休みの自由研究に悩んでいる子どもやお父さんお母さん必見の番組です。

 

ビックリ!感動!超自由研究
< 総合8/1(火) 午後7:30~8:43 >

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2017年07月24日 (月)新しくなったNHKクリエイティブ・ライブラリー


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NHKアーカイブスの番組や番組素材から切り出した映像や音声を、インターネットで無料で提供しているNHKクリエイティブ・ライブラリー。簡単に楽しく学べる映像制作の授業など、学校での利用も増えてきているサービスですが、今年4月からサイトがリニューアルしました。

新しくなったNHKクリエイティブ・ライブラリーのアドレスはこちらです。
※2018年3月までは、旧アドレスでも、現サイトに転送されるようになっていますが、4月以降は転送がされなくなりますので、今のうちにブックマーク等の登録変更をお願いします。

新しいサイトでは、普及の進むタブレットやスマートフォンでも作品づくりができるようになりました。学校での利用を意識した作品募集テーマとしても、「グリーティング動画」「フキダシ動画」「動画で詠む百人一首」などを用意しています(百人一首は7月中に公開予定)。
どの募集テーマも、PCはもちろん、タブレット、スマホでも作ることができるようになっています。

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●動画で「暑中見舞い」をつくってみませんか

サンプル作品動画
「グリーティング動画」では「暑中見舞い」の動画を募集しています。季節感のある動画素材と、好きなBGM、スタンプや文字を組み合わせて、オリジナルの暑中見舞い動画が作れます。作った作品を投稿していただければ、サイト内に公開します。
※投稿してから公開されるまで、1週間から10日ほどかかりますので、余裕をもってご利用ください。

●リニューアルによって新しい機能も加わりました。
昨年度までの編集ツールでは、投稿しない限り作品を保存することができない仕様でしたが、リニューアル後、編集データを保存すれば、投稿しなくても教室で再生することもできるようになりました。
投稿せずに保存した作品は、画面上部右にある[作品を再生する]メニューで再生することができます。.json形式のファイルをデスクトップなどに保存し、生徒の名前や番号にファイル名をつけなおしておけば、整理も簡単です。

さらに、保存した編集データ(.json)をメールで誰かに送ることもできます。送られたデータは、同じように画面上部右にある[作品を再生する]メニューで再生することができますので、作った暑中見舞いをぜひ家族や友だちに送ってみてください。

利用しやすいサイトを目指しています。
一方で、昨年度までのクリエイティブ・ライブラリーのサイト内編集ツールはFlashの技術を用いていたため、一部の編集機能を制限しています。Flashがセキュリティの面で推奨できない技術になってきていることから、Flashの技術を用いない編集ツールへの移行を進める必要があるためです。
現在段階的なリニューアルを行っていますが、暫くご不便をおかけします。
さらに利用しやすいサイトをめざして、今後もさらにサービスを充実させていきたいと考えていますので、クリエイティブ・ライブラリーをぜひ授業でもご利用ください。

クリエイティブ・ライブラリー「先生方/保護者の方へ」ページはこちらです。

 

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2017年07月20日 (木)いじめをノックアウト』新企画 「LINKプロジェクト」と「マイスイッチ」に参加しませんか?


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 今回は、高橋みなみさんといじめについてホンネで考える番組いじめをノックアウト において、現在進行中の二つの企画をご紹介します。

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まず一つ目は「LINKプロジェクト」。いじめを減らすために立ち上がる学生をみんなで応援する企画で、プロジェクト第1号は、沖縄出身の島尻優楓さん(18)の「いつでも相談できるスマホアプリを作る」というものです。

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島尻さんは小中学校時代に自分自身がいじめを受けた際、担任の先生に相談をしてもいじめがなくなることがなかったこと、スクールカウンセラーに相談しようとしても予約制ですぐに相談できなかったことなどから、このアイデアを思いつきました。
現在LINKプロジェクトの掲示板では、島尻さんからの質問にみんなで答えたり、自分たちの体験談を語り合ったりしながら、島尻さんのプロジェクト実現に向けて活発な議論が交わされています。みなさんからのご意見もお待ちしています。
また、「LINKプロジェクト」ではみなさんがプロジェクトの発案者になることもできます。

「ホンネを書けるいじめアンケートを作りたい」
「いじめている人に、それっていじめだよ、と言葉以外で伝えるツールを作りたい」

など、いじめを何とかするためのアイデアを募集しています。アイデアはまだ思いついていないけど…という人でもOK。同じような悩みをもっている仲間といっしょにつながれば、素敵なアイデアが生まれるかも!
島尻さんへのメッセージ投稿、新しいアイデア投稿などなど、お待ちしています。

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二つ目の企画は「マイスイッチ」。いじめでツラい日々。
でも、あることがきっかけとなって気持ちが少し切り替えられた・・・。
そんな“きっかけ”となった“あること”=「マイスイッチ」を募集しています。
その「マイスイッチ」が、同じくツラい思いをしている誰かの気持ちの切り替えに役立てば…。
そんな思いから始めました。
「マイスイッチ」は次の6つのジャンルで投稿をお待ちしています。

    ■歌・音楽             (どんな部分か、どんな歌詞か)
    ■マンガ・小説など 本       (どんな部分か、何巻のどんな場面か)
    ■映画・テレビなど 映像      (どんなシーンか)
    ■ゲーム・ネット         (どんな部分か)
    ■ある人の言葉         (誰のどんな言葉か)
    ■その他(スポーツ・趣味)   (詳しい内容を)

各ジャンルのタイトルだけではなく、「マイスイッチ」と出会う前とその後で、
自分の気持ちがどのように変化したかについても、いじめの体験もまじえて
詳しく教えてください。以上の二つの企画の進展は、8月に放送する
特集番組 いじめをノックアウトスペシャル 第10弾 で紹介する予定です。
詳しい内容や応募方法はこちらからご覧ください。

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2017年07月20日 (木)親子でクロ現+ 夏休み課外授業「今夜、一緒に"戦争とテロ"について考えてみませんか?」


       毎日ニュースから流れてくる「テロ」とか「IS」「北朝鮮のミサイル」のこと。
     怖いし、気になるけど、そもそも分からないことだらけ。
      「なぜ戦争が起きているの?」「テロと戦争の違いは?」「ISって何なの?」  

そこで!8月10日に放送予定の クローズアップ現代+ では、「夏休みスペシャル」と題して、大人も子どもも一緒に学ぶ「戦争・テロ」についての特集を組みます。

今世紀で最もひどい目にあっている、といわれるシリア難民。
半世紀以上続くパレスチナの問題。
アジアにも広がりを見せるISとテロ…などなど。


■テーマは難しいけれど、わかりやすく!
ドイツにあるシリア難民キャンプでは、「キャプテン翼のアラビア語版」が大人気!友達や兄弟で奪い合うように読んでいます。みんな日本の子どもたちと同じように大のサッカー好き。でも、シリアで一緒にボールを蹴っていた友だちを失い、家族とバラバラになる悲しい思い出が。サッカー好きの少年たちから故郷や友達を奪った「シリア内戦」っていったいどんなもの???

パレスチナの小学校に通う「唯一」の日本人だった松浦はなちゃん。彼女がパレスチナの教室での体験を書いた作文が、ラジオ番組で紹介され、大人たちの心も大きく揺さぶりました。イスラエルを「敵」とみなす多くのパレスチナ人の中で、はなちゃんの担任の先生は「仲良くすることの大切さ」を説き続けました。パレスチナの問題ってそもそも??なぜ憎しみが憎しみを生んでいるの??


番組は、特別講師・池上彰さんらとともに、真夏の夜の「課外授業」をイメージしたスタジオで、子どもたちの素朴な疑問、小さな疑問にも、一から答えていきます。夏休みまっただ中の子どもたち、全国の学校にも呼びかけて「夏休みの課題」に番組が答えていくと同時に、お父さんお母さんにも、この課外授業を通じて、日ごろニュースで見ている戦争やテロ、国際情勢をより深く知ってもらいたいと思っています。


 現在、小中学生の皆さんからの質問を募集しています。「戦争やテロ」について、聞きたいこと、知りたいことなら何でも受け付けます。

 ▼質問はこちらから。

放送を見終わったあと、今世界で起きている戦争やテロのことや、そこで暮らす子どもたちのことについて、家族で語り合う時間を少しの間でも持ってもらいたい。そんな番組を目指して、制作が進んでいます。

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       番組にはこのほかにも豪華なゲストが多数出演予定!

クローズアップ現代+「今夜、一緒に“戦争とテロ”について考えてみませんか?」 

<総合 8/10(木) 午後7:30~>

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2017年07月19日 (水)ABUアジア子どもドラマシリーズ2017 (7/24~27)


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NHKが加盟するABU(アジア太平洋放送連合)の国際共同制作プロジェクトでは、アジアの放送局による「ABUアジア子どもドラマシリーズ」を制作しています。子どもが主人公のドラマを各国が交換して放送することで、社会や子どもの生活文化の相互理解を目指します。毎年夏休みに放送しており、今年で13回目となります。

今年は、タイ、日本、韓国、イラン、スリランカ、スロベニア、マレーシア、香港の8本のドラマを4日間にわたって紹介します。夏休みに親子そろって楽しめるようにドラマの背景にある文化や社会の一端も解説します。

番組の案内役を務めるのは、子ども達に大人気のニッチェのおふたりです。昨年に続きオリジナルのパペット人形「アブちゃん」(声:大野泰広)を相方に、ドラマを制作した国の子ども達が、どんな夏休みを過ごしているかを入口として、ニッチェとアブちゃんが軽妙にドラマを紹介していく4日間です。

 

ABUアジア子どもドラマシリーズ2017
< Eテレ 24(月)~27(金)午前 9:20~9:55 > 

24(月) タイ「走れ!オン」 / 日本(NHK)「ほんとうのともだち」

25(火) 韓国「魔法少女チェリ」 / イラン「ぼくの決意」(再)

26(水) スリランカ「クマ」(仮) / スロベニア「シリアのバラの香り」

27(木) マレーシア「ニャオ」 / 香港「消えたおもち」

 

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2017年07月14日 (金)ウワサの保護者会「子離れするには どうしたらいい?」(7/15ほか)


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ウワサの保護者会 は、スタジオに集まった小・中学生の保護者(ホゴシャーズ)が、教育評論家で法政大学特任教授の“尾木ママ”こと尾木直樹さんと教育や子育ての悩みを語り合う番組です。

「子離れしたいけど、なかなかできない!」番組アンケートでは50パーセントの保護者が子離れについて悩んでいるという結果が出ました。子育ての大きな目的は、子どもを自立させて、親に頼らなくても生きていけるようにすることです。でもいくつになっても、かわいい子どもとできるだけ一緒にいたいと思うのも親心です。今回は「子離れできない」という悩みを抱えたホゴシャーズが集まり、尾木ママやゲストの室井佑月さんとともに語り合います。

「一週間に一度だけ一緒に寝たいという小6の息子を拒否するべき?」
「自立心旺盛な娘についちょっかいを出してしまう」
「自然と子離れするはずなので無理に離れなくてもいいのでは?」など、それぞれの悩みや意見から現代の保護者の姿がリアルに映し出されます。

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「離れなきゃいけないとわかっていても、離れられない」という子どもを愛するがゆえの葛藤は、子どもを持つ方なら共感できる方も多いのではないでしょうか。尾木ママのアドバイスはきっとみなさんの心にも響くはずです。

 
ウワサの保護者会「子離れするには どうしたらいい?」
< Eテレ 15(土)午後9:30~9:45>
< Eテレ 22(土)午後12:00~12:15>(再)

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2017年07月12日 (水)なつやすみ びじゅチューン!ツアーin関西(7/16)


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びじゅチューン! は、世界の「びじゅつ」を、歌とアニメで紹介する、新しいタイプのエンターテインメント番組です。16(日)は夏休み特集として、作詞・作曲・アニメ・歌すべてを手がけているアーティストの井上涼さんが、番組で取り上げた美術作品の「ほんもの」を見に関西地方を旅します。独自の目のつけどころから、ポップな絵、奇想天外な歌詞、忘れられないメロディーを生み出す井上さんとともに美術作品を鑑賞していきましょう。

★旅の1日目には、〈姫路城と初デート〉のモデルとなった姫路城や〈噴火する背中〉で歌った“富士御神火紋黒黄羅紗陣羽織“を所蔵する大阪城天守閣、〈保健室に太陽の塔〉の発想の源である太陽の塔を訪れます。大阪城の陣羽織は普段公開していないものですが、今回特別に見せていただけることになりました!

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★2日目の奈良・薬師寺は、〈その天女、柄マニアにつき〉の吉祥天女像がいらっしゃるお寺です。そして京都では〈洛中洛外シスターズ〉に歌われた鴨川の左右に広がる町を一望し、商店街で食べ歩きをします。

歌の元になった美術作品を見ることで、「ほんものの美術作品を見に行ってみたい!」という興味が深まるはずです。夏休みの自由研究のヒントにもなりますよ。ほんものの美術作品を目の前にした井上さんの感動を一緒に味わいましょう。

なつやすみ びじゅチューン!ツアーin関西 
<Eテレ 16(日)午後4:00~4:20>

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2017年07月11日 (火)新センター試験 準備は間に合う?


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今の大学入試センター試験に代わる新しい1次試験について、文部科学省の改革案がまとまり、先ごろ発表されました。肝心の大学入試センターの準備が間に合うのかどうかが大きな課題になっています。

■ 新しい試験は

今の中学校3年生が受験年齢に差しかかる2011(平成33)年1月から実施される予定です。名称はまだ仮称のままですが、以前は「大学入学希望者学力評価テスト」でしたが、単に学力だけを問うのではないという意味合いから「大学入学共通テスト」という名称に変更になっています。
ただ、内容については、記述式問題を取り入れることと英語の試験を外部の資格試験の成績を使うことが大きな柱であることには変わりがありません。

■ 今回の改革論議

もともとは、総理直属の教育再生実行会議が受験生の多面的な能力をみるためとして改革を求めたのが始まりでした。この提言を受けて、文部科学省が大学と高校の関係者を交えた高大接続システム改革会議を設けて、具体的な検討を進めてきました。しかし、こうした検討に先立って、議論の方向性と実施時期については、当時の下村文部科学大臣の強い意向で「下村プラン」としてまとめられ、途中の議論では、新方式の導入や実施時期について、大学側、高校側双方から、異論ないし慎重な意見が出されたものの当初の方針は動かせないものとして議論が進められてきました。
たしかに受験生の多面的な能力をみるために改革が必要であることは、だれしも思うことで、それ自体には共感する人が多いと思います。しかし、その解が今回の案の通りでよかったのか。その点は、まだ生煮えの感がぬぐえません。

■ 記述式問題の導入は

 私も賛成論者の一人ではありますが、50万人もが受ける共通テストで一斉に行うべきかどうかは疑問です。実施するなら、各大学が行う2次試験「個別選抜」で行えばよいのではないかと考えます。記述式問題の採点がどれほど難しいのか、ある大手進学塾で模擬的に採点を経験させてもらいました。問いの求めに内容的にあっているか、文章の「て、に、を、は」がきちんと書けているかといった比較的単純な採点でしたが、小学生の30字程度の文章といえど10人いれば10人とも違う答えで、迷いに迷うほどでした。これを、さらに高度な高校教育を終えた受験生の文章を採点するとなると、たとえ短文であっても、大量にバラつきなく採点することは困難だと実感しました。それを短期間に、しかも民間に外注化して行った場合、採点の質の確保がそもそもできるのか、疑問が残ります。もう決まったこととするのではなく、もう一度立ち止まって考えてほしいと思います。個別選抜で大学ごとに記述式問題を出すのであれば、たとえ採点にバラつきがあっても、それは大学の責任として学生を受け入れればすむはずです。自分たちの責任で採点し、入学した学生の面倒を見るというのがあるべき姿ではないかと思います。

■ 英語の外部資格試験利用は

 そもそも目的の違う資格試験を使うことに科学的な根拠があるのかどうか、その点が疑問です。文部科学省は国際的な英語の能力を指標化したCFER(セファール)の段階レベルに応じて判断できるとしていますが、ヨーロッパ圏を対象にした指標ですので、大学入試に適用するのはふさわしくないという指摘があります。大学で学ぶ以上英語ができて当たり前という考え方は理解できますが、だからと言って、外部の資格試験を別のモノサシで指標化するのには無理があります。外部試験なら今のセンター試験以上に「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能が測れるという保証もありません。さらに、外部試験は、大都市部と地方では、受験の機会に差があります。大学進学への地域による格差をなくそうと取り組んでいるさなかに、これと逆行することになります。もっと慎重に考えるべきです。

■ 今後、考えるべきは

 「誰のための改革なのか」という原点に立ち戻って熟議を重ねることではないか。見てきたようにまだまだ生煮えの改革案にとどまっていて、実際に評価と検証を重ねてテストの形を整えていくには、時間が足りないように感じます。
 今、首都圏の進学塾では、塾通いの低年齢化、3、4年生を中心に塾生が増えています。記述式問題の導入など大学入試の先が見通せないことから早めの対策をと保護者の不安が背景にある、とみられます。このように学校教育の外部化が始まる兆候がすでに出始めていて、学校教育の空洞化が進むことが心配です。これまでの議論は、将来を担う若者のためと言いながら、肝心の主人公を置き去りにして、教育産業を振興するためではなかったかと見られかねません。4半世紀前の共通一次試験からセンター試験に衣替えした当時の「猫の目の入試改革」と呼ばれた当時の取材経験から、拙速は混乱のもとであると身にしみて感じています。その轍を踏まないためにも、2021年ありきで考えるのではなく、せめて新しい学習指導要領で学んだ高校生が卒業する25年の入試に間に合えばよいというぐらいに割り切ってもよいのではないかと思います。今の浮足立った状況を見るにつけ、「誰のための改革」なのかという原点に立ち戻り、改めて「拙速は禁物、熟議を重ねよ」と問いかけたいと思います。

投稿者:解説委員 | 投稿時間:17:00 | カテゴリ:早川解説委員の教育コラム | 固定リンク
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2017年07月07日 (金)Why!?プログラミング「おかしなラーメン店を直せ」(7/8ほか)


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Why!? プログラミング は、小中学生向けの、プログラミング教育番組です。舞台は、すべての物が教育用プログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」で動く、スクラッチワールド。その世界のプログラムに不具合が発生し、おかしな世界になってしまいました。ジェイソン(厚切りジェイソンさん)、天才プログラマーの少女ラムとその弟のプログの3人がレスキュー隊を結成しスクラッチワールドの危機を救うべく奮闘します。

今回のテーマは「おかしなラーメン店を直せ」。注文どおりの品が作れなくなってしまったラーメン店をジェイソンが直し、“リスト”という概念を理解します。 

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どんぶり、スープ、麺、トッピングを選んで自分好みのラーメンを作ってくれるはずのラーメン店の世界に異常が発生。メニュー通りに注文しても、ラーメンが作れなくなってしまいました。3人で異常の原因を探っていくなかで、“リスト”という命令の使い方を理解し、不具合を直していきます。最後に3人それぞれがスペシャルトッピングを考えますが、いつもお騒がせのジェイソンは今回もみんなを驚かせます。

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番組のウェブサイトの「番組のスクラッチ」のページには、これまでに紹介したスクラッチワールドが載っていて、誰でも自由に改造にチャレンジすることができます。ぜひ、自分だけのオリジナル・ラーメンを作ってみてください!

 

Why!? プログラミング「おかしなラーメン店を直せ」

〈Eテレ 8 (土) 午後7:45~7:55〉ほか

 

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2017年07月06日 (木)いじめをノックアウト「"空気よめ"と言われても...」(7/7ほか)


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いじめをノックアウトは、「たかみな」こと歌手の高橋みなみさんと、いじめについて
考える番組です。今回は、わたしたちの生活に欠かせない連絡ツールになりつつある
LINEにまつわるお話です。身近な連絡ツールであるがゆえに子どもたちのトラブルの
もとになることもあるLINE。実際の中学生たちのリアルなLINEのやりとりを見ながら、
トラブルの芽を摘む方法を高橋みなみさんと一緒に考えます。

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グループトークが始まると遊びに行く場所を決めるための会話になり、
トークのスピードはどんどん加速していきます。
トークが始まって5分経過したころ、1人の男子がそのスピード感に
ついていけない事態に。会話がスムーズに行われない状況でみんなのイライラが募った
その時、ある女子からの「空気よめ」との発言により、男の子を責めるような雰囲気に
なってしまいます。

なぜこんなことになってしまったのか、LINEで起こりやすいトラブルの原因と防止策を
高橋みなみさんと一緒に考えます。

 

いじめをノックアウト「“空気よめ”と言われても…」
 < Eテレ 7(金)午前9:50~10:00 >
 < Eテレ 8(土)午前6:35~6:45/午前11:30~11:40 >(再)
 < Eテレ14(金)午前9:50~10:00 >(再)
 < Eテレ15(土)午前6:35~6:45/午前11:30~11:40 >(再)
 < Eテレ8/2(金)午前10:05~10:15 >(再)

 

投稿者:番組制作スタッフ | 投稿時間:11:30 | カテゴリ:番組紹介 | 固定リンク
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2017年07月04日 (火)ストレッチマンV「なげてあそぼう」(7/6ほか)


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ストレッチや遊びを通して体を動かす楽しさを伝える番組 ストレッチマンV(ファイブ)
今回はストレッチマンオレンジが、山梨県立わかば支援学校で2人の怪人「ふるさと料理怪人 ほうとうジイとその子分のほうとうズラー」と戦います。

ある日ストレッチマングリーンが、山梨県の郷土料理であるほうとうをレッド、ピンク、パープルの3人にふるまいます。おいしさのあまり残さずたいらげてしまったところにお腹を空かせたオレンジが帰ってきます。ほうとうが食べられなかったことが残念だったオレンジは、ほうとうを食べるために山梨県の南アルプス市にワープします。

オレンジがほうとうを食べていると「ふるさと料理怪人 ほうとうジイとその子分のほうとうズラー」が現れたという連絡が入り、オレンジは子どもたちを助けに向かいます。怪人たちは、最近の子どもたちがほうとうを食べないことに腹を立て、子どもたちに嫌がらせをしています。そこにオレンジが駆けつけて子どもたちを守ろうとしますが、ピンチに陥ってしまいます!

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ストレッチマンVの怪人の衣装は、舞台となる学校の先生が手作りしています。
今回の衣装は、山梨県立わかば支援学校の先生が作りました。ほうとうズラーの衣装は
ほうとう鍋の具材まで忠実に表現されている力作です。ぜひ、衣装にもご注目ください。

感覚遊びは「なげてあそぼう」。ボールや丸めた新聞紙、ふくらましたゴミ袋などを、
いろんな高さを距離に設定したゴールに向かって投げる遊びです。身近なものでできるのでぜひ、試してみてください!

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ストレッチマンV 「なげてあそぼう」
〈Eテレ 6 (木) 午前9:00~9:10〉
〈Eテレ 13(木)  午前9:00~9:10〉(再)ほか

投稿者:番組制作スタッフ | 投稿時間:16:00 | カテゴリ:番組紹介 | 固定リンク
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2017年06月30日 (金)全国の小学校では、どの番組が見られているの?~2016年度「NHK小学校教師のメディア利用と意識に関する調査」より~


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NHK放送文化研究所では、全国の学校現場で、学校放送番組をはじめとするさまざまなメディアがどう利用されているかを、継続して調査しています。

2016年の10月から12月にかけては「NHK小学校教師のメディア利用と意識に関する調査」を実施。小学校の先生個人(1~6年生担任)を対象とした調査を行いました。

その結果、2016年度に、NHK for Schoolについて、学校放送番組(テレビ番組)と、NHKデジタル教材(ウェブコンテンツ)のいずれかでも授業で利用したことがあるという先生は、6割を超えていることがわかりました。

では具体的にどんな番組が利用されたのでしょうか?調査から抜粋してお伝えします。

 

★やっぱり強い!理科・社会・道徳番組

学年ごとに見ると、テレビ学校放送番組とNHKデジタル教材の利用をあわせて、低学年の授業で最も利用が多かった番組は、道徳番組 新・ざわざわ森のがんこちゃん でした。

中学年・高学年ではいずれも、理科・社会・道徳の番組の利用が多く、3年生から5年生では、2011年度から放送している現行の学習指導要領に沿った理科番組 ふしぎがいっぱい の利用が最も多いという結果でした。

その一方で、3年生から6年生で、ふしぎだいすき(3年理科)、ふしぎ大調査(4年理科)、ふしぎワールド(5年理科)、ふしぎ情報局(6年理科)も、それぞれの学年のベスト3に入っています。この4本の番組は、2002年度から実施された学習指導要領に沿って制作されたものです。既に放送が終わっているのにもかかわらず利用率が高いということは、先生方が、以前録画したものや、NHKデジタル教材で公開されている番組を利用しているということでしょう。

この新旧2つのシリーズは、番組のねらいや構成が異なっているため、先生がそれぞれの授業のねらいにあわせて選んで利用されていると思われます。

 

★利用率上昇!実技系番組

今回の調査で特筆すべきこととして、高学年では、理科、社会科に次いで、体育番組 はりきり体育ノ介の利用率が高かったことがあげられます。

はりきり体育ノ介 は、一流アスリートによるお手本映像と、よくあるつまずきの映像を比較して表す、映像と言葉で体育の実技を理解できる番組です。

学校現場で、子どもたちがタブレット端末を使って活動する機会が増えていくと、自分たちの実技を撮った映像と、番組のお手本映像を比較するという活用法も可能になります。今後は体育だけでなく、家庭科や音楽などの実技教科での番組の利用は、増えていくことも予想されます。

 

★1番利用率が高いのは、歌って踊れるあの番組!

そして、「学年の中で最もよく見られていた学校放送番組」は、6年生社会科番組 歴史にドキリでした!

調査結果によると、全国の6年生担任の61%が、2016年度に歴史にドキリの番組かウェブサイトのいずれかを授業で利用していたということになります。2014年度の調査では6年生担任の46%が利用しているという結果だったので、この2年間で学校現場での利用率が大幅にアップしたことになります。

歴史にドキリでは、歌舞伎役者の中村獅童さんが、歴史上の出来事を歌と踊りで表現した「ドキリソング」が人気です。子どもたちが歌ったり踊ったりして楽しみながら歴史について学べるので、多くの先生に利用されているようです。

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さて、今回の調査結果は、いかがでしたか?

小学校の教室で今、どんな映像が見られているか。どんなメディアが利用されているか。そしてタブレット端末はどう利用されているかといった調査の報告は、「放送研究と調査」6月号に、「進む教師のメディア利用と1人1台端末時代の方向性~2016年度『NHK小学校教師のメディア利用と意識に関する調査』から~」として掲載されています。

7月にNHK放送文化研究所ホームページで、全文を公開する予定です。より詳しく知りたいという方は、そちらをご覧ください。

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2017年06月29日 (木)コノマチ☆リサーチ「民奈野市ってどんなマチ?」(7/5ほか)


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コノマチ☆リサーチは、マンガ家のハジメと宇宙人のズビが“まち”の秘密を調べてわかったことをイラストにまとめる、小学校3年生向けの社会科番組です。今回は、ハジメとズビがこれまで調べてきたことをふりかえり、ハジメが暮らす架空のまち・民奈野(みんなの)市の魅力をまとめて、ズビの星に伝えようと奮闘します。

「民奈野市は暮らしやすくていいところだと星に伝えたいんだ!」というズビに、ハジメは、今まで行った場所の様子を思い出し、発見したことをメモに書き出していこうと提案します。

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ところが!夢中になって書き出していると、いつのまにメモがいっぱいになり、整理がつかない状態に…。なんとかうまくまとめるいいアイデアがないかと悩んでいたそのとき!「なぞのおじさん」が現れ、あふれる情報をうまく整理するための“あるヒント”を授けてくれます!

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「なぞのおじさん」を演じるのは、かつての社会科番組「たんけんぼくのまち」で主人公を演じたチョーさんです。「コノマチ☆リサーチ」の第1回、第2回にも出演し、今後も、ここぞ!という場面で登場する予定です。

ハジメとズビが民奈野市の魅力を楽しく、分かりやすくまとめていくお話です。
みなさんのクラスでも自分のマチの魅力をまとめて、番組ホームページの「みんなのマチ報告」までお寄せください。

コノマチ☆リサーチ 「民奈野市ってどんなマチ?」
<Eテレ 7/5(水) 午前9:10~9:20>
<Eテレ 7/12(水) 午前9:10~9:20>

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2017年06月28日 (水)カラフル!「とどけ!ビサンの歌声(イスラエル)」(7/6ほか)


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子どもたちが主人公のドキュメンタリー番組 カラフル!。今回は、イスラエルに住む12歳の女の子ビサンの物語です。

ビサンはイスラエルでプロの歌手として活躍している12歳の女の子。平和を願う歌を歌ったことで有名になりました。「戦争がなくなればいいのに」という平和への願いを込めて彼女は歌います。

そんな彼女の暮らすジュワリシュ地区と隣のガネイ・ダン地区には2キロメートルにわたって高さ4メートルの壁があります。親友のマナルが暮らすのはその壁の向こう側であるガネイ・ダンです。そのため、彼女と簡単に会うことができないことから、心の壁も感じてしまいます。ビサンは、いつかその壁にドアが出来て自由に行き来できるようになることを夢みていますが、実際にはかなわないことだと分かっています。
彼女はせめて少しでも心の壁を取り除きたいとの思いから、壁にドアの絵を書くことを思いつきます。市長に相談したところ「住民のみんなの反応次第だ。まずは、ちらしを配ってみてごらん」という答えが返ってきました・・・。

平和と安全と幸せを願い、その願いをかなえるために行動を起こしたビサンの物語です。

 

カラフル! 「とどけ!ビサンの歌声(イスラエル)」
<Eテレ 6(木) 午前9:10~9:25>

投稿者:番組制作スタッフ | 投稿時間:15:00 | カテゴリ:番組紹介 | 固定リンク
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2017年06月23日 (金)「メタモル探偵団」の"おっちゃん"(市川力さん)にインタビュー!


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NHK for School では、子どもが自ら取り組んで楽しめるコンテンツを集めた〈放課後モード〉を、今年4月からスタートしました。
この放課後モードコンテンツのひとつ、すくどう小学校放課後クラブ メタモル探偵団  は、すくどう小学校のキャラクターと現実の子どもたちが、「おっちゃん」とともに探究的な活動に取り組む様子を描くマンガスタイルのコンテンツです。
登場人物「おっちゃん」であり、ブレーン・監修も務めている市川力(いちかわ・ちから)さんにお話を聞きました。

★ 子どもとおっちゃんで、この世の謎に挑む!

――「メタモル探偵団」とは、NHK for School 内の架空の小学校「すくどう小学校」で放課後に行われているクラブ活動という設定ですね。

はい。もともといる「すくどう小学校」のマンガのキャラクターたちと、現実の小学生の子どもたち3~4人と、「おっちゃん」こと私が、放課後にこども探偵団を結成して、NHK for Schoolの動画クリップも利用しながら、いろいろな謎に探究的に挑んでいく、という設定です。
これは、放課後の活動であるところがポイントなんです。私は、子どもの学びを支える好奇心は、通常の授業以外のところで起こることもあると考えています。そこをもっと豊かにできたらいいなと思っていたので、このお話をいただいた時はとてもうれしかったです。

――「メタモル探偵団」のメンバーに、大人が入っているのはなぜですか?

NHK for Schoolのコンテンツは、学校で見るのはもちろん、放課後に家庭でも楽しめるものです。理想を言えば、これを見て遊びのひとつにしてほしい。でもいきなり「子どもだけでやってみなさい」と言っても難しいでしょうから、私も含めた探偵団というスタイルにしました。

おっちゃんは、親でも地域の人でも学校の先生でもない、子どもの放課後の遊びと学びを支える大人のイメージです。正解を知っていて教えるのではなく、一緒になって本気で謎を解こうとする。だから、子どもたちが「言いたいことを言っていいんだ」と思える雰囲気が生まれるのです。子どもにとっては放課後、大人にとっては仕事外、ともに遊びながら学び合う姿を具体的に示せれば、とも思っています。

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投稿者:デジタル教材スタッフ | 投稿時間:14:00 | カテゴリ:デジタル教材情報 | 固定リンク
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2017年06月22日 (木)小学校の英語 前倒しで・・・


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小学校の新しい学習指導要領が2020(平成32)年から実施されるのに先駆けて、来年春から総合学習の時間を使うなどして英語の授業を行うなど実施できるものを前倒しして実施する方針が文部科学省から示されました。

■ これは、移行措置として

 学習指導要領の本格実施までに空白ができないようにするために特例を設けるものです。新しい教科書ができあがるのを待たずに、指導できるものを指導していこうという考え方です。小学校では来年春から2年間がその期間に当たります。
 例えば、国語では、都道府県名を示す「岐阜」や「沖縄」といった漢字を4年生から前倒しして教え始めます。今の教科書には、必ずしも漢字表記が求められてはいませんが、来年からは確実に読めて書けるように指導するよう求めます。また、社会では、日本の領土の範囲について、5年生から指導するとしています。すでに地図帳には領土・領海の範囲が示されていますので、そうしたものを利用してもらうということです。
 このように各教科に特例が設けられます。ただし、算数に新たに盛り込まれるプログラミング教育については、新しい教科書ができるまでは特例を発動しませんので、前倒しして実施する必要はありません。教材研究を進めるために時間が必要だとの考えからです。

■ では、英語は

 どうなるのでしょうか。2020年からは、3年生と4年生に「英語(外国語)活動」の時間が週に1時間(1単位時間=45分)ずつ設けられます。5年生と6年生に、教科としての「英語(外国語)」が2時間ずつ設けられます。こちらは、新たに教科書が作られます。それまでの来年と再来年の2年間については、3・4年生は「英語活動の時間」を年間15時間、5・6年生は「英語」を15時間、前倒しして実施します。週に1時間の授業ですと年間にすると35時間ですから、15時間というのはその半分弱、2週に1回程度の時間数です。内容としては、3・4年生では、英語の音声やリズムに慣れ親しみ、簡単な会話を楽しむ。5・6年生では、簡単な語句の読み書きをし、日本語との語順の違いを学ぶことなどがあげられています。5・6年生用には、文部科学省が指導に必要な教材を作って、配布する予定だということです。

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投稿者:解説委員 | 投稿時間:12:20 | カテゴリ:早川解説委員の教育コラム | 固定リンク
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2017年06月19日 (月)Why!?プログラミング「参加しよう!Why!? 大喜利」 (6/24)


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文部科学省は、2020年度に実施される次期学習指導要領で、小学校でプログラミング教育を必修化する方針を打ち出しました。そこで注目されているのが、プログラミング教育の番組 Why!? プログラミング です。

番組の兄弟ページ ワイワイプログラミング は、自分の作品を創って投稿したり、ほかの人の作品で遊んだりすることができる、プログラミング・コミュニティーサイトです。
その中のコーナー「Why!?大喜利」では、月ごとにお題を決めて、みなさんの作品を募集しています。投稿された作品の中から毎月入賞作品を決めて発表しています。

24(土)に放送する 参加しよう!Why!? 大喜利 では、これまで「Why!?大喜利」に寄せられたスクラッチ作品とその作者をご紹介します。バラエティに富んだその内容をお楽しみください。

※夏には、「夏休み Why!?プログラミングアワード」を開催して、皆さんの作品を大々的に募集し、番組で紹介する予定です。こちらもどうぞお楽しみに!


Why!?プログラミング「参加しよう!Why!? 大喜利」
〈 Eテレ 24(土) 午後7:45~7:55 〉

投稿者:番組制作スタッフ | 投稿時間:16:30 | カテゴリ:番組紹介 | 固定リンク
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2017年06月16日 (金)「Why!? プログラミング」を使って、楽しくクラブ活動!


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Why!? プログラミング は、小中学生向けの、プログラミング教育番組です。舞台は、すべての物が教育用プログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」で動く、スクラッチワールド。このところ起こる謎の不具合を直すため、ジェイソン(厚切りジェイソンさん)たち3人のレスキュー隊が、プログラミングでスクラッチワールドの危機を救うべく奮闘します。
米国マサチューセッツ工科大学(MIT)が教育用に開発、公開している、教育用のプログラミング言語スクラッチを用いて、プログラミングの面白さやコツを伝えていきます。

文部科学省は、2020年度から全面実施される次期学習指導要領で、小学校でのプログラミング教育を必修としました。千葉県柏市ではそれに先駆けて、今年度から市立小学校全校でプログラミング教育に取り組んでいます。
柏市立大津ヶ丘第一小学校では、新学期から「プログラミングクラブ」が誕生しました。2017年5月23日(火)に行われた、その第1回の活動の様子を報告します。


★ プログラムを組んで、作品をつくってみよう!

クラブの時間が始まると、担当の井上昇先生は「いよいよプログラミングクラブのスタートですね!みんなでスクラッチを使って、楽しくプログラミングを組んでいきましょう」とあいさつしました。
そして、ある箱を子どもたちの前に置いて「この中に、簡単なプログラミングで動くロボットが入っています。スクラッチの操作に慣れてきたら、これを動かしてみましょうね!」と言いました。教室中に「おおーっ!」と歓声があがりました。

ここで先生は、番組を流しました。

===【 Why!? プログラミング「おかしな踊りを直せ」 一部あらすじ】===
レスキュー隊のもとに、スクラッチワールドからSOSが届きました。モニターには、ステージの上で星が踊る「キラキラ星劇場」の映像がうつし出されています。しかし、その動きや音楽がなんだか変・・・。どうやらプログラムがこわれているようです。そこでジェイソンは、プログラムを直すためにスクラッチ・ワールドに向かいました。
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先生が番組を止めて「『キラキラ星劇場』のどこが変だった?」と尋ねると、子どもたちから「星の動きが速すぎて音楽と合っていない」という声があがりました。そこで、みんなでプログラムを組み直してみることにしました。

ここからは、柏市立教育研究所 IT教育支援アドバイザーの田中香穂里さんも一緒に進行に加わります。子どもたちには1人に1台ずつパソコンが配布されています。その中には前もってスクラッチと、Why!? プログラミングのホームページにある、「きらきら星劇場~おかしな踊りを直せ」のスクラッチ・ワールド(絵、音楽、プログラム)が入っています。

星の動きと音楽が合うようにするには、どうしたらいいのでしょうか。田中さんは「〈〇拍休む〉というブロックを使うといいですよ」などとアドバイスし、子どもたちはそれを参考にプログラムを組んでいきました。

作業に区切りがついたところで、番組の続きが流されました。

===【 Why!? プログラミング「おかしな踊りを直せ」 一部あらすじ】===
星の踊りをもっと派手にしたくなったジェイソン。そこで、〈〇〇の効果を変える〉というブロックを使ってみます。〈『色』の効果を25ずつ変える〉と命令すると星がいろいろな色に変わりました。次は『魚眼レンズ』と入れてみると星がふくらんで止まらなくなりました。「 Why!? この星おかしいです」とあわてるジェイソン。〈画像効果をなくす〉〈1拍休む〉と入れると、うまくいきました。
さらに、ステージ上に宇宙人と女の子を加えると、画面はにぎやかになりました。

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子どもたちは、番組を参考に、思い思いに「キラキラ星劇場」を作っていきました。
先生や友達にやり方を聞いたり、作品を見せ合ったりする姿も見られました。

★ 友達の作品を見て、大盛り上がり!

作品をつくり終え、何人かが前に出て自分の作品を発表しました。

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ある子の作品は、星と宇宙人が1拍ごとに色を変えていきます。ステージ上の3人も観客たちも、リズムにのって体を動かしています。

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ある子の作品は、すべての登場人物が、それぞれ回転しました。

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見ている子どもたちからは「わー、やばすぎ」「すごい」「回転なんて思いつかなかったよ」などと、驚きの声があがっていました。

最後に井上先生は「みんなとても楽しい作品をつくることができましたね。もっとやってみたいと思った人は、家でも Why!? プログラミング や、ワイワイプログラミング のホームページを開いてやってみてください。出来上がった作品は、どんどん番組のウェブサイトから投稿しましょう」と言いました。子どもたちは、目を輝かせてうなずいていました。

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投稿者:デジタル教材スタッフ | 投稿時間:11:00 | カテゴリ:授業リポート | 固定リンク
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