2011年07月08日 (金)ふしぎがいっぱい(5年)授業リポート (6/14)


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ふしぎがいっぱい は、新しい学習指導要領に対応した理科の番組です。5年生向けでは、ホナちゃんがさまざまなふしぎの秘密に迫っていきます。
6/14(水)の3・4時間目、さいたま市立下落合小学校の5年3組で ふしぎがいっぱい(5年)「魚のたんじょう」を利用した授業が行われました。その様子をリポートします。

★ メダカの卵の中は、どうなっているんだろう?

授業が始まると担任の小畑康彦(おばた やすひこ)先生は「きょうから新しい勉強に入ります。勉強のヒントが画面に映るから見てください」と言って、実物投影機にいろいろな生き物の卵の写真を映し出しました。子どもたちは「にわとりの卵です」「カマキリの卵です」とどんどん発表していきました。

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モンシロチョウの卵が出ると「みんなで育てたよ!」という声。先生はモンシロチョウがどうやって育つか尋ね、黒板に「卵→幼虫→さなぎ→成虫」と書きました。それからメダカの卵の写真を見せました。

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「透明なのに、中にメダカがいない?なんで?」という声。先生は「メダカは卵の中でどうやって育つんだろうね。予想して描いてみよう」と言ってみんなに紙を配りました。そしてグループ内で発表しあったあとで、何人かが実物投影機を使ってみんなの前で発表しました。

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子どもたちの意見は大きく
「卵の中で少しずつメダカの形ができていく」
「卵の中には小さい卵があって、小さいメダカが産まれて大きくなっていく」の二つに分かれました。

先生が「本当はどうなんだろうね。確かめるために、実際にメダカの卵を育てて観察してみない?」と言うと「やる!」と子どもたち。続けて先生が「と言っても卵がないから、メダカを育てて卵を産ませるところからやってみようか」と提案すると「育てたい!」「やったー!」という歓声が教室中に広がりました。

★ メダカが卵を産むために必要な条件とは?

休み時間をはさんで4時間目。興奮が冷めやらない雰囲気ですが、メダカを飼ったことがある子がほとんどいないので「ちゃんと育てられるかな」という声もあがります。
ここで先生は「これから番組を見ます。メダカに卵を産ませるのに何が必要なのか考えながら見てください」と言ってテレビのスイッチをつけました。

【ふしぎがいっぱい(5年)「魚のたんじょう」あらすじ】

メダカを何匹か買ってきたホナちゃん。よく観察してみると、オスとメスの体に違いがあることがわかります。さらに、水草に小さなつぶがついているのを発見。同じものがメダカのおなかにもついています。ということは、これは卵?ホナちゃんがそれを別の水槽に取り出しておくと、9日後に小さな赤ちゃんが生まれました。

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子どもたちは、卵の中でメダカが動いたり、卵から生まれたりする映像を見て「おー!」「すごい瞬間を見た!」と感動の声をあげていました。番組が終わって先生が「自分も育てられそうだと思った人?」と尋ねると、全員が元気に手を挙げました。

そしてみんなで、メダカに卵を産ませるために必要な条件を考えました。まずグループで意見交換をしてから、クラス全員の前で発表しました。

「オスとメスのメダカ」「水槽」「砂利」・・・次々と意見があがります。
「水」については、「水道水は薬品が入っているから、やめた方がいいと思う」「2日くらいおいたらいいよ」。
「空気」については、「魚を飼うときに水槽に入れるポンプ」「でも川に住んでいるメダカにはそんなのないよ」。
「えさ」については、「店で売っているえさ」「池に住むメダカは水の中に浮いている成分を食べているんじゃないかな」などの意見が。
ほかにも「水槽に仲間がたくさんいる方が安心すると思う」「オスとメスを同じ数入れたらいいんじゃないかな」「でもその中できっともてるメスがいて、やきもちをやいたメダカが出産をじゃますると思う」など、楽しい意見交換が続きました。

先生は「いろいろな考えが出たね。次の時間は今日出た意見をもとに、インターネットや本を使って、メダカが卵を産む条件を調べていきましょう」と言い、授業が終了しました。

★ 授業を終えた小畑先生にお話を聞きました。

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――子どもたちからいろいろな発想が出る、とても楽しい授業でした。

そうですね。卵の中の予想図を描かせたところ、ひとつの卵からメダカが何匹も産まれると考える子が結構いることがわかりました。実際に描いてみることで、それまではっきりしなかった自分の考えを形にすることができました。実物投影機で発表させるとほかの子の刺激にもなります。
卵を産ませる条件を考えた時も、いろいろな意見が出ました。まだ学習前なので、子どもたちはわかっているようでわかっていない。でもどの子も、メダカを飼うことについて真剣に考えていることが伝わってきてほほえましかったです。この意欲づけに、番組の効果が大きかったですね。

――番組を見終わったとき、拍手まで起きてびっくりしました。

肉眼ではなかなか見られない卵の中の様子まで見られて、子どもたちは素直に感動していました。理科は自分で体験することが大事ですが、ああいうシーンは実験や観察では見られないので、見せてとてもよかったです。
あと、子どもたちはホナちゃんが大好きなんです。自分たちの目線で観察や実験にチャレンジするホナちゃんがいることで、番組の中身がぐっと身近に感じられるみたいです。

理科番組は昨年度までも授業で使っていましたが、単元のまとめで使うことが多かったです。「ふしぎがいっぱい」は10分間と短くて、謎を投げかける終わり方なので次の活動につなげやすいです。子どもたちが視聴後「この先どうなるの?」とのってくるんです。今回は単元の導入で使いましたが、教師のくふうしだいで学習のどの段階でも使えます。いい素材を料理しているという感じで、使っていてとても楽しいです。

子どもたちはこれから、水槽ではなくペットボトルでメダカを育てていきます。実はこれだとポンプもいらないんですよ。おすとめす1匹ずつ入れて、子どもも男女ペアになって世話をさせます。どんなことになるのか、とても楽しみです(笑)。これからも映像などをうまく利用しながら、子どもたちと楽しく理科を学んでいきたいと思っています。

ふしぎがいっぱい(5年)
< Eテレ (火)午前 9:35 ~ 9:45 >

※この授業の様子は、デジタルテレビ新時代「わかる・伝えあう」授業づくり  でも紹介します。
< Eテレ 16(土)午後3:00~3:44 >
< Eテレ 20(水)午前9:25~10:09 >  (再)
< Eテレ 29(金)午前9:25~10:09 > (再)

投稿者:デジタル教材スタッフ | 投稿時間:11:30

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