2017年10月10日

おはなしのくに「はなさかじいさん」 平田満さんにインタビュー!


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おはなしのくに は、一流の語り手が、古今東西の物語を魅力的に読み聞かせる国語番組です。10 / 16(月)は、日本の昔話「はなさかじいさん」をお届けします。語り手を務める、俳優の平田満さんにお話を伺いました。

〈今回の「はなさかじいさん」のあらすじ〉
昔、正直者のじいさまがおりました。じいさまは子犬を拾い、シロと名付けてかわいがります。ある日シロが畑のすみで「ここほれ、わんわん」とほえるのでそこを掘ってみると、大判小判がざっくざっくと出てきました。それを見ていた隣の欲張りなじいさまは、シロを無理やり自分の畑に連れてきますが、シロはそっぽを向いて座り込みます。欲張りじいさまがシロが座った場所を掘り返してみると、汚い物がいっぱい出てきます。怒った欲張りじいさまは、シロを殴り殺してしまいます・・・。
人と犬とが繰り広げる、不思議な昔話です。


――平田さんはこれまで一人芝居をされたことがなかったそうですね。出演してみていかがでしたか?

今回はナレーションのほかに、正直なじいさま、欲張りなじいさま、犬のシロの3役をやらせてもらいました。
落語ですと座りながら語ります。ところがおはなしのくにでは、動作をしながら語ったり演じ分けたりするので、慣れるまで少し時間がかかりました。なんだか、ひとつの動作をして「おいといて」と次の動作をする、ジェスチャーゲームを思い出しました(笑)。

――改めて「はなさかじいさん」という作品を読んでみて、どんなふうに感じましたか?

短いお話だけど、いろいろな要素が詰まっているなと感じました。
灰をまくと花が咲いたり、畑を掘ったら大判小判が出てきたりするところはファンタジック。シロが殺されてしまうところはちょっと残酷。犬が突然「ここほれ、わんわん」としゃべりだす場面なんて、なかなかシュールだと思いました(笑)。
誠実に生きている人は幸せになるというメッセージも入っていますし、いろいろな見方ができるお話だと思います。

――この番組を、幼稚園や保育所、小学校、家庭で、多くの子どもたちが見ることになります。

ええ。子どもたちには純粋に、物語の自由な発想と面白さを味わってほしいですね。
先生や親御さんには、番組を見た後に、できれば教訓めいたまとめをしないでいただけたらなと思います。
昔話では、登場人物の性格が誇張して描かれることがあります。いじわるな人や欲張りな人もよく出てきますが、どこか憎めなくて、喜劇の要素がないわけではありません。そういう人が巻き起こす出来事を含めて、お話は面白いわけです。番組を見て、「欲張りなじいさまがかわいそう」と思う子もいるかもしれない。それくらいの自由な雰囲気で、この番組を楽しんでもらえればいいなと思います。
お話を通して子どもたちに「世の中にはいろいろな人がいて、いろいろな出来事があるんだな」ということを、楽しく体験してもらえればと思います。

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おはなしのくに 「はなさかじいさん」
〈Eテレ 10/16(月) 午前9:00~9:10〉

投稿者:番組制作スタッフ | 投稿時間:10:00 | カテゴリ:番組紹介 | 固定リンク
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