2015年1月

戦後70年 戦後教育は総決算されるのか?


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 ことしは戦後70年。教育が節目の年に大きく変わろうとしています。どんな意味を持つのか、改めて考えてみたいと思います。

■ どう変わるのか

 全体として、教育の意思決定のあり方が全体としてトップダウン型に変わるのが大きな特徴です。この4月からは、地方の教育行政や大学の運営組織がそうなります。このように戦後に源流をもつ教育制度に一通り手がつけられることになります。
 改革の中心的な役割を担った総理直属の教育再生実行会議は、おととし(2012年)の1月から去年7月までのおよそ1年半の間に、5次にわたる提言をまとめました。戦後レジームからの脱却を掲げる安倍総理にとって、戦後間もないころにできた教育制度を総決算するという意味合いがあります。

■ 教育再生実行会議の提言は

 道徳の教科化、教育委員会制度の見直し、大学の学長トップダウンの運営組織の確立、六三三四制の見直しなど、その多くが源流をさかのぼると戦後の教育改革に行きつきます。戦後まもないころ、戦前の国家主義教育の反省に立って作られたこれらの制度は、憲法と同じようにアメリカの影響下で作られたものだとして、いつかは日本人自身の手で変える必要があると、戦前への回帰を求める保守派の間で懸案と位置づけられてきたものです。戦後教育の総決算という言葉は、そうした人たちの間で使われてきたものです。
 今回、いじめや体罰などへの教育委員会の対応のまずさなどの機会をとらえて、懸案としてきた道徳の教科化と教育委員会制度の見直しについて一気に決着を図った感があります。また、第1次政権当時は教育改革に前のめりになり、景気対策に熱心でなかったこともあって、経済界は冷ややかでしたが、今回は経済再生を大きな旗印にスタートしたこともあって、経済界を味方につけたのが大きな違いです。グローバル化に対応した人材の育成をと言えば、経済界が応援してくれる構図ができ上がっています。

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課外授業 ようこそ先輩「ヘンテコな自分を好きになろう~脚本家 中園ミホ~」 (2/6ほか)


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課外授業 ようこそ先輩 は、さまざまなジャンルで活躍する著名人が、母校で後輩たちに行う、とっておきの授業を紹介する番組です。

今回紹介するのは、脚本家の中園ミホさんが、東京都中野区立新井小学校で行った授業の様子です。
数々のドラマや映画の脚本を生み出している中園さん。昨年のNHK連続テレビ小説 「花子とアン」では、組織や常識に縛られず本音で生きる女性たちの姿を描き人気を集めました。

授業のテーマは「探してみよう!自分のドラマ」。
中園さんは子どもたちに、「この街で過ごす人生最後の一日」という題で脚本を書くという課題を出します。ここには、日頃勉強や運動の出来不出来で自己否定しがちな子どもたちに、脚本づくりを通して、ありのままの自分を肯定してほしいという中園さんの願いが込められています。

想像の翼を広げて、脚本づくりに挑戦する子どもたち。はたしてその中で、人生を前向きにとらえるヒントを得られるのでしょうか?

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課外授業 ようこそ先輩 「ヘンテコな自分を好きになろう~脚本家 中園ミホ~」
〈 Eテレ 2/6(金) 午後7:25~7:48 〉
〈 Eテレ 2/9(月) 午後0:25~0:48 〉(再)

 

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大科学実験「すべて当たるはず?」 (1/31ほか)


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だれもが当たり前だと思っている自然の法則や科学の知識を、スケールの大きな実験で検証する 大科学実験 。31(土)は、たくさんのボールを、落下する的に当てる大実験に挑戦します。

的にしっかりねらいをつけ、ボールを発射。あれ?ボールはねらいよりも下に向かいます。重力があるためです。でも、このときボールの発射と同時に的が落下すると、見事に命中します。発射装置の位置を近くしても、高くしても、当たります。ということは、同時にいろいろな方向からボールを発射したら、落下する的に、次々とすべて当たるはずでは?

そこで大実験の開始! 6メートルの高さから的を落とす準備をして、その周りにボールの発射台を、高さや場所を変えて20台設置します。ボールが発射するとセンサーが感知して、的が落ちる仕組みです。
でもセンサーがついている発射台は1台のみ。ほかの発射台は、実験レンジャーたちが手動で操作します。ぴったりのタイミングでボールを発射できたら、すべてのボールが的に当たるはず。レンジャーたちは必死で練習をしますが、はたして結果は?

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大科学実験 「すべて当たるはず?」
< Eテレ 31(土) 午後7:45~7:55 >
< Eテレ 2/6(金) 午前10:05~10:15 >(再)
< Eテレ 2/21(土) 午後7:45~7:55 > (再)

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「歴史にドキリfeat.花燃ゆ フラワー・バーニング・スペシャル」アンコール放送決定 & 動画配信スタート!


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1/4に放送して大好評をいただいた 歴史にドキリfeat.花燃ゆ フラワー・バーニング・スペシャル 。総合テレビでのアンコール放送が決定しました! 今年の大河ドラマ 花燃ゆ とのコラボレーションです。花燃ゆ は、明治維新の動乱の中で、さまざまな困難に直面しながらも力強く生きる若者たちを描いたドラマです。

歴史にドキリfeat.花燃ゆ フラワー・バーニング・スペシャル を進行するのは、3年連続でMCを務める、中村獅童さんふんする“卑弥呼”。さらに、北条政子・足利義政・武田信玄・伊藤博文といった日本史を代表する偉人たちが集合し、クイズ形式で幕末のミニ知識を紹介していきます。なんと俳優の要潤さんが「花燃ゆ」の入江九一(松下村塾の四天王の一人)として登場!「チーム長州」として、獅童さん演じる伊藤博文とタッグを組んでクイズに挑戦します。

そして歴史にドキリ の名物といえば、獅童さんが歌い踊るドキリ・ソング(作曲:前山田健一、振付・出演:振付稼業air:man)!山口県・長州藩ゆかりの人物にふんし、新しく3曲を披露します!そのうち2曲に、俳優の石丸幹二さんが、「花燃ゆ」の周布政之助(長州藩の重臣)として登場。獅童さんと一緒に、華麗に歌って踊ります♪

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歴史にドキリfeat.花燃ゆ フラワー・バーニング・スペシャル アンコール放送
< 総合 2/1(日) 午後 3:50~4:30 >

歴史にドキリホームページ で、 歴史にドキリfeat.花燃ゆ フラワー・バーニング・スペシャル の動画配信をスタートしました!

歴史にドキリfeat.花燃ゆ フラワー・バーニング・スペシャル についての
 ・ 中村獅童さんのインタビュー記事は、こちら
 ・ 要潤さん、石丸幹二さんのインタンビュー記事は、こちら 
 ・ 前山田健一(ヒャダイン)さん、振付稼業air:manさんのインタビュー記事は、こちら
で掲載しています。

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エデュカチオ!「多様な性の子どもたち 大人はどうすれば?パート2」 (1/31ほか)


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尾木ママこと尾木直樹さんと東山紀之さんが、保護者の疑問や不安を解消していく番組 エデュカチオ!。今回は、昨年10月に番組で取り上げたところ大きな反響をいただいた、「セクシュアル・マイノリティー」について再び取り上げます。

「セクシュアル・マイノリティー」は、女性愛者(レズビアン)、男性愛者(ゲイ)、両性愛者(バイセクシュアル)、心と体の性が一致しない人(トランスジェンダー)、そして、性のあり方に迷う人(クエスチョニング)、それぞれの頭文字をとって「LGBTQ」とも言います。

20人に1人はいると言われている「セクシュアル・マイノリティー」の人たち。小中学校のクラスにも1人か2人いるという計算になりますが、その多くの子が、周囲の人たちの理解を得られずに、悩みや不安を抱えている状況です。そんな彼らを受け止め、すべての子どもたちが安心して自分らしく過ごせる環境を作るには、どうすればよいのでしょうか?今回はスタジオにゲイの当事者である高校生が登場。彼らの体験談をもとに、周りの大人に何ができるのか考えていきます。

エデュカチオ! 「多様な性の子どもたち 大人はどうすれば?パート2」
< Eテレ 31(土)  午後5:55~6:25 >
< Eテレ 2/7(土)  午後0:00~0:30 > (再)

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「はりきり体育ノ介~陸上運動編~」 井村久美子さんにインタビュー!


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はりきり体育ノ介 は、「体育が出来れば人生がより楽しくなる!」がキャッチフレーズの、小学3~6年生向けの体育の新番組です。

体育ノ介(たいいくのすけ)は、天才科学者である博士が開発したサイボーグ。筋肉ムキムキでいかにも運動が得意そうですが、博士が肝心の「体育の力」をインプットし忘れてしまったため、実は運動が苦手・・・。博士はそんな彼に体育の力をつけさせるため、日夜研究をしているのです。
番組は、体育ノ介による「つまずき映像」コーナーや、一流アスリートによる「お手本映像」コーナーなどで構成しています。
2/4(水)から始まる「陸上運動編」で「お手本映像」の演技を披露するのは、女子走幅跳の日本記録保持者である井村久美子さんです。収録の合間にお話を伺いました。

――「お手本映像」を収録するときに、心がけたことはありますか?

番組を見た子どもたちが「すごい、こんなにできるんだ!」と、思ってくれるようにがんばりました。空中に浮いている時間が長いとか、こんなに手があがるんだとか感心してくれたら、じゃあどうやったら自分もできるようになるか、と考えてくれると思うんです。
そして今回は、体育ノ介の「つまずき映像」の指導もさせてもらいました。自分が選手のころは、どうしたらできるようになるかだけを考えてきたので、どのようなポイントでつまずくのかを考えるのは新鮮でした。たしかに、できるポイントとできないポイントの両方がわかった方が、運動はより上達すると思います。

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――10月から始まった はりきり体育ノ介。番組をご覧になった時、どんな感想を持ちましたか?

体育の授業には、大人の視点で子どもに「もっとこうしなさい」と教えるイメージがありました。はりきり体育ノ介は、映像と言葉で体育のポイントを明確にしているので、子どもたちが自分で見て、納得して進めるところがいいなと思いました。
体育の授業でも、実技の合間に先生と生徒が一緒にタブレットで映像を見るなど、うまく取り入れてもらえたらいいなと思います。

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エデュカチオ!「みんなのお悩み解決SP パート2」 (1/24ほか)


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尾木ママこと尾木直樹さんと東山紀之さんが、保護者の疑問や不安を解消していく番組 エデュカチオ!。今回は、番組に寄せられたたくさんの声の中から、相談の多い悩みをピックアップ!さまざまな実例や専門家のアドバイスを交えながら、解決策を考えていきます。

保護者700人に、エデュカチオ!で取り上げてほしいテーマをアンケートしたところ、第1位は「子どものやる気の引き出し方」でした。それを受けて番組では、以前「やる気エンジンを動かす7つの作戦」を紹介しました。すると視聴者の皆さんから「やってみました!」という報告が続々と。しかしその内容を見ると・・。成功したという声がある一方で、うまくいかなかったという声も少なからずありました。確かに、子どもの性格も家庭環境もさまざま、すべての子どもに同じようにうまくいくとは限らないのが現実。その理由は何だったのでしょうか?尾木ママにずばりお聞きします。

さらに今回は、「子どものウソ」「反抗期の子ども」「不登校」といったお悩みをどう解決すればよいのか考えます。専門家からのアドバイスだけでなく、それぞれのご家庭でどのように解決しているのか、視聴者の皆さんのアイディアもたくさんご紹介します。
目からウロコが落ちるワザが盛りだくさん!子育てに悩む方々、必見です!

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エデュカチオ! 「みんなのお悩み解決SP パート2」
< Eテレ 24(土)  午後5:55~6:25 >
< Eテレ 31(土)  午後0:00~0:30 > (再)

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銀河銭湯パンタくん「みんなでつくろう!秘密基地!」 (1/23ほか)


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「銀河の湯」の一人息子・パンタと宇宙人のパンキチが繰り広げる騒動を通じて、道徳的テーマを伝える番組 銀河銭湯パンタくん 。今回のねらいは「働くことのよさを感じて、みんなのために働く」です。

突然の雨にあい、オバケモールに避難したパンタたち。するとスベトンがそこを、雨の日も遊べる秘密基地に改装しているところでした。スベトンはパンタたちに、ここで遊んでもいいかわりに、片づけを手伝ってほしいと言います。みんなは一生懸命手伝いますが、パンタはそっちのけで、部屋の中にあるおもちゃに夢中になります。

今回のドッチポイントは「みんなを手伝う? or 手伝わない? 」です。みなさんも一緒に考えてみてください!


銀河銭湯パンタくん 「みんなでつくろう!秘密基地!」
〈Eテレ 23(金)  午前9:15~9:25〉
〈Eテレ 30(金)  午前9:15~9:25〉 (再)

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「スーパー合唱教室inふれあいホール~第82回NHK全国学校音楽コンクール課題曲講習会~」 参加者&観覧者募集中


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第82回を迎えるNHK全国学校音楽コンクール、Nコン2015 。2/22日(日)に小学校、中学校、高等学校各部門の課題曲を発表しますが、それを受けて3/14(土)に東京・渋谷のNHKみんなの広場ふれあいホールで 「スーパー合唱教室inふれあいホール~第82回NHK全国学校音楽コンクール課題曲講習会」を実施します。

今年のNコンの課題曲は、「ピース♪」をテーマに作られました。この講習会では、それぞれの課題曲について、プロの合唱指揮者が歌い方のポイントなどを伝えます。歌うのは、公募で集まった一般の児童・生徒のみなさんによるモデル合唱団です。

Nコンでは、この中で指導を受ける各部門のモデル合唱団のメンバーと、観覧者を募集します。いずれも入場無料。2/24(火)必着です。お申し込みは、
 モデル合唱団: FAXで学校ごとにお申し込みください。
 観覧: 郵便往復はがきでお申し込みください。

詳しい日程や申し込み方法などは、NHK全国学校音楽コンクール ホームページ をご覧ください。
   

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すくどう 1/19号 「なぞにつつまれていたスクール動画アイランドを探検しちゃうぞ!第2弾!」


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すくどう の正式名は「スクール動画アイランド」。この島の全貌は、いまだに神秘のベールに包まれています。何があるのか気になる~!そこでてれび戦士の3人(小澤竜心くん、辻村晃佑くん、飯島緋梨さん)と、すく君とどうちゃんが島を探検し、眠っているお宝動画を発見しちゃいます!

しつもんの森 編

「しつもんの森」は、今まで疑問に思っていたことを叫ぶと謎が解けるという、不思議な場所です。
小澤君は「雲の正体が知りたい!」、飯島さんは「なぜ世界を同じ言葉にしないの?」、辻村君は「どうして人は生きているの?」と叫びます。さて、みんなの謎は解決するのでしょうか?

はたらき岩 編

次に探検するのは、将来なりたい職業について学べる「はたらき岩」です。
歌舞伎役者になりたい小澤君、カフェの経営者になりたい辻村君、獣医さんになりたい飯島さん。3人はそれぞれ、どんなお宝クリップを手に入れるのでしょうか?そして気になる、すく君とどうちゃんの夢とは・・・?

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投稿者:デジタル教材スタッフ | 投稿時間:13:40 | カテゴリ:デジタル教材情報 | 固定リンク
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途上国で生かされる日本の震災経験


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 1月17日で、阪神・淡路大震災から20年になります。インド洋大津波による大きな被害を受けた南アジアのスリランカでは、日本の支援で防災教育に取り組んでいます。そのことを紹介します。

■ インド洋大津波は

 2004年12月26日、インドネシアのスマトラ島沖を震源とし、インドネシアをはじめ、スリランカやタイなど南アジアの広い範囲で地震があり、22万人あまりが犠牲になりました。当時は、警報システムが整備されていなかったことに加え、住民の間に津波に備える意識が薄かったことがこれだけの被害につながったと指摘されました。
 3万人あまりが亡くなったスリランカでは、兵庫県の防災教育の専門家3人が、阪神・淡路大震災の経験を生かし、子どもたちの心のケアと防災教育の支援を続けています。大津波の翌年、現地の教職員組合からの要請で子どもたちの心のケアのセミナーを行ったのがきっかけです。年に2回、被害の大きかった南部のマータラ県で学校の先生を対象に研修を行っています。支援に入ったさまざまなNGOが引き揚げてしまった中、手弁当で活動し、3年前からはJICA・国際協力機構の資金援助を受けて活動をしています。

■ 支援による成果は

 現地の先生方の手で、防災教育用の副教材が作られたことです。地震や津波のメカニズム、学校としての防災計画の作り方、それに子どもたちの心理面のチェックリストなどが、先生向けに書き込まれています。日本の専門家から学んだことを生かして、現地の言葉で書き上げた、まさに自前の副教材です。
 それまでスリランカでは防災教育と呼べる取り組みはありませんでしたので、現地の学校関係者の間に防災教育という概念を根づかせたことが、本当の意味での成果です。この間、先生たちは2度にわたって東日本大震災の被災地を訪れました。宮城県石巻市立大川小学校では、防災教育先進国と思っていた日本でこうした74人の子どもが犠牲になったことに衝撃を受けました。この訪問で「防災教育を通じて子どもたちの命を守る」という強い使命感を持ったことが、副教材作りに生かされたということです。

■ 現地の学校では

 日本の専門家から4つの課題が示され、それぞれ独自の取り組みを進めてきました。 ① 子どもたちに津波の経験を思い出して作文を書いてもらうこと。振り返りをすることが心のケアにつながると判断したからです。 ② 津波を経験した人から話を聞く授業を行うこと。子どもたちの中には津波の経験がなかったり、幼すぎて覚えていなかったりする子も多いため、記憶の風化を防ぐ意味があります。 ③ 津波が起きる前の日に戻れたらどんな準備をしておくべきか、子どもどうしで議論する授業を行うこと。 ④ 浸水マップづくり。実際にどこまで津波が来たのかを調べ、どこを避難場所にしたらよいのか考えること。
 これだけの防災教育に取り組んでいる学校は日本でもそれほど多くありません。

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投稿者:解説委員 | 投稿時間:11:56 | カテゴリ:早川解説委員の教育コラム | 固定リンク
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さんすう犬ワン「図であらわせる?~たしざんとひきざん~」 (1/19ほか)


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算数が得意な警察犬ワンが、さんすう交番のお巡りさんと一緒に、算数の力で街のお困りごとを解決していくコメディドラマ さんすう犬ワン 。第17回のテーマは、小学2年生の「たしざんとひきざん」です。足し算と引き算のどちらで答えを求めたらいいか、図で表して理解します。

近所のおばあちゃんからお菓子をいただき、喜ぶキュウベイとテンコ。そのお菓子は小さいシュークリームとたいやきがいっぱい混ざっています。油断すると全部キュウベイに食べられてしまうので、テンコは、シュークリームとたいやきの担当を決めて食べようと提案します。わかっていることは「シュークリーム17個と、たいやき何個か。合わせて32個」あるということ。テンコは計算でたいやきの数を出そうとします。「“合わせて”ということは足し算をすればいい!」と、「17+32」という式をたてますが、なんだか変・・。どうやら、足し算では求められないようです。
ワンからあるアドバイスを受けたテンコは、お菓子の数をテープ図に表してみます。すると、足し算と引き算のどちらで求めたらいいか、一目瞭然でわかります!

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次は、八百屋で事件が発生!店員が目を離したすきに、カズラーが28個もの高級メロンを盗んだのです。テンコが駆けつけるとカズラーがやって来て「はじめにあったメロンの数がわかったら返してもいい」と言います。
「はじめにいくつかあって、28個盗まれて、残りが5個」・・・。テンコは得意のテープ図で表そうとしますが、どう書けばいいのか悩んでしまいます。

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さんすう犬ワン 「図であらわせる?~たしざんとひきざん~」
〈 Eテレ 19(月) 午前9:10~9:20 〉
〈 Eテレ 26(月) 午前9:10~9:20 〉(再)

投稿者:番組制作スタッフ | 投稿時間:11:30 | カテゴリ:番組紹介 | 固定リンク
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スマホ・リアル・ストーリー「たった一言のちがいが・・・」 授業リポート


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スマホ・リアル・ストーリー は、実際にスマホを持った小学生たちのリアルな体験を、ドラマ仕立てで紹介する番組です。2014年11月21日(金)、神奈川県川崎市立はるひ野小学校5年5組で、スマホ・リアル・ストーリー「たった一言のちがいが・・・」 を使った授業が行われました。

★ 自分の思いを正確に相手に伝えるのは、難しい 

授業が始まると、担任の栗栖里加先生は子どもたちに「みんな毎日いろいろな方法で、周りの人とコミュニケーションをとっているよね。言葉によるコミュニケーションって、どんなものがあるかな?」と尋ねました。「会話」「ファックス」「手紙」「電話」「メール」・・・と、さまざまな声があがります。「じゃあその中で、トラブルが起きたことはある?」。すると子どもたちは自分の体験を振り返りながら、「嫌な言葉を言われた」「思ったことをなかなか言葉にできかった」と答えていきました。

ここで先生は黒板に、今日のめあて〈言葉によるコミュニケーションで気をつけることや心がけることを考えて実行していこう〉と書いた紙をはり、テレビをつけました。

===【スマホ・リアル・ストーリー「たった一言のちがいが・・・」あらすじ】===
6年生の凛は、無料通話アプリで友達とおしゃべりをするのが大好き。今日は仲よし4人組で愛花の家で遊びました。帰ると早速、無料通話アプリでおしゃべり。みんなが楽しかったと盛り上がっているところに、凛も「愛花のうち、よくなくなかった」と書いて送信しました。するとそのとたん、3人からの書き込みがなくなります。そして次の日、凛は学校で3人から無視されてしまいます。
=========

視聴中、子どもたちは真剣にテレビに見入っていました。凛が3人から無視される場面では、「うわー」と言ったり、顔をしかめたりしていました。
視聴後、「3人が凛にしたことは、いじめだと思う」「自分の伝えたいことを言葉にするのは難しい」といった感想が発表されました。

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投稿者:デジタル教材スタッフ | 投稿時間:10:00 | カテゴリ:授業リポート | 固定リンク
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学ぼうBOSAI シリーズ 阪神・淡路大震災 いのちのリレー「どんなときも助けたい~災害医療 山田太平さん~」 (1/15ほか)


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1995年に起こり、6434人の命を奪った阪神・淡路大震災。学ぼうBOSAI  シリーズ「阪神・淡路大震災 いのちのリレー」 では、この震災の経験を生かして防災の現場で活躍する人の姿を伝えます。

今回の主人公は、兵庫医科大学・救命救急センターの医師・山田太平(たいへい)さんです。
山田さんは、救命・救急医療の現場で働きながら、災害が起きた時に被災した患者の治療を行う「災害医療」の活動を行っています。
いま医療現場では、阪神・淡路大震災での反省を生かし、災害時に適切な医療活動を行える体制作りが進められています。想定しないことが次々と起こる災害現場。山田さんは災害を想定した訓練を重ねながら、あらゆる場面を想定し、どうすれば適切な治療ができるのかを具体的に考えていきます。

 “どんなときでも、一人でも多くの命を救う”。その志を胸に、災害医療に取り組む山田さんの姿を伝えます。


学ぼうBOSAI  シリーズ 阪神・淡路大震災 いのちのリレー 「どんなときも助けたい ~災害医療 山田太平さん~」
< Eテレ 15(木) 午前9:30~9:40 >
< Eテレ 18(日) 午後6:30~6:40 > (再)

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人生デザインU-29「孕石修也~学習塾 塾長」 (1/12ほか)


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“自らの人生をデザインしようと奮闘中の29歳以下代表”の姿を描く番組 人生デザインU-29 。今回の主人公は、愛媛県松山市で学習塾を経営している、孕石修也(はらみいし・しゅうや)さんです。

孕石さんは、現在24歳。大学4年生で塾を開き、一人で切り盛りしています。みんなからハラミと呼ばれ親しまれています。
ハラミの塾の特徴は、とにかく自由なこと。通う子は中高生が中心で、カリキュラムも独自の教材もなく、学習する内容は自分で決めます。ハラミが大切にしているのは、子ども一人ひとりと向き合ってとことん話すことです。勉強のわからないことだけでなく、生活のちょっとした悩みから恋愛相談まで、すべて受け止めています。

今ハラミが気にかけているのは、中学1年生のシュンくんです。この塾の自由な雰囲気が好きなシュンくん。しかし集中力が続かないため、長い時間かけてもなかなか勉強がはかどりません。そんなシュンくんを、はがゆい気持ちで見守るハラミ。シュンくんの意思を尊重しようと、注意したい思いを必死で抑えますが、とうとう我慢できなくなってしまいます・・・。

「自分のことを自分で決める人になってほしい」と願いながら、どうすることが本人のためになるのか、悩むハラミ。若き塾長の姿に密着します。

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人生デザインU-29  「孕石修也~学習塾 塾長」
〈Eテレ12 (月) 午後7:25~7:50 〉
〈Eテレ19 (月) 午後11:25~11:50 〉  (再)

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スーパープレゼンテーション「わが娘マララへ 父と娘の物語」 (1/14ほか)


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世界が注目するアメリカのプレゼンイベント「TEDカンファレンス」。会場には文化・芸術・科学・ITなどの最先端を行く「いま世界を変えようとしている人たち」が次々と登場し、エネルギーと驚きに満ちた渾身のプレゼンを披露していきます。スーパープレゼンテーション は、そのプレゼンの様子を、日本語字幕付きで紹介する番組です。

14(水)のスピーカーは、 教育者のジアウディン・ユスフザイさん。2014年にノーベル平和賞を受賞したパキスタン人の少女、マララ・ユスフザイさんのお父さんです。

マララさんは女子教育の重要性を訴え、史上最年少でノーベル平和賞を受賞しました。その姿は、世界中から注目されています。
そんな彼女を陰で支え、励まし続けているのが、父親のジアウディンさんです。
男性優位の社会で、女子を受け入れる学校を自ら開設したジアウディンさん。マララさんは、そんな父親の勇気を受け継いで学業に励み、ある日、イスラム過激派の銃撃を受けてしまいます。
「マララが命をねらわれたのは、私のせいではなかったか?」と悩んだというジアウディンさん。娘マララさんへの思いを語ります。


スーパープレゼンテーション 「わが娘マララへ 父と娘の物語」
〈Eテレ 14(水) 午後10:00~10:25〉
〈Eテレ 19(月) 午前0:45~1:10〉= 18(日)深夜  (再)
〈Eテレ  21(水) 午前6:00~6:25 〉   (再)

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クローズアップ現代「不登校12万人のかげで~広がる子どもの睡眠障害~」 (1/8ほか)


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最近の社会世相問題や注目のトレンドなどを、ドキュメンタリーと解説者のトークを絡めてお伝えする情報番組 クローズアップ現代 。今回のテーマは「子どもの睡眠障害」です。

去年文部科学省が行った調査で、不登校の子どもが6年ぶりに増加し、12万人にのぼることがわかりました。また不登校の子どもを対象とした調査では、不登校のきっかけとして、3人に1人が「睡眠など生活リズムの乱れ」をあげているそうです。
ゆとり教育からの揺り戻し、部活や塾の長時間化、ゲームやスマホの浸透など、子どもを取り巻く環境はここ数年で変化しています。その影響も受けて、子どもの睡眠不足が深刻になっているのです。
「午前中から眠くてしかたがない」と答えた小学生は3割を超え、心身に変調をきたす子どもも急増しています。睡眠不足が子どもの脳に悪影響をもたらすメカニズムは解明されつつあり、子どもの生活環境の改善の重要性が叫ばれています。その一方で、治療にあたる医療現場からは、子どもが退院しても再び悪化するケースが後を絶たないという声もあげられています。

子どもたちの眠りをいかに守り、不登校を減らしていくのか・・・。
学校と地域ぐるみで不登校を減少させた取り組み事例も交えながら、子どもの睡眠障害がもたらす深刻な影響と、その解決策を探ります。

スタジオゲストは、国立精神・神経医療研究センター客員研究員の白川修一郎さんです。

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クローズアップ現代 「不登校12万人のかげで~広がる子どもの睡眠障害~」
< 総合 8(木)午後7:30~7:56  >
< 総合 9(金) 午前0:10~0:36 >= 8(木)深夜  (再)

投稿者:番組制作スタッフ | 投稿時間:13:40 | カテゴリ:番組紹介 | 固定リンク
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ストレッチマンV「桃色怪人ももクーガー」 (1/8ほか)


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ストレッチや遊びを通して体を動かす楽しさを伝える番組 ストレッチマンV(ファイブ) 。今回はストレッチマン・レッドが、秋田県立比内養護学校かづの分校で「桃色怪人ももクーガー」と戦います。

ストレッチマンの4人は、4人分しかない桃の缶詰を、レッドがいない間にこっそり食べてしまいます。するとそこにレッドが!そして自分も食べたかったと悔しがり、桃を食べるために秋田県に向かいます。
もぎたての桃を食べて、大満足のレッド。そこに基地から、秋田に「桃色怪人ももクーガー」が現れたという連絡が入ります。秋田の桃をもっと有名にするため、必殺武器の「桃手裏剣」を人に浴びせて仲間を増やすというのです。
子どもたちが危ない!レッドは得意のギャグ攻撃で怪人と戦いますが、怪人の方が一枚うわてで・・・。
かづの分校のヒーローである「かづの戦隊リンゴレンジャー」も登場しますよ!お楽しみに!

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今回の感覚遊びは「どうぐでとろう」。トングや火ばさみを使って、床に置いてあるいろいろな物を取ります。みなさんもぜひ挑戦してみてください!

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ストレッチマンV  「桃色怪人ももクーガー」
〈Eテレ 8(木) 午前9:20~9:30〉
〈Eテレ 15(木) 午前9:20~9:30〉  (再)

 

投稿者:番組制作スタッフ | 投稿時間:16:45 | カテゴリ:番組紹介 | 固定リンク
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学ぼうBOSAI シリーズ 阪神・淡路大震災 いのちのリレー「人と人のつながりこそが防災~障害者支援 八幡隆司さん~」 (1/8ほか)


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1995年に起こり、6434人の命を奪った阪神・淡路大震災。学ぼうBOSAI  シリーズ「阪神・淡路大震災 いのちのリレー」では、この震災の経験を生かして防災の現場で活躍する人の姿を伝えます。

今回の主人公は、NPO法人「ゆめ風基金」の八幡隆司(やはた・たかし)さんです。
八幡さんは、これまで31の被災地で障害者の支援を行ってきました。その活動の原点は、阪神・淡路大震災での経験。八幡さんは、助けを求められない障害者が、災害の時に真っ先に孤立する現実を目の当たりにしたのです。

「災害が起きたとき、障害者が孤立しない社会にしたい」。震災後八幡さんは仲間と共にNPO法人を立ち上げ、それ以来被災地の障害者の支援を続けています。その中で確信したことは、「防災とは、普段からの人と人とのつながりの中にある」ということ。日常から障害者と健常者がつながりを持つことが、一番の防災になる。その信念のもと障害者の支援を続ける、八幡さんの活動を見つめます。


学ぼうBOSAI  シリーズ 阪神・淡路大震災 いのちのリレー 「人と人のつながりこそが防災 ~障害者支援 八幡隆司さん~」
< Eテレ 1/8(木) 午前9:30~9:40 >
< Eテレ 1/11(日) 午後6:30~6:40 > (再)

投稿者:番組制作スタッフ | 投稿時間:10:00 | カテゴリ:番組紹介 | 固定リンク
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