2010年08月24日 (火)放送教育研究会全国大会 校内放送分科会 (8/9)
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こんにちは。スタッフのいちたにです。8/9(月)、国立オリンピック記念青少年総合センターで、放送教育研究会全国大会の第8分科会「校内放送によるメディア活用能力の育成」に参加しました。
この分科会では、二人の先生が、それぞれ自校の校内放送活動について発表しました。
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前半は、岩手県立岩谷堂高校の菊地達哉先生による「毎日、放送する。」という提案です。
岩谷堂高校の放送委員会は、毎日昼休みの時間に、「お知らせ~ニュース&天気予報~もう一度お知らせ」というサンドウィッチ状の構成で、10分~15分の放送を行っています。大事な情報は「お知らせ」の部分。「○○委員は、○時○分に○○室に集まってください。」などの告知を行います。正しい時刻・場所に委員が集まっていれば、校内放送としての役割を果たしていることになります。また、ニュースの部分は、部活動の試合結果やイベントのリポートです。運動部の試合は土日に開催されることが多いので、事前に分担を決めて取材し、リポートを書きます。放送日前日までに、菊地先生のところに原稿が届き、当日の午前中に放送原稿の形に整えます。放送中は、放送室の扉を開けておくので、通りがかりの人の反応を確かめることもできます。毎日、放送を続けることで、学校全体のふんいきもよくなっていくそうです。
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菊地先生の報告の冒頭では、分科会に参加した先生方と菊地先生の前任校・岩手県立盛岡第一高校の卒業生による校内放送の実演も行われました。「呼び出し放送」などのネガティブな放送ではなく、学校全体を良くしていく毎日の放送に校内放送指導の醍醐味があるという菊地先生のメッセージに、参加した先生方も共感したことと思います。
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後半は、福岡市立香椎第3中学校の三宅律子先生が、「番組作りを楽しむ放送部の活動」という題で提案しました。
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香椎第3中学校の放送部は、毎日3回、朝・昼・帰りの放送に加え、校内・地域のイベントの司会や、年間5本~7本の番組作りなど、幅広く活動しています。特に、番組作りの活動では、生徒たちが弁当を自分で作ってくる全校イベント「手作り一膳」の前に、おいしく栄養豊かな弁当の作り方を紹介するビデオ作品や、新入生のための学校紹介ビデオ、放送部勧誘のためのラジオ&ビデオ番組など、年間を通じてたくさんの作品を作っています。
作品を作る過程では、放送部のみんなでわいわい言いながら意見を出し合います。また、全校集会で上映したビデオについて生徒たちに感想を書いてもらったり、完成した作品をお礼状といっしょに取材先に届けたりと、「番組を作った後のフォロー」も欠かしません。
番組のテーマを決めるときは、「生徒の生の声を生かす」「生徒が盛り上がる話題」「取材先が複数思い浮かぶ」ということを大事にしているそうです。いずれも、私たちがNHKの番組の企画を考えるときの発想と共通していて、基本は同じなんだなぁと感じました。
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二人の先生の発表を聞いた後、数人ずつグループになって、二つの実践のよさや、校内放送活性化のポイントを話しあいました。「毎日続けることの効果」「取材・撮影・編集の場数を増やして経験値を上げる」「放送した番組について校内・校外から感想をもらってその次に生かす」「先生は何もしていないようでいて、足りないところをフォローしている」「先生→生徒だけではなく、生徒⇔生徒という形でノウハウが受け継がれ、磨かれていく」「生徒も先生も楽しくとりくんでいることが、番組の仕上がりのよさにつながっている」など、活発に意見が交わされました。
香椎第3中学(三宅先生)と岩谷堂高校(菊地先生)の校内放送には、それぞれ特徴やよさがあり、校内放送活動の広がりや奥深さを感じました。NHK杯全国放送コンテストでも、三宅先生や菊地先生が指導した生徒たちが上位入賞を果たしています。毎日の活動が積み重なって、コンテストの結果につながっていく、ということがよくわかりました。校種の枠をこえて集まった先生方も、それぞれ、自分の学校の放送活動に生かせるヒントを得たようです。今後も機会があったらこういう場を作って、みんなでわいわい話しあえるといいなと思います。
投稿者:番組制作スタッフ | 投稿時間:12:05
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