2017年02月28日 (火)おはなしのくに「うらしまたろう」 柄本時生さんにインタビュー!


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おはなしのくに は、一流の語り手が、古今東西の物語を魅力的に読み聞かせる国語番組です。3/6(月)は、日本の昔話「うらしまたろう」をお届けします。語り手を務める俳優の柄本時生(ときお)さんに、お話を伺いました。

漁をしながら年老いた母と暮らしていた浦島太郎は、ある日子どもたちにいじめられている子亀を助けます。翌日太郎のもとに大亀がやってきて、子亀を助けてくれたお礼にと、太郎を海の底の竜宮城へと連れていきます。そこには乙姫がいて、魚たちの踊りや豪華な料理で太郎をもてなします。
楽しさに時がたつのを忘れる太郎ですが、しばらくして、一人残してきた母を思い、村へ帰る決心をします。そんな太郎に乙姫は、「決してふたを開けてはいけませんよ」という言葉とともに玉手箱を渡します・・・。結末が心に残る、おなじみの昔話です。

――おはなしのくに「うらしまたろう」の収録をして、いかがでしたか?

楽しかったです!出演者がぼくだけなので、浦島太郎、乙姫、亀などを演じました。一人で全部演じるのもいいですね。演じ分けで特に気を付けたことはありませんが、声は聞いて違いがわかるように心がけました。
おはなしのくに は26年も続いているそうですね。今回改めて「おはなしのくに~♪」というオープニングソングを聴いて、「あー、あの番組!」と懐かしく思い出しました。
こういう番組が長く続いているのはすごく意味があると思います。基本的にセットもシンプルだから、撮り方は昔からそんなに変わっていないんじゃないのかな。ホームページで過去の回を公開しているということなので、どんな感じなのか見てみたいですね。
※ おはなしのくにの100冊 では、これまでに放送してきた過去の番組を見ることができます。

――柄本さんは、子ども向け番組に本格的に出演するのは、今回が初めてだそうですね。

はい。今回の収録で、子ども向けの番組の難しさを感じました。あまり大人になっちゃうと恥ずかしさが出て、浦島太郎を演じようと思わない気がします(笑)。だから今回こういう機会をいただいて、よかったと思っています。

――「うらしまたろう」というお話については、いかがですか?

実はこの話をあまり覚えていなかったのですが、今回改めて読んで、悲しい話だなと思いました。
例えば竜宮城のシーン。太郎は時がたつのを忘れるほど至福の時を過ごします。演じていて、乙姫様と魚たちに接待されてそんなに幸せだなんて、地上に友達がいないのかな、悲しいヤツだなって思っちゃって。きっと地上で楽しいことがない分、竜宮城で幸せを感じちゃったんだろうなって。あげくには地上に戻ると300年もたっていて・・・。運もないヤツだなって、悲しいを通り越しておかしくなっちゃいました(笑)。
収録中ディレクターから、ぼくが演じた太郎は“へたれ”な感じがいいと言われました。意識して演じたわけではないのですが、太郎のいい雰囲気が出せていたらうれしいですね。

独自の感性で“へたれ”な太郎を演じた柄本さん。柄本さんの演じる、さびしさの中にもどこかおかしさの漂う「うらしまたろう」に、どうぞご期待ください!

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おはなしのくに 「うらしまたろう」
〈Eテレ 3/6(月) 午前9:00~9:10〉
〈Eテレ 3/13(月) 午前9:00~9:10〉(再)

投稿者:デジタル教材スタッフ | 投稿時間:12:10

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