2014年07月04日 (金)日本科学未来館で「キミなら何つくる?」&「考えるカラス」のワークショップを開催!


140704ws1.JPG

日本科学未来館(東京都江東区青海)では、新規コーナー「“おや?”っこひろば」をオープンしました。ここでは キミなら何つくる?考えるカラス~科学の考え方~ に登場した工作や実験を、ワークショップ形式で子どもたちに体験してもらうことができます。2014年6月21日(土)、そのオープニング記念ワークショップが行われ、それぞれ40名ほどの親子が参加し、番組開発に携わってきた先生方とともに楽しい活動を展開しました。

★ 「キミなら何つくる?」~自由な発想で、作ってみよう!

会場には、幼児から小学校中学年までの子どもたちと親が集まりました。「キミなら何つくる?」の番組の制作にご協力いただいている辻政博先生(帝京大学教育学部専任講師)と三澤一実先生(武蔵野美術大学教職課程教授)が、みんなに薄い大きな紙を見せて「この紙を使ってどうしたい?」と尋ねると「飾りつけをしたい!」「ちぎって風になびかせたい!」と元気な声がいっぱい上がりました。早速作り始める子どもたち。お父さんやお母さんは助手として、その活動を応援します。

紙を細かく裂いたり、色紙や色テープを紙に貼り付けたり。自分の顔よりも大きなバラの花を作る子や、紙で作った帽子やマントを身につけてヒーローになる子もいます。子どもたちは身近な材料の「紙」に触って、思いついたことをどんどん試しながら、一人ひとり違う紙の作品を作っていきます。とても楽しそう!出来上がった作品は、天井からつるしたり、壁にはったりして、自由に展示します。発想が自然と広がる中で、作品の新しい見せ方も発見できたようです。会場はあっという間に、カラフルでステキな空間に変身しました!

140704ws2.JPG 140704ws3.JPG

作るのが終わると、グループに分かれてお互いの作品を鑑賞しました。
天の川と流星群を作った子は「天の川の細かい様子を作るのが大変でした。でもいいものができてよかったです!」と、笑顔で作品を紹介。ほかにも、地球を飛び出すロケット、大きなてるてる坊主、色とりどりのキャンディー、虹とお花畑 などなど・・・。鑑賞する人は説明を聞き「すごーい!」「すてきだね!」と感心していました。
ワークショップが終わり感想を聞くと、子どもたちは「とても楽しかった!」「図工っておもしろい!」と満面の笑み。お父さんやお母さんは「子どもと、アイデアが生まれる瞬間を共有できてうれしかったです!」「ほかの子の作品も鑑賞できておもしろかったです。子どもの発想力ってすごいですね」と話してくれました。

140704ws4.JPG 140704ws5.JPG

★ 「考えるカラス」~実際に実験をして、自分なりの仮説を立ててみよう!~

このワークショップの対象は小学3年生以上です。
まず、塩瀬隆之先生(京都大学総合博物館准教授)と一緒に、テレビで 考えるカラス#2の「蒼井優の考える練習」問題編を見ました。番組では蒼井優さんが、お盆の上に風船を置いて手を離すという実験をします。先生はここでビデオを止めて、みんなで結果を予想しました。
① お盆が先に落ちる ②一緒に落ちる ③お盆は落ち、 風船は上がる
いったいどうなるのでしょう?解答編のVTRを見ると正解は②。「やったあ!」という声があがりました。

140705ws6.JPG 140705ws7.jpg

ここで、大人と子どもに分かれて、番組と同じ実験に挑戦します!お盆の上に風船を置いて落とすと・・・「本当に一緒に落ちた!」と感激の声が。「風船がお盆の風に引っ張られるからかな」「お盆が風船をガードしているんじゃないかな」と、子どもたちから次々に仮説が飛び出します。

 140704ws8.JPG

そこで、自分の考えた仮説が正しいのか、いろいろな道具を使って確かめていきます。みんなの前には、大きな風船、小さな風船、大きいお盆、小さいお盆、ペラペラのお盆などが準備されています。それぞれが好きな道具を選んで思い思いの実験を始めていきます。実験する時に大事なことは〈そろえること〉と〈比べること〉。条件をそろえたうえで、いろいろな物で試していくのです。
ある子は、大きい風船と小さい風船で実験したところ、両方ともお盆と一緒に落ちました。そこでスタッフに「穴の開いたお盆はありますか?」と質問していました。なぜなら「お盆の周りに膜のような物があるんだと思う。だから、お盆に穴が開いていても風船は一緒に落ちる」と予想したのです。
あるお母さんは「お盆を上にあげると風船も上に、横に動かすと風船も横についてくる!」ということを発見しました。スタッフによるスペシャル実験もあり、会場はおおいに盛り上がりました。

140704ws9.JPG 140704ws10.JPG

始めは正解が②だと知っただけで、わかった気になっていた参加者たち。でも自分でいろいろな実験をするうちに、風船とお盆が一緒に落ちた理由がわからなくなってきたようです。塩瀬先生は「正解を聞いて納得するのではなく、実際に自分でやってみていろいろ考えてみることが大事です」と話し、みんなはうなずいていました。
番組をきっかけに、多彩な活動が展開した今回のワークショップ。子どもたちの発想力のすばらしさに驚かされた、とても楽しいひとときでした。

※日本科学未来館 の「“おや?”っこひろば」では、「キミなら何つくる?」と「考えるカラス~科学の考え方~」のワークショップを行っています。詳しくは 日本科学未来館ホームページ をご覧ください(NHKのサイトを離れます) 

投稿者:デジタル教材スタッフ | 投稿時間:10:00

トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲