熊野灘


 

紀伊半島東部に広がる熊野灘。リアス式と呼ばれる複雑な海岸線には険しい断崖が続き、人が立ち入らない島々は鳥たちの楽園です。黒潮の影響を受けて集まる魚たちが鳥たちの大切な食べ物になっています。冬でも多くの鳥がくらす熊野灘沿岸を訪ねます。

 

紀伊半島東部に広がる熊野灘の北部沿岸はリアス式と呼ばれる入り組んだ海岸線が続く。 激しい波と風に削られて高さ70mもの断崖が作られた。 bandai07.jpg (9114 バイト)
険しい断崖が続き人が立ち入らない沿岸は鳥たちの楽園です。写真はミサゴ。 鳥たちにとって入り江の浅瀬が絶好の餌場。 bandai09.jpg (8107 バイト)
熊野灘には暖流黒潮の一部が流れ込む。岩場の裂け目にいるのはイセエビ。 海岸には5月に花をつけるはずのツツジが咲いていました。冬も暖かな熊野灘ではよく季節はずれの花が咲きます。

 

(語り)

館野 直光アナウンサー

(取材地・取材時期)

●取材地
三重県南部(南島町・紀伊長島町・海山町・尾鷲市・熊野市)
JR紀勢線および国道二六〇号線沿いの沿岸部
島々に行くためには釣り船をチャーター
●取材時期
2000年12月18日〜12月28日
(登場する地形、生き物、植物) ●リアス式海岸、熊野酸性岩の作り出した海食崖・海食洞
●鳥(カワウ・ゴイサギ・ミサゴ・ヒドリガモ・カモメ・メジロ他)
●魚(アジ・カマス・ミナミハコフグ・ツノダシ・イセエビ)
●花(モチツツジ・ヤブツバキ)
(担当者番組アピール) 冬の熊野灘の沿岸部は越冬のためやって来る冬鳥、一年中この地で暮らす鳥が入り交じり沢山の種類の鳥たちを見ることができます。また黒潮の影響で暖かく取材期間中に季節外れの花が多く咲いていました。鳥の住む島はほとんどが無人島で、チャーターした釣り船から機材を持って上陸するのが一苦労でした。