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放送 2014年1月2日 8時10分〜9時39分

南北3000キロメートルに及ぶ日本列島。至る所で川が流れ、周囲を海が取り囲む、水豊かな国です。その水の源は天からの贈り物。四季折々、雨や雪など様々な姿形でもたらされ、大地を潤していきます。水はたくさんの命をはぐくみ、私たち人も水に寄りそって生きてきました。番組ではかけがえのない『水』をテーマに、貴重なアーカイブス映像の中から、珠玉の映像を選りすぐり、様々な分野で活躍する方々が語る『水』への思いを交えながら、『源』『渚』『里』『再』の4つのテーマに沿って、多彩な表情を見せる日本の水辺を紹介します。




出演



南果歩さん(女優)


三國清三さん(フランス料理シェフ)


野田知佑さん(作家)


夢枕獏さん(作家)


夏川りみさん(歌手)


中村征夫さん(水中写真家)



番組内容


第一章 「源」










富士山

日本の最高峰・富士山は『水の山』とも呼ばれています。その名が示すとおり、麓の至る所で大量の水が湧き出しています。昔から周辺のくらしも潤してきた豊かな富士山の源を訪ねます




北海道 落石岬

北海道東部にある落石岬には流れ込む川や湧き水がありません。しかし岬にはアカエゾマツの森や湿地が広がります。そこには海からもたらされる独特の気象が関係しています。



北アルプス

3000メートル級の山々が連なる北アルプス。ひと冬に多い所で30メートルの積雪を記録する国内有数の豪雪地帯です。雪を源にする水の力が長い年月をかけて作り上げた自然の造形を紹介します。




北海道 斜里川

北海道知床半島の付け根を流れる斜里川。夏、サケの仲間・サクラマスの大群が押し寄せます。上流に広がる産卵場所を目指して滝越えに挑みます。水の源は、命を育む源にもなっています。



紀伊半島・熊野

紀伊半島・熊野にある落差133メートルを誇る那智の滝。天から落ちてくるかのような荘厳な姿に、古来より人は神の姿を見てきました。滝は熊野那智大社のご神体として、今も多くの人々から崇められています。



第二章 「渚」








積丹半島の落ち葉だまり

北海道の西部、日本海に面した積丹半島、断崖が連なる積丹半島は、海と森が出会う渚。森の養分が海藻の森や魚を育んでいます。しかし、そのほかにも森の恵みが海の生きものを育んでいるのです。森の恵みが海の生きものを育む積丹半島を訪ねます。


有明海の干潟

九州の中央部にある内海、有明海。遠浅の海が広がる。干満の差が日本最大の有明海は、干潮時に日本最大の干潟が現れる。干潟は、ムツゴロウなどユニークな生き物がたくさんあります。




志摩半島の潮だまり

紀伊半島の東側、太平洋に面した断崖が続く志摩半島の渚は、ごつごつと凹凸の多い海岸です。干潮時には海水が岩のくぼみに取り残され、水たまりが出来ます。ここが小さな生きものにとって天国のような場所になっています。



沖縄のサンゴ礁

青い海と白い砂浜が続く沖縄の渚。そこには、様々な形をしたサンゴや色とりどりの魚たちが見られます。渚は人々に海の向こうへのあこがれの気持ちを抱かせ、多くの物語や、歌を生み出してきた沖縄の渚を訪ねます。



第三章 「里」








栃木 喜連川丘陵

関東平野北部にある栃木県喜連川丘陵。昔ながらの里山の風景が残されています。春、水を張った田んぼには繁殖期を迎えたカエルたちが集結。周辺の雑木林にはカエルを狙うタカもやってきます。多くの生きものたちを育んできた里山の姿を紹介します。


徳島 吉野川

四国有数の大河・吉野川に毎年全国から子どもたちが集まります。作家・野田知佑さんが校長を務める『川の学校』です。子どもたちは泳いだり、潜って魚を獲ったり、水を感じながら自由に遊びます。雄大な自然に抱かれながら成長する子どもたちの姿を紹介します。



北海道 宮島沼

北海道宮島沼は国内最大のマガンの経由地。増え始めたのは30年ほど前。周辺の沼が開発で埋め立てられたのがその要因のひとつです。それに伴い、近くの畑では被害が相次いでいます。時代と共に変化する里の水辺を紹介します。



東京湾

東京湾は3000万人がくらす世界でもまれな水辺です。昔から人々の暮らしと共にあり、昭和40年代には工業排水などが流入し『死の海』となった東京湾。しかしそこには過酷な環境の中で生き抜く生きものたちの姿がありました。



第四章 「再」

東日本大震災で大きな被害を受けた、東北の水辺の今を伝えます



阿武隈川の鳥たち

宮城県南部、阿武隈川の河口域にある水辺は、鳥たちの楽園でした。震災後、自然環境も大きく変わり、鳥たちの姿も減ってしまいました。まだまだ以前の姿にはほど遠い阿武隈川の河口。さらに防潮堤の工事などが加わり、自然環境は大きく変化し続けています。


三陸海岸の海草

東北地方の太平洋側にある三陸海岸は、世界でも有数の多様な生態系をもつ場所として知られていました。しかし震災後がれきが流れ込み海の生態系を保つために大きな役割を果たしていた海藻の森が失われ、そこに暮らしていた魚たちの姿がなくなってしまいました。震災後三陸の海のガレキ撤去を続けてきた佐藤寛志さんの目を通して、三陸の海の変化を見つめます。




情報

語り 登坂淳一(とさか じゅんいち)アナウンサー
村上 里和(むらかみ さとわ)アナウンサー
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