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長く厳しい冬に閉ざされる北海道。4月、雪解けが一気に進み、ようやく遅い春が訪れます。札幌の東の森、石狩川河口近くの湿地、旭川郊外の山を舞台に、フクジュソウやミズバショウ、そして、カタクリなどのかれんな花々が一気に彩る北の大地の春を描きます。

番組内容

野幌の森

札幌市の東部に面積およそ2000haの広大な森があります。北海道開拓時代の面影を残す野幌(のっぽろ)の森です。

フクジュソウ

雪解けが進んだ地面から、森で最初の花・フクジュソウが顔を出しました。

ミズバショウ

北海道一の大河・石狩川の河口近くの湿地では、ミズバショウが一斉に花をつけます。

カタクリ大群落

北海道の中央部・旭川市郊外の突哨山(とっしょうざん)は日本最大級のカタクリ群生地です。雪が消え、南向きの斜面は紫色に染まります。

カタクリ

カタクリをはじめとした小さな植物たちは、木々が葉を茂らせ、日差しを遮るまでの短い間に花を咲かせます。かれんな姿とはかない命から「春の妖精」と呼ばれています。

情報

語り 上野 速人(うえの はやと)NHKアナウンサー
取材時期 2005年4月下旬〜5月上旬
取材地 野幌森林公園(札幌市・江別市)、石狩川河口(マクンベツ湿原/石狩市)、突哨山(旭川市)
交通手段 ◇野幌森林公園まで、JR新札幌駅からバスで10分。「文教台南町」もしくは「大沢公園入口」下車。
◇石狩川河口・マクンベツ湿原まで、札幌中央バスターミナルから「札幌厚田線」で約50分「矢臼場」停留所下車。
◇突哨山まで、旭川市より国道40号線を比布町方面に向かい車で30分。
※取材した場所は突哨山の中の「男山自然公園」です。
より詳細な情報の入手先と参考文献 ◇野幌森林公園について
自然ふれあい交流館 TEL : 011−386−5832
◇マクンベツ湿原について
石狩観光協会 TEL : 0133−62−4611
◇突哨山について
男山株式会社 TEL : 0166−48−1931
◇北海道の花
鮫島惇一郎・辻井達一・梅沢俊 著 北海道大学図書刊行会
◇続・北海道の植物
谷口弘一・三上日出夫 編 北海道新聞社
◇自然ガイド 野幌森林公園
村野紀雄 著 北海道新聞社
登場する植物
  • フクジュソウ
    高さ数10cmの多年草。明るい広葉樹の林で見られ、日中、花を開きます。
  • ミズバショウ
    冷涼な気候で湿地や水辺に生える多年草です。白い花弁のようなものは葉が変化したものです。
  • カタクリ
    高さ10数cmになる多年草。広葉樹林の明るい場所に生えます。
  • エゾエンゴサク
    高さ10数cmになる多年草。色は青や紫が代表的ですが、赤や白のものもあります。
  • キクザキイチゲ
    セリやシュンギクに似た葉と白か薄紫の花が特徴的です。多年草。
  • ナニワズ
    高さ数10cmほど。夏に落葉する小低木です。夏に葉がなくなることから「ナツボウズ」と呼ばれます。
登場する動物
  • エゾアカガエル
    海岸に近い平地、森林や草原にすんでいます。雪解け直後の4月から5月にかけて繁殖します。日本では北海道だけに生息しています。

取材日記





取材で訪れた札幌市郊外の野幌の森や石狩川河口、そして旭川市の突哨山には多くの観光客が訪れていました。フクジュソウやミズバショウ、カタクリなどの花を愛でながら、ハイキングや写真撮影に興じる。そんな待ちに待った春を十二分に楽しむ姿に出会いました。番組に登場する植物も、長く厳しい冬を耐え、待ちわびた春に一気に活動します。フクジュソウの黄。ミズバショウの白。カタクリの薄紫。北海道の春は色とりどりの花の季節であり、私たちの目を楽しませてくれます。 大草原のパノラマが楽しめる夏や味覚の秋、そしてウィンタースポーツの冬。北海道には四季それぞれの楽しみ方がありますが、「花」の季節である「北の大地の春」もお楽しみください。
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